作成者/管理人   2014年7月下旬実行
日光白根山(日光湯元〜金精峠)
 



日光白根に登ってきた。
知ってる方も居ると思うが7月半ばに某山の番組で放送していて急に登りたくなったのである。
日光白根は埼玉から余裕で日帰り圏内なので何時かは登ろうと思っていたがなんとなく見送っていた。
今回、某番組のお陰でいい切欠が出来たと思う。
コースが沢山あってルート設定に非常に悩んだがいわゆる百名山ハンターとかが先ず使わない一般道ばかりを選んで歩いてみた。

ルート/日光湯元(駐車地)⇒堰堤分岐⇒外山鞍部⇒天狗平⇒前白根山⇒五色沼避難小屋⇒日光白根山⇒弥陀ヶ池⇒五色山⇒国境平⇒金精山⇒金精峠⇒金精トンネル栃木県側(駐輪地)



 



駐車地(駐車場)の目の前が登山口だった。


キャップ場の中を通り抜ける。
画像の通り、登山届け入れが設置されていた。


やがてスキー場の敷地になった。


このスキー場、大分むかしになるが3、4回来た事がある。
しかし、その当時の記憶は殆ど残っていなかった。


今までは林道みたいなルートだったがここから本格的な登山道になる。
山と高原地図だと堰堤分岐と言う場所だった。


恐ろしく立派な登山道の標識である。
以前は、この登山道が栃木側のメインのルートだったのだろうか?
多分、現在は白根山を目指す登山者の1%も使ってないと思われる。


登山道は荒れている所が多く、段差も結構あって歩き辛かった。


無心で歩いていると前方に前白根山の標識が現れる。
そこが外山鞍部だった。
名前の通り、少し左方向へ進むと外山と言う山が存在する。(一般道では、ない)
気が向いたらその外山、更に先にある湖上山へ行こうと思っていたがやめといた。


外山鞍部の先は格段に歩き易くなる。


天狗平に到着した。
ある程度、広い場所を想像していたがそうでもなかった。


本日のメインの山が初めて見えてきた。


最初の名前の付いた山、前白根山に到着した。
頂上からは迫力満点の白根山の雄姿がこの通りである。


前白根山の手前からも見えていた中禅寺湖になる。


お隣の百名山は雲の中だった。


これから歩くルートも良く見えていた。


百名山を見ながら小休止&おやつタイム。


前白根山を少し下ると五色沼が見えてくる。
某山の番組によるとこの付近で1番綺麗な沼だそうだ。


この分岐は、どちらに進んでも白根山へ至るが直進方向を選んだ。


そろそろ白根山がフレーム(標準レンズだと)に収まり切れない距離になってきた。


振り返って前白根山を撮影。
頂上付近もそうだったがあまり植物が生えない山のようだ。


中禅寺湖の見え方も大分変わってきた。


この標識の所で尾根から離れる。
後から知った事だが尾根をそのまま進むと白根隠山と言う山があって県境尾根までそのまま行けるそうだ。(一般道では、ないが)


ある事は分かっていたが避難小屋が見えてくる。


避難小屋の所で五色沼方面からの登山道に突き当たる。
ここまで2人しか登山者に会わなかったをがここからは、その何十倍も見かける事になる。


そうそうみんなの期待を背に一応、避難小屋のチェックしてみた。^^
外観だけで判断すると築20年〜30年位だろうか?


内部は、こんな感じになる。
ネズミが出ますと言う文字が目に入った時点で緊急時以外は泊まりたくないかな。
それからトイレは、ないのでクワで掘ってからしてと書いてあった。^^


避難小屋の先は穏やか上りになる。


穏やかな上りは直ぐ終わり、この標識の先から急登が始まる。


岩が混じり足元が悪くなってきた。
出来るだけ汗をかかないよう、ゆっくり上る。


高度を上げると視界が良くなり、先ほどまで居た前白根山と五色沼が見えてくる。


大きい岩が出てくると更に勾配がキツクなる。


横に逃げるルートになると急勾配は終わりとなる。


富士山や浅間山のような火山特有の地質になってきた。


ようやく頂上付近が見える位置まで到達した。
平日では先ずお目にかからない凄い数の登山者が確認出来た。


この分岐の辺りから栃木と群馬の県境になる。


1枚上の分岐の直ぐ先にまた分岐があった。
左折すると丸沼スキー場へ至るもよう。


最後は厳しそうな岩場だった。
ただ、見た目と違い前々大した事なかった。


日光白根山に到着した。
某山の番組を見るまで全く知らなかったが関東最高峰だそうだ。


人が沢山居たので標識の画像と三角点の画像を撮ってさっさっとその場を離れる。


頂上付近は複雑で地形図を見ただけじゃ想像出来ない地形だった。
三角点があった頂上から一旦高度を下げまた上がるようになっている。


下を覗き込むと中々の迫力だった。


頂上から少し北へ移動した辺りに広い場所があった。
見晴らしも良かったので。


ランチにした。
本日、おにぎりも手に入れる事が出来たのだが保冷剤の変わりになるものが売ってなかったのでパン食にした。


ランチしながら眺めた景色である。
上(丸沼、菅沼、左奥が燧ケ岳)
中(五色沼、五色山)
下(日光連山、手前が前白根山)


下山は北側のルートを使った。
勾配がキツク尚且つ岩が多く、本日のルートで1番歩き辛かった。


40分程度下ると突き当たりになる。
ここを過ぎると極端に行き会う登山者が少なくなる。
と言うのも私が進んだ方向の逆側が丸沼スキー場なのだ。


弥陀ヶ池に到着した。
地図で見ると五色沼の10分の1位の大きさになる。
この先、更に行き会う登山者が減少すると言うか殆ど見かけなかった。


この分岐は、どちらを進んでもいいのだが左方向を選択した。


忙しいがまた分岐である。
五色山方面へ進む。


五色山に近づくと低い笹が出てくる。
歩く登山者が少ないようで道幅が極端に狭くなっていた。


五色山に到着した。


正面には日光白根。


下には五色沼が見えていた。
ちと分かり辛いが左側に避難小屋も確認出来た。


スタート地点である。
約2時間半後にあそこへ戻る事になる。


五色山は分岐点でもあった。
湯元の標識に従い北へ進む。


登山道は藪のせいで狭い所が多かった。


目の前に崩落の目立つ山が現れた。
これは金精峠の直ぐ先にある温泉ヶ岳になる。


国境平に到着した。
ここで湯元へ至る登山道と別れる。


国境平から少し標高を下げ7、80m上がると金精山へ至る。


金精山からの景色も素晴らしかった。
本日、登った名前の付いた山は全て景観が秀逸だった。


最後は、ここを自転車で颯爽と下るのか。^^


山と高原地図によると金精山の先には危険マークが付いていた。
どんな所かと思ったがロープや。


ハシゴが沢山、設置されている場所だった。
ただ、危険マークが付けられるほどヤバイ場所では、なかった。
勿論、私個人の感想になるが。


金精峠に到着した。
バイク乗りとかの間では国道120号線の県境付近を金精峠と言っているがリアルな金精峠は、ここの事になる。


金精峠には中国っぽい建物が建っていた。
これは金精神社になる。


大分、前から見えていた温泉ヶ岳がこの距離になっていた。
ここも将来、登ろうと思っている。
当然、EC-03を使って奥鬼怒温泉から縦走するつもりである。


それでは金精峠を下るとしよう。


予想以上に歩き辛いルートだった。
大分、足にきていたのでゆっくり下る。


ここは大雨の後とかは危険かも?


アスファルトが見えてきて本日の登山は終わりとなった。


後は、こいつの力を借りて楽して振り出しに戻った。





 



日光白根山、さすがに百名山と言う事で登山者が多い山だった。
多分、某山の番組の影響と夏休みが重なったせいで普段以上の人出があったと思われる。
土日なんかは、これの数倍も登山者が押し寄せる可能性が高い。(汗)
考えただけで恐ろしい話である。(苦笑)
確かにいい山だったが静かな山がお好みの方とかは当分近づかない方がいいかも知れない。

歩行距離/13.1km|累積標高差/+1609m -1251m
所要時間(休憩含)/9時間(6:40〜15:40)|出会った登山者/150人位
自転車走行距離/5.9km|累積標高差/+8m -366m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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