作成者/管理人   2015年7月下旬実行
内山牧場〜神津牧場〜香坂峠〜八風山〜物見山
 



全く意識していなかったが群馬と長野の県境歩きシリーズ?の第3弾だか第4弾である。
しかも「二度上峠〜氷妻山〜鼻曲山〜留夫山〜旧碓井峠」から連続になる。
別に群馬と長野の県境歩きに嵌った訳では、なく好んで歩いている訳でもない。
あくまでもたまたまなのだ
初っ端から言い訳のような事を書いてしまったがこのページを最後まで見て頂ければ今回こちらへ来た理由が分かって頂ける。^^

ルート/ 内山牧場⇒1315.4m三角点⇒神津牧場⇒香坂峠⇒矢川峠⇒八風山⇒矢川峠⇒香坂峠⇒物見山⇒内山牧場



 



本日のスタート地点になる。
山と高原地図にはPマークになっていたが案内がないので登山者が駐車していいかは不明である。


駐車地から10分程度進むと印象的な岩の塊が現れる。
この辺りが物見岩だったがスルーしてしまう。


1315.4m三角点に呆気なく到着した。


見晴らしは、まあまあって所だろうか。


1315.4m三角点の直ぐ先が分岐になっていた。
山と高原地図によると神津牧場下降点と言う場所になる。
この後、神津牧場方面へ進んだがそちらは整備らしい整備をしていなかった。


舗装路を横切る。
今回のコース、こう言う場所が多かった。


細い沢を渡る。
左に残骸が写っているが以前は橋があったと思われる。


沢渡りパート2。
ここにも橋があったようだ。


階段が設置されていた。
ほぼ神津牧場に着いた事になる。


階段を下り切ると明らかに駐車場だった。
まだ営業前のようで車は1台も停まっていなかった。


駐車場には牧場の案内が出ていたが登山道を示す標識は設置されていなかった。
登山道は見当たらなかったので牧場の案内に従う。


ここで舗装路に接続する。


神津牧場が見えてきた。
そのまま舗装路を進む。


登山道を示す、標識が出てきた。
香坂峠の案内に従い左折する。


ここは間違えそうと言うか一応標識が設置されているのだが藪で半分位隠れていた。


人工物がなくなってきたが当分、牧場の近くを歩く事になる。


この辺りから登山道ぽくなってくる。


山と高原地図によると神津牧場から香坂峠まで難路扱いになっていた。
藪の多い所や多少であるが進路に悩むポイントが存在するのでそうなったと思われる。


ここは崩れていて殆ど登山道が残っていなかった。
落ちても死ぬような事は、ないと思うが怪我は免れそうにないので慎重に通過した。


馬頭尊に到着した。
石碑と石仏が置かれていた。


スッキリしてきたと思ったら香坂峠に到着である。


香坂峠からは良く整備された登山道だった。


右方向の視界が開けた。
残念ながらこう言う見通しのいい場所は殆どなかった。


久々に舗装路に接続する。


数m舗装路を歩いてまた登山道に入る。


今度は砂利道を横切る。
この場所が矢川峠だった。


ちょっとした崩落地が現れた。
鎖が設置されていたがあまり必要性を感じなかった。


もう少しで八風山と言う所に分岐があった。
標識によると右へ行くと軽井沢となっていた。
しかし、軽井沢まで登山道がある訳では、ない。


八風山に到着した。


景色は全く期待していなかったが北東方向が開けていて軽井沢の市街地付近が良く見えていた。


三角点は1等でしかも比較的新しいものになる。


八風山でランチにした。
本日、早めに上がる予定だったのでかなり軽めなメニューとなった。


八風山からは来た道をそのまま引き返す。
矢川峠から少しだけアレンジをした。
と言っても登山道を使わず車道でショートカットしただけになる。


ここで一旦舗装路に接続する。


500m程度舗装路を歩いてまた登山道に復帰する。
多分、5分〜10分、時間短縮出来たと思う。


香坂峠に戻り、物見山方面へ進む。


また、舗装路が出てきた。
画像の通りその先に登山道が続いていた。


電波塔が見えてきた。
物見山の頂上は、これの直ぐ先だった。


登山道は牧場(多分、神津牧場)の敷地の際を通っていた。


分岐みたいである。


この分岐、山と高原地図に載っているのだが何故だかルートは出ていなかった。


物見山の直ぐ手前でまた舗装路を横切る。
左に微妙に見えるのは明らかに駐車場だった。
先ほど下から見えていた電波塔のメンテに来た方が使うと思われる。


物見山に到着した。


北東側が開けているので天気が良ければそこそこの展望が楽しめそうだ。


北西方向に目をやると電波塔である。


物見山を少し下ると本日最初に登った物見岩が見えてくる。
この後、また登る事となった。


既に何度目か忘れたが再び舗装路が現れた。
しかも短い区間に2回も出てくる


全く知らなかったがルート上には展望台が存在した。
勿論、上がってみた。


予想に反して高規格な展望台だった。
ただ、ここへ来るまでの階段が網状になっていて下が覗けてしまうので少し怖かった。


展望台からは先ほど登った物見山が良く見えていた。


これが直ぐ隣にある電波塔になる。
改めて画像で確認すると物見山にあった電波塔とアンテナの形が全然違っていた。


神津牧場下降点へ戻る。


1315.4m三角点には巻き道が存在した。
この後、この巻き道を使って1315.4m三角点をパスしてしまう。


往きに目に付いた岩の塊だが良く見ると上がれる感じだった。
案内や補助ロープ等、見当たらなかったが上がってみた。


景色は1315.4m三角点より確実に良かった。
この時点でここが物見岩かと思っていたが違っていたようだ。
ちと分かり辛いが画像正面が荒船山になる。


神津牧場も良く見えていた。


スタート地点に無事戻る。
この後、猛暑の埼玉へ帰る事を考えると思いっ切り気が重かった。(汗)





 



ハッキリ言って埼玉から遥々来るに値するコースでは、なかった。
気持ち良く尾根歩きが出来る部分もあったが舗装路の横断が何回も出てきて白けてしまう場面が多々あった。
この付近、黒瀧山と荒船山と立岩に登頂済みで他に歩いてみたいコースが思い付かなかったのだ。
ただ、この時季としては、それほど暑さを感じなかったが救いである。
まぁ、当分この山域には近づかないと思う。

歩行距離/14.2km|累積標高差/898m
所要時間(休憩含)/5時間50分(7:40〜13:30)|出会った登山者/0人

バイク走行距離/272km

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/





■ 付録(内山牧場キャンプ場)



山歩きをするついでにキャンプをやってきた。
つ〜か、キャンプのおまけで山歩きをしたと言った方が正しいかも知れない。^^
キャンプ地は今回の登山(内山牧場〜神津牧場〜香坂峠〜八風山〜物見山)の起点・終点である内山牧場になる。
このキャンプ場、関東付近のキャンプ好きには有名で評判もすこぶる良かった。
ただ、車で来てしまうと料金が高額(オートキャンプ料金)で今までは利用する気にもなれなかった。
それがキャンプツーリングに最適なベンリィ号を手に入れたお陰でこちらへ来るいい切欠が出来た。

昼過ぎに自宅を出発する。
数軒で買い物をしたのち5時半頃、内山牧場に到着した。
売店で受付と料金(バイク1台、1100円)を支払ってテントサイトに向かう。



前評判通り、キャンプ場は無駄に広かった。
ここを扱っているWebサイトに必ず書かれているが何処にテントを張っていいか検討が付かなかった。
人の居ない所探し、奥の方へ入って行く。


結局、1番奥まで来てしまう。
近くに誰も居なかったので不都合でもあるのかと思ったがこれと言って不都合は感じなかった。
しいて言えば水場とトイレが若干遠いかな。
そうそう、右に見えるのが翌日、最初に登って物見岩になる。


※オンマウスで画像拡大
逆側の物見岩付近から写したキャンプ場である。
1番奥が今回私が使用したテントサイトになる。


余計なものは極力持ってこなかったが食料を買ったらボックスに収まり切れなくなった。
しょうがないので入りきれないものをボックスの上に載せてロープで縛り付けた。
改めて計算するとこのボックス、60リットル強も容量があるのだが。
そう言えばこの手のボックスって体裁は非常にいいのだが構造的に雨に弱いので外置きの方には間違ってもお勧め出来ない。


今回、初めてフロントキャリアをマトモに使った。
当然と言えば当然だがカゴほど積載力は無かった。
キャンプの時だけカゴを付けるって手もあるが既に売っぱらって手元になかった。w
まぁ、補助ライトの取り外しが面倒なのであったとしてもやらないけどね。


取り合えず寝床の確保をする。
一昨年の信越トレイル以来だから約2年振りに張ったよ。^^


バイクにカバーを付ける。
これは5、6年前に購入して今回初めて使用した。
なのでベンリィ用に買ったものでは、ない。


荒船山がこの位置である。
この景観を見れるだけでもこのキャンプ場に来たかいがあったと思う。


これがキャンプ場のトイレとシャワー室になる。


シャワーは200円で3分しか使えなかった。
しかし、温泉に行くのが面倒なのでこの後、これを使う事になる。
まぁ、何回でも止められるので人間1人なら時間内に全てが終わる事が出来るのだが。


本日の夕食(晩酌)になる。
なんか登山の時とあまり変わり栄えしないメニューである。^^
普通、キャンプと言えば煮たり炊いたり焼いたりするのだがそう言う行為は一切なし。
理由は後片付けが面倒だから。w


ラジオを聴きながらボ〜としてると眠くなったので8時半頃就寝した。


翌朝は4時半頃起床する。
夕べはシュラフに入らなかったが明け方はシュラフに半分潜って丁度いい感じの気候だった。
下界は猛暑日&熱帯夜だったがやはりここは別天地だね。
朝食も相変わらずの超簡単メニューである。^^


キャンプ場付近は朝、殆ど雲が出ていなかった。
昨日、見えなかった荒船山の本当の山頂、経塚山が顔を出していた。


これが物見山で。


上の方にも載せたがこれが物見岩になる。


画像奥がこのキャプ場の1番人気のテントサイトだった。
1度も近づかなかったのでどんな場所なのかは全く分からない。


テントは完全に乾かなかったが撤収完了!
前評判通り素晴らしいキャンプ場だった。
この後は、このページの先頭に続くのであった。^^



           Copyright (C) yamatabi-diary. All Rights Reserved