作成者/管理人   2015年7月中旬実行
弁天山〜エビ山〜高沢山〜三壁山
 



魚野川水平歩道を歩いた翌日の話である。
前日、登山を終え温泉に浸かった後、旧雑魚川林道⇒旧奥志賀林道⇒旧志賀草津道路⇒万座ハイウェーと走り、道の駅K公園にて車中泊をしていた。
ネットの噂だとこの道の駅、車中泊のメッカだそうで出来れば利用を避けたかったが翌日の買出しと高い標高(標高が高いと涼しいから)でここしか思い付かなかった。
案の定、駐車場の半分近くが埋まると言う大盛況?で土日祝祭日の前日は絶対に避けるべき車中泊ポイントになる。
因みにこの近くの道の駅六合に朝行くと車は1台も停まっていなかった。

ルート/イカイワ駐車場⇒野反峠(富士見峠)⇒弁天山⇒1652.7m三角点⇒エビ山⇒高沢山⇒県境従走路出合⇒三壁山⇒野反湖第1キャンプ場⇒駐輪地(白砂山登山口)



 



本日のスタート地点は、こちらの駐車場にした。
もっといい場所もあったのだが登山を終えた後、バイクを車に積まなければならないので舗装されたこちらに置いたのである。


少しの間、舗装路を歩く。


5、6分で野反峠に到着した。
案内等、見当たらなかったがここを右折する。


ここから登山道が始まる。


富士見峠?
山と高原地図には野反峠になっているがこの標識は富士見峠となっていた。
正確には、どちらが正しいか不明だが差別化するなら野反峠にするべきだろうね。


盛りは過ぎてる感じだがニッコウキスゲが広範囲に咲いていた。
これ目当てだと思うが当日は平日なのにかなりの観光客がこの付近に集まっていた。


最初の分岐である。
右へ行くとこれから登る弁天山を巻けるようだ。


弁天山に近づくと展望が良くなる。
今回のコース、前日歩いた登山道と対照的でホント展望が素晴らしかった。
こちらが榛名山方面で。


こちらが白根山方面で。


こちらが浅間山、浅間隠山方面になる。


浅間隠山の直ぐ左には頭だけ出した富士山が見えていた。


最初のピーク、弁天山に到着した。
画像の通り、頂上には弁天様が置かれていた。


弁天山の先にも分岐があった。
これは先ほど分かれた巻き道との接続ポイントだった。


昨晩の宿泊ポイントが見えてきた。
こう見ると草津って一大リゾート地なんだね。


この分岐は山と高原地図には未掲載だった。
標識によると花敷に抜けられるとの事。


1652.7m三角点の下まで来た。
ルートがあれば歩こうと思っていたが薄い踏み跡を発見する。
時間がタップリあったので入ってみた。


藪は思ったほど濃くなかったが細い木に邪魔をされ身動きがとれなくなる。(汗)
諦めて引き返そうかと思った矢先、左にちょっとした空間が見えたのでそちらへ行ってみた。


ちょっとした空間は全く木が生えてなく人工的に作ったような場所だった。


薄い踏み跡を頼りに1652.7m三角点に向かう。
すると古い祠が置かれていた。
もしかすると世界初公開かな?


1652.7m三角点に到着と言うか発見した。
ピークっぽい場所では、ないので5分程度辺りを探し回ってしまった。
なのでGPSと三角点のデータがないと探すのに至難の業かも知れない。
多分、これも世界初公開だと思われる。^^


ちょっとした空間に戻り、ここへ至るルートを探す。
しかし、踏み跡さえも見当たらなかった。


しょうがないので来た道を引き返し正規ルートに復帰する。


また、分岐である。
山と高原地図によると野反峠からここまでコースタイムは35分だった。
1652.7m三角点付近で遊んでいたので倍位の時間を有した。^^


またまた、分岐である。
ホント前半は分岐だらけだった。


エビ山が見えてきた。
後から考えると本日のメインの山だった。


野反湖を右に見ながら進む。


エビ山への上りが始まった。
最初は樹林帯で直射日光を避けられたがこれを抜けると太陽の光をもろに浴びる事となった。


150m位上がると一旦勾配が緩み一服出来る。


更にエビ山まで100m近い上りが続く。


エビ山に到着した。
下調べ等しなかったがエビ山は広めな頂上でほぼ360度展望が楽しめた。


今まで見てきた風景とあまり変わり栄えがしなかったがこちらが白根山方面で。


こちらが浅間山方面で。


こちらが榛名山方面で。


こちらが野反湖の上に見える山々で。


こちらが群馬と長野の県境尾根になる。
エビ山で休憩の予定だったが全く日蔭がなかったため画像だけ撮って先へ進んだ。


平ってほどの場所では、なかったが高沢平に到着した。


高沢平は涼しかったので大休止&おやつタイム。


3つ目の名前の付いた山、高沢山に到着した。


この山、先の2山と違い殆ど展望がなかった。


高沢山を下りて行くと群馬と長野の県境付近を通る従走路に突き当たる。
このルートを西へ進むと志賀高原へ抜けられる。
将来的に機会を見付けて歩こうと思っている。
ただし、旧草津白根道路が24時間通れるようになってからの話だけどね。


三壁山へ向かう途中、小ピークが2つほど存在する。
登山道は、どちらの小ピークも巻いていた。


ようやく、最終目的地の三壁山が見えてきた。
三壁山は本日の最高地点になる。


また、野反湖が見えてきた。
大まかな位置付けだがスタートしてからこの辺りで野反湖を半周した事になる。


昨日は全く見えなかった白砂山が顔を出し始める。
この後も要所要所で確認出来た。


ルートは尾根上になる。
画像に写っている標識によると高沢尾根と言う名称が付いていた。


三壁山に到着した。


三壁山は殆ど展望がなかったが辛うじて白砂山付近が見えていた。


地形図によると三壁山には三角点が無いはずだったのだがこの通り存在した。
ただ、字体からしてかなり古いものだと思われる。


本日歩いたルート付近で気になるポイントが2箇所あった。
1箇所が先ほど行った1652.7m三角点でもう1箇所が三引山へ至る尾根との分かれ道だった。
それがここになる。
この通り、笹薮が密集していて人が歩いた形跡等、全く見られなかった。


野反湖の全容が見えてきた。
野反峠に匹敵する位のビューポイントだった。


しつこいようだがまた白砂山の画像である。
この後、高度が下がるに連れ徐々に視界から消える事になる。


急斜面になると雨水で路面が削られ荒れ放題だった。


本日のコース上で唯一の水場である。


しかし、水量は無いに等しかった。


急斜面が収まってきた。
路面も良くなり格段に歩き易くなる。


三壁山登山口に到着した。


あれ、逆側より200m短いぞ?
後から検証するとここからビジターセンターまでの距離が入っていなかった。


何故だか三壁山登山口からの案内は出ていなかった。
まぁ、この先はキャンプ場の敷地内なのでどうにでもなるのだが。


最初、1枚上の舗装路を辿ろうかと思ったが藪の下に踏み跡が見えたのでこちらへ進んだ。


キャンプ場の中を適当に歩いて舗装路に突き当たる。
なんとかキャンプ場を脱出出来たがビジターセンターは越えてしまったようだ。


1枚上の場所を逆方向から撮影。
三壁山の案内は出ていなかった。


これが野反湖のダムの部分になる。



野反湖には10回程度来ているがダムの上を歩いたのは今回が初めてだった。


野反湖の奥の駐車場が見えてきた。
観光客のものも含まれていると思うがこの日は50台近い車が停まっていた。


2日振りにバイクの所に戻る。
実はバイクのカバーを忘れてしまい雨に濡れないか少しだけ気がかりだった。
普段の行いがいいとは思えないが雨らしい雨は降らなかったようだ。^^





 



お隣の200名山と違い登山者なんか居るのかと思っていたが約10人もの登山者と行き会う事となった。
都心に近い山ならともかく、こんな山奥の登山道でこれだけの登山者を見かけたのはホント珍しい事である。
後から気付いた事だがほぼ同コースが分県登山ガイドに掲載されていた。
周り方は私と逆向きで多分今回出会った登山者の大半がこれを参考に歩いたと思われる。
前日の魚野川水平歩道と真逆で今回のコースは誰にでもお勧め出来る登山コースだったかな。

歩行距離/9.8km|累積標高差/+737m -755m
所要時間(休憩含)/5時間50分(6:40〜12:30)|出会った登山者/10人位
ベンリィ走行距離/3.4km|累積標高差/+93m -75m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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