縦走用に原付二種のスクーターを導入した  
縦走用お助けバイク2号機(BENLY 110 PRO)



2014年12月作成
とうとう、縦走用に2号バイク買ってしまいました。^^
夏休みに飯豊連峰を縦走した後、来年は朝日連峰辺りかな?と考えるようになりました。
それで山と高原地図の朝日連峰をダウンロードしてルートをチェックしてみると自転車と電動バイクそれから公共交通機関をフルに活用しても縦走は物理的に無理っぽい感じで。。。
だからと言ってタクシーを使うのは、かなりの抵抗感がありますし。
しょうがないので丸2年、家で眠っていたオフロードバイクを引っ張り出そうと思いました。
しかし、このバイク、荷物が全く積めないので登山の補助には、あまり向かないのです。
それじゃ〜この際、登山に適したバイクに換えちゃった方がいいなと思い、購入に至ったのです。





車種選び
私が考える登山(縦走)に適したバイクとは積載力(荷物が沢山積める)があって車(トランポ)に積み易い事が最低条件でした。
後、維持費が安く買い物とかの普段使いが出来れば最高ですかね。
勿論、車の流れに乗れる最低限のパワーも必要です。
となると1番近いのが原付二種で大きめのキャリアが搭載出来るバイクになります。
真っ先に思い付いたのがカブ110の派生モデルのクロスカブでした。
ただ、カブ系バイクは漏れなくチューブタイヤなのでNGです。
私は以前、オフロードバイクで林道を走る事が1番の趣味だったので2、3ヶ月置きにバイクのタイヤ交換を自分でやっていてパンク修理やチューブ交換は出来るのですが出先でやるのは、あまり気が進みません。
スペアーチューブやタイヤレバーなど余計な備品を携行するのも気が重いですね。
パンクなんて滅多にするものでは、ありませんが不安要因は極力減らしたいのでクロスカブは選択肢から外れました。
で、ネットをウロチョロしていてベンリィ110と言うスクーターが目に入ったのです。
確かベンリィとはビジネスバイクでスクーターじゃなかったと記憶していましたが約3年前にフルモデルチェンジして今の形に生まれ変わったそうです。
偶然ですが2011年の秋に行った東京モーターショーになんちゃって感、漂うwアドベンチャースクーターと小洒落たカントリー調スクーターが出展されていたので画像を写していました。(表紙の画像)
元々、現在のベンリィはヤマハのギアと言うスクーターのパクリだそうです。^^
ここまでパクっていいのかよって位、真似しています。w
ギアが無骨な男っぽいデザインに対してベンリィは丸みのある女性的なデザインですがコンセプトは全く一緒です。
でも、残念な事にギアは原付一種しか無いんですよ。
ギアの原二があれば選択肢が増えたと言うか迷う事になったかも知れませんね。

※後輪の位置が死角になって把握し辛いため車への積載は難しかった。(特に降ろす作業)





ベンリィ110より使えるバイクは存在しない
本来、縦走登山のお助け用バイクとして購入したベンリィ110プロですがこのコンテンツを作る前までに2回ほど自走登山で使っています。
それが自分的には、かなり良かったです。(疲れ難かった)
と言うのもこのバイク、ロングツーリングもキャンプツーリングもそつなくこなす数少ない原二ツアラーなんです。
燃料タンクが同クラスの2倍あって1回の給油で400キロ〜500キロも走ります。
それからタンデムシートがない(取り付ける事も可能)代わりに大型の低床リアデッキがあって大量の荷物を安定して運ぶ事が出来ます。
見た目は、ただのお仕事用バイクですが遊びに使うに持ってこいのバイクだったりします。
つ〜か、これ以上の遊びに使えるバイクは現在存在しません。(キッパリ)
しかも実用性も言う事なし。^^
ホンダも遊びにも仕事にも使える的なWebサイトの作り方をしています。
ただ、素人で手を出す人は殆ど居ないでしょうね。
目的に合致した人には最高なんですが一般人は見向きもしないと思います。
スタイルが気に入れば間違いなく買いなんですが。





使い易いようにいじくる
私が車やバイクを購入すると初めにやるのが自分で出来る範囲の改造です。
例外なくベンリィ号でもやってみました。^^
自分で言うのもなんですが同じ車種に乗ってる方には大なり小なり参考になると思います。
なお、このコンテンツは素人の私が行った1つの方法になります。
不具合や故障、整備不良で切符を切られたなどの苦情は一切受け付けておりません。
パーツの詳細や購入先、改造への質問等は、お答え出来ません。


電源取り出し(常時電源・アクセサリー電源・マイナス)
常時電源はバッ直、アクセサリー電源は10Aのヒューズから取り出しました。


元々ある配線に沿ってコードを誘導します。
スクーターはカバー類が多いので車のコードを通す時のように針金を使いました。


この位置(フロントカバーの内側)までコード(常時電源・アクセサリー電源)を持って行きます。
マイナス(ボディーアース)はフレームにネジ止めしている所から取りました。


デイトナ ウインカーリレー ハザード機能付/ホンダ純正 オーディブルパイロットCOMP
小排気量のバイクには滅多にないハザードを付けてみました。
ベンリィを買って1番やりたかった改造だったりします。^^
ネットで調べるとデイトナからキットが出ていました。
配線は切らなければなりません(ベンリィの場合)が凄く簡単です。
白丸の中の部品が純正のウインカーリレーになります。
これに繋がっている配線(2本)をカットして端子(平型キボシ)を付けます。(配線が短いので延長する)


デイトナのリレーに端子を繋ぎます。
後は説明書に従い左右のウインカーに配線を割り込ませます。(配線の色は説明書に書いてある)


スイッチ(別売/キジマ製)は、ここに取り付けました。


スイッチの裏側の画像になります。
他の配線の影響が受け難い場所なので中々いい位置だと思います。


知っては、いたのですがデイトナのハザード機能付リレーはカチカチ音がしません。
最初は、あまり気になりませんでしたが消し忘れが数回あったのでこんなもの(オーディブルパイロットCOMP)を付けました。
取り付けはハザード機能付ウインカーリレーと同様で左右のウインカーに割り込ますだけになります。
何故だかハザードの時だけ音がしません。
まぁ、ハザードは停まった時にしか使わないので問題ないですが。


本体には取り付け金具がなかったので余った配線をタイラップで留め輪っかを作りその中に収めました。


ニューイング USBステーション バイク用防水USB電源アダプター
ナビ&スマホ用にUSB電源が取れるアダプターを取り付けました。
ちょっと割高ですが極小なのでシガーソケットが不要な方には、お勧めです。


エーモンの4極リレーを利用して取り付けました。


やっぱバイクでもナビは絶対必要ですね。
つ〜か、まだnuviの初期型使ってんのかよ。ヾ(~∇~;)


補助ライト
破格の値段で売っている中華LEDライトを付けてみました。
取り付け位置は暫定になります。(既に移動)
なお、ヘッドライトより高い位置に付けて走行中に点灯させると法的に不味いそうです。
ご注意下さい。^^


USB電源アダプターと同様、エーモンの4極リレーを利用して取り付けました。


スイッチはon-off-onスイッチを使い2台同時に点灯出来ないようにしました。
画像の位置にスイッチを取り付けましたが縦に走る別の配線の影響を受け易いのでお勧め出来ません。


リレーなどの防水処理は使い捨てのゴム手袋を利用して保護しました。
耐久性は分かりませんがやらないよりは全然良さそうです。


LEDヘッドライトキット RAYD
交流でも大丈夫なキットがあったので付けてみました。


中身は、こんな感じです。
配線の色はベンリィ場合、全く一緒なので取り付けに迷う事は、ありません。


H4のアダプターがかなりキツイかったです。
ゴムパッキンは、どうしても付きませんでした。
しょうがないので。


ビニール袋とテープで補強しました。
後から考えると使い捨てのゴム手袋の方が良かったかも?です。


ベンリィの場合、ライトの後ろ側のクリアランスがあって余裕で収まります。
問題は耐久性と防水性でしょうか?


Loで下が光り、Hiで上下が光ります。


夜、実際に点灯すると大して明るくなかったです。(苦笑)
人様の評価だと凄く明るくなったとなっていますが大体がPH8バルブが付いたバイクに乗ってる方でした。
ライト内のリフレクターとの相性にかなり左右される商品だと思います。
まぁ、消費電力がハロゲンの4分の1以下になったので壊れるまで、このまま使い続ける予定です。


KOSO Mini3
時計・温度計・電圧計が表示出来るデジタルメーターです。
常時電源・アクセサリー電源・マイナスを接続するだけで取り付けられます。
暗い時でも明るい時でも常に視認性は抜群です。
時計の電源はバッテリーから取るので電池は不要になります。


工具入れ、予備燃料ボトルホルダー
アルミの板を適当にカットしてドリルで穴を開けます。


ホルダーには自転車用のボトルゲージを利用しました。
取り付け場所はフロントキャリアになります。
実用性は、かなり微妙です。^^





ベンリィ旅レポート
ベンリィ好きには申し訳ないですが本業では、ないので滅多に更新されません。
年に1、2回の更新を目標としています。
しかも暖かい時季のみになります。^^

■ 2015年07月実行 内山牧場キャンプ場
■ 2015年08月実行 栗原川林道をスクーターで走る
■ 2015年08月実行 飯豊連峰登山口巡り&林道飯豊檜枝岐線(川入線・一ノ木線)
■ 2015年10月実行 東古屋湖キャンプ場
■ 2018年05月実行 林道作原沢入線





※ パーツや改造への質問は受け付けておりません
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