作成者/管理人   2015年6月下旬月実行
二度上峠〜氷妻山〜鼻曲山〜留夫山〜旧碓井峠
 



今回は滅多に近づかない浅間山付近を歩いてきた。
何故こちらへあまり訪れないかと言うと単純に行き難いからである。
一応、山と高原地図(19.浅間山)は去年、購入済みで大雑把であるがチェックは、していた。
しかし、何時も持ち歩いているスマホに入れ忘れて慌てて現地でダウンロードした。
ホント強い電波が飛んでる駐車地で良かったよ。^^

ルート/駐車地⇒二度上峠⇒氷妻山⇒鼻曲山⇒霧積分岐⇒留夫山⇒一ノ字山⇒旧碓井峠⇒駐輪地



 



駐車地から1、2分歩いた所が登山口の二度上峠になる。


二度上峠付近からは浅間山が見えていた。
残念ながら本日、これ以上鮮明に浅間山を見る事は出来なかった。
ちょっと前に噴煙を上げているとの情報だったが当日は何も出ていなかった。


これが二度上峠の駐車場になる。
山と高原地図によると3台停められるそうだ。
丁度、車で来たばかりの方が出発準備をしていた。


標識によると二度上峠から鼻曲山まで3.5キロあるそうだ。
コースタイムは2時間弱になる。


いきなり藪である。(汗)


更に藪が増える。(大汗)
高さも高い所で2m位あった。
今回のコース、藪が多いと聞いていたが一般道でここまで多いのは珍しいと言うか未だかつて遭遇した事がなかった。


軽い岩場が出てきた。(通過してから撮影)
後から気付いた事だがこの付近が獅子岩だった。


1470m位のピークになった。
私は、てっきり氷妻山と思っていたが違っていた。
ここで先ほど二度上峠に居た登山者に追い抜かれる。


氷妻山に到着した。
氷妻山で本日、初の三角点をゲットだぜ。


氷妻山は2枚上の1470m級のピークより10m程度低かった。


氷妻山を過ぎると一気に高度を下げ、その後は軽いアップダウンが続く。
この辺りから鼻曲山への上りが始まる。


勾配がなくなり。


軽く下る。


そうすると最後の急登になる。
上りの勾配では本日のコース中、1番の急勾配だった。


登山道に入ってから初めて視界が開けた。
中央の尖った山が角落山でその右が剣ノ峰になる。
そうそう、最近気付いたのだがグーグルマップで山を立体的に見る事が出来るんだね。(パソコンのビデオカードが3Dに対応してる事が条件)
近くの山なら地形図を見ないで簡単に特定する事が可能である。


なにやら標識が出てきた。


あ〜、ここが国境平方面との分岐か。
ここから群馬と長野の県境でゴールの旧碓井峠付近まで基本それに沿って歩く。


更に少し進んだ所にも分岐があった。


分岐の直ぐ先が鼻曲山の頂上だった。
この時点で画像中央のものが三角点だと思っていたが違っていた。^^
鼻曲山には先ほど私を追い抜いて行った登山者が休憩中だった。
前橋の方であまりこの辺りの山には詳しくないそうだ。
本日は二度上峠ピストンとかなりのお気楽登山だった。


山と高原地図には眺望は南東のみと書いてあったのであまり期待していなかったが結構いい眺めだった。(解説を見間違いていて本当は眺望良いとなっていた)w
これが軽井沢市街地とこれから向かう留夫山方面で。


これが妙義山と安中方面で。


これが近所の200名山、浅間隠山で。


これが八ヶ岳方面で。


これが浅間山になる。


先客の前橋の方が帰ってしまったのでのんびり景色を眺めながらおやつにした。


続きは県境尾根で南に進む。
鼻曲山からは下るだけと思っていたが軽く下って上り返し。


また、ここを下る。
なんか標識のようなものが見えたので行ってみた。


なんだ、鼻曲山の標識は、ここにあったのか。
つ〜か、こちらが大天狗と言う場所で先ほどのピークが小天狗と言う名前だった。
小天狗の方が1m標高が高いのであちらが頂上なのは間違いないようだ。


展望は南東のみになる。
先ほど解説を見間違いしていたが山と高原地図が示した場所は、ここだった。


鼻曲山からの下りは等高線が混んでいるだけあって急勾配だった。
そのせいもあって雨水で路面が削られて深い段差が多かった。
ただ、距離は、そんなに長くない。


金属の標識が立っていた。
ここが霧積方面との分岐で上り返した直ぐ先が金山だった。


※オンマウスで標識拡大
ここから留夫山への上りが始まる。
簡易的な標識が付いていると思ったら右方向が巻き道だった。
この巻き道は山と高原地図には載っていなかった。


右方向に林道のようなものが見えたので巻き道は、これを使っていると思われる。


巻き道との分岐から150m近く標高を上げて留夫山に到着である。


留夫山で本日、2つ目の三角点をゲットだぜ。
やけにデカイ三角点だったので家へ帰ってから基準点成果等観覧サービスで調べると1等だった。
留夫山でランチの予定だったがあまり雰囲気のいい場所では、なかったのでスルーした。


当たり前だが留夫山を下りて行くと巻き道と合流する。
逆側よりこちらの方が不明瞭だった。


留夫山を過ぎるとほぼ下りなのかと思っていたが1491m標高点へ上り返していた。
しかも7、80mも上がる事になる。


この辺りが1491m標高点だったが標識は見当たらなかった。
1491m標高点は地形図の通り、長っぽそいピークで山頂と言う感じでは、なかった。


1491m標高点を少し下ると一ノ字山の案内が出ていた。
何故こんな所に一ノ字山の標識が付いているのか未だにその意図が理解出来ない。


勾配が緩くなり同時に長い直線が多くなる。
時々MTBのものと思われるタイヤの跡を見かけた。


そろそろ一ノ字山だった。
なので注意深く歩いていると目印が複数付いた場所を発見する。


辺りを探るとこんな標識が落ちていた。


標識には行き先が書いてなかったが薄い踏み跡が付いていたのでこれを辿ってみた。


踏み跡は直ぐに不明瞭になる。
しょうがないので文明の利器の力を最大限に使って一ノ字山に到着である。
つ〜か、山頂でもなんでもない場所なのでGPSと三角点のデータ無しでは、ここへ来るのは不可能かも知れない。
それにしてもなんでここが一ノ字山なんだろうか?
ここまで意味不明な山頂は珍しいよ。


居心地は、そんなに悪くなかったので一ノ字山でランチにした。


適当に歩いて従走路に復帰する。
一ノ字山からの踏み跡も不明瞭で元の位置には戻れなかった。
勿論、GPSの地図を拡大してログを辿れば戻れると思うが。


ここで林道レベルの道(旧中仙道)に突き当たる。


※オンマウスで標識拡大
1枚上の場所には色々な種類の祠と石碑が置かれていた。
左の標識によると思婦石と言う場所だった。


数軒のお店が見えてきた。
この付近が旧碓井峠になる。


旧碓井峠と言えば熊野神社と。


見晴台が有名だがどちらも寄らなかった。


※2010年11月撮影
見晴台からの景色は、こちら。
天気が良ければ絶対に行って損のない場所になる。


本日のサブの乗り物が見えてきた。


さすがにボックスを外すと全然雰囲気が変わると言うか新聞配達店のバイクにしか見えないね。^^


ベンリィ110プロのキャリアは超大型なんだがザックを寝かした状態で積むと道路交通法的には結構ギリギリになる。
なので極端に大きいザックだと横にするかボックスかカゴを使った立てて積むしかなさそうだ。





 



やっとベンリィ号の当初の使用目的を実行出来た。
日帰り縦走の補助だとEC-03と自転車でなんとかなってしまうので導入してから約半年後の初実行となった。
やはりバッテリーの残量を気にせず何処までも走れるガソリンバイクは万能と言えば万能かな。
しかし、予想していなかったマイナスな面が見付かった。
それはトランポからの降ろす作業である。
私は今までスクーターを車に積んだ事がなかったので気付かなかったがスクーターって余計なものが色々付いているので後輪とラダーが積み込み作業を行っている当事者から良く見えないのだ。
なのでトランポから降ろす際、ラダーから脱輪する可能性が高いと言うか今回3回降ろす作業をやって2回脱輪してしまった。(汗)
幸いベンリィ号は、そんなに重くないのでキャリアを持って後輪が地面に付くまでずらすように移動すれば大事には至らないのだが。
ただ、毎回のように脱輪するのは精神衛生上良くないので何か対策をしようと考えている。
因みに載せる時はハンドルを全く切らないので前輪の位置が合っていれば先ず後輪は脱輪しない。(後輪は前輪と同じ場所を通るから)
降ろす時は前輪がラダーに乗る直前に微妙にハンドルを切ってラダーの中央に来るようにするためどうしても後輪がずれてしまうのだ。
それでも後輪がそれなりに見える普通のバイクなら微調整してラダー内に収められるのだが後輪とラダーが死角になってまうスクーターは勘で降ろすしかないのだ。
バイクを車に積載した事のある方ならある程度、理解して頂けたと思うがない方はチンプンカンプンと言うかどうでもいい話なんだけどね。w

歩行距離/9.9km|累積標高差/+816m -1006m
所要時間(休憩含)/5時間30分(7:40〜13:10)|出会った登山者/4人
ベンリィ走行距離/35.3km|累積標高差/+872m -682m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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