作成者/管理人   2022年3月実行
老越路峠〜多高山〜のこぎり山
 



多高山からのこぎり山まで縦走してきた。
1月に穴切峠付近の尾根を歩いた時のレポで予告していたがやっと重い腰を上げた。
当初は野峰まで一気に歩こうかと思ったが8時間以上かかりそうなのでやめといた。
ヤマレコのユーザーログを見ると718m標高点の東側の尾根がオレンジ色になっていたのでここで区切って2分割にする事にした。
後半もなるべく早めに片付けたい所だがあくまでもタイミング次第になる。

ルート/駐車地(老越路峠)⇒多高山⇒新栃木線163号鉄塔⇒718m標高点⇒新栃木線166号鉄塔⇒のこぎり山⇒下山口⇒駐輪地

歩行距離/10.1km|累積標高差/+1037m -1206m
所要時間(休憩含)/6時間40分(7:40〜14:20)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/4.2km|累積標高差/+198m -29m

藪/なし
危険箇所/のこぎり山付近に岩場と急斜面が多い

カメラ/Google Pixel 5a
GPS/Garmin GPSmap66s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



老越路峠の空き地のような場所に車を停めた。


全く調べてこなかったが駐車地の目の前が登山口だった。
ただし案内は出ていなかったが。


巡視路特有の階段が現れた。
先の方に送電鉄塔があるのかと思っていたがそんなもの何処にもなかった。


露岩が目立ったきたが障害になる事は、なかった。


駐車地から30分程度で多高山に到着である。


多高山は三角点峰だった。
正面が道のようになっていたがこちらに電波塔マークが表記されていた。
手前にあった巡視路特有の階段は電波塔のためにあったと思われる。


山頂からは多少の展望があって筑波山が確認出来た。


少し戻ってこの標石の所から右側の尾根に乗る。


尾根が細くなってきた。
この程度の幅が気になるようだとのこぎり山付近は歩けない。


正面が開けた。
この直後の進路が凄く分かり辛かった。


これから歩く場所が見えてきた。
適当に写した画像だが右の方がのこぎり山だった。


前半の難所になる。
踏み跡が色んな所に付いていて進路が取り辛くおまけに急斜面だった。


急斜面を下り切り、振り返って撮影。
こう見ると全然大した事がないが何度も進路を見極めながら下った。


ここから栃木と群馬の境界になる。
区切りがいいので。


おやつ&小休止。


送電線が横に並んだ。
その向こうの伐採地が目立っていた。


壊れた祠である。
地形図を見返すと昔の峠だったのかも知れない。


この辺りで栃木と群馬の境界を離脱する。
境界は、この後、左の谷の方へ向かっていた。


地形図で表されているが尾根幅が広くなり勾配が緩くなる。


最初の送電鉄塔に至った。
鉄塔検索サイトで調べると新栃木線163号鉄塔となっていた。


163号鉄塔からは少しの間、巡視路歩きになる。


やがて巡視路は尾根上から外れてきたので離れてしまう。
残念な事に巡視路を追ったせいで624.7m三角点を巻いてしまった…


野峰までの続きの尾根が見えてきた。
地形図通り、デコボコしていた。


718m標高点へ向けての上りが始まった。
この上りは100m以上高度を上げていた。


尾根を横に走る作業道のようなものが現れた。
その向こうには。


飛駒村有林と言う大きな標石が打ち込まれていた。


仕事道が拾えたのでこれを利用してみた。


仕事道は左にトラバースし始める。
そちらに718m標高点があったので従ってみた。


この大岩の上辺りが718m標高点だった。
角度的に上れそうもないのでもう少し先へ行った。


尾根が近付いてきたので取り付いて。


尾根に乗り少しだけ引き返した。


大岩の上には祠が置かれていた。
風化具合からしてかなりの年代物のようだ。


718m標高点に到着した。
この時は全く意識していなかったが本日の最高地点になる。


東側の尾根を確認に行くとそこそこ歩いてるように見えた。


この送電鉄塔は、さっきのやつと繋がっていて166号となる。
こちらも鉄塔サイトで検索して166号と確認した。


166号鉄塔の近くでランチにした。
ここまでいいペースで歩けていたがこの先は極端にペースが落ちてしまう。


最初の送電鉄塔付近が見えてきた。
その向こうが仙人ヶ岳に通じる稜線だろうか?


この祠辺りから尾根は細くなり緊張感が増してくる。


岩場が現れた。
目印で誘導していなかったのでどうしようかと思ったが。


右下から巻いた。


626m標高点に到着した。
平和な場所でこれ以降は何もないのかと思ったが。


岩場の連続だった。


626m標高点の先には地形図に表されているピークが2箇所あった。
最初のピークがこれでここからの下りが。


やや急だった。


2つ目のピークへの上りは、あちこちに踏み跡が付いていて進路が取り辛かった。


古いビニールテープが見えたので正面突破したが捉まるものが多く怖い思いは、しなかった。
ただし下る場合は躊躇するだろうね。


2つ目のピークへ至った。
どうやらここがのこぎり山の主峰のようでここからの下りが今日1の難所だった。
只下るだけならいいが進路がハッキリしなかったので容易に下りられなかった。


主峰を下り、下ってきた斜面を撮影。
壁のように見えるが上りならそんなに怖くないと思う。


壊れかけた祠が見えてきた。


祠は2つあって奥のこちらの方がしっかりしていたので年代が新しいと思われる。
この場所、安定していて左右に展望があった。


(右側、手前が前半歩いた尾根)


(左側)


正面が開け飛駒の集落が見えてくる。


岩っぽい場所が少なくなってきた。
油断は出来ないが緊張感が収まってくる。


何時の間にか多高山もこの距離になっていた。


どんどん高度を下げて行くとまた、正面が開けてくる。
中央に形の整った丸い山が目立っていたが方向的に1月に登った山王山だと思う。


立派な灯籠と石祠が現れると地上は、もう直ぐになる。(進行方向逆向きに撮影)


灯籠と石祠からは正面へ進めなかった。
踏み跡があったのでそれに従った。


灯籠と石祠の下は岩壁だった。


植林地の中へと下って行く。


植林地には作業道が通っていた。
勿論、これを利用した。


作業道は、やがて車が通れる道幅と言うか車のタイヤの跡が付いていた。


ここで舗装路に飛び出す。


出口を逆向から撮影。
この場所、ストリートビューで確認済みでここから出られれば理想的だと思っていた。


ヤマレコを見るとこのお寺から取り付く方が多かった。
今回のコース、何故か私と逆向きに歩く登山者ばかり目に付いた。


自転車は、ここに繋いでおいた。
1枚上のお寺の近くに繋ごうとしたが適当な場所が見付からず早朝から右往左往してしまった。(汗)
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