作成者/管理人   2013年10月下旬実行
根本山〜十二山〜熊鷹山〜丸岩岳〜野峰
 



群馬と栃木の県境付近にある根本山から野峰まで尾根を繋げて歩いてみた。
私の勝手な先入観だがこの辺りの山域、登山コースとしては相当マイナーなのかと思っていた。
しかし、最新の山と高原地図(赤城・皇海・筑波)を見ると載ってる登山道がいくつもあるでは、ないか。
しかも今回、私が歩いたルートの半分近くがそれに掲載されていた。
当日は平日だったので誰とも会わなかったが休日なんかは上の画像の駐車地が一杯になる位、登山者が来る事も珍しくないそうだ。

ルート/駐車地⇒不死熊橋⇒中尾根コース⇒根本山⇒十二山⇒熊鷹山⇒丸岩岳⇒野峰⇒青少年野外活動センター入口(駐輪地)



 



根本山の案内は何処にも出ていなかったが駐車地の目の前が登山口になる。
因みに左側の立派な標識は林道の標識である。


ゲートが見えてきた。
この場所が不死熊橋になる。
ゲートの左側が沢コースの入口だった。
中尾根コースはゲートの向こう側になる。


数日前、台風が通過したので沢の数量は非常に多かった。
こう言う時は沢コースに入らない方がいいと思われ。


左折して支線に入る。


やっとここから登山道が始まる。


最初はジグザグに細かく道が切ってあった。


尾根がハッキリしてきた。
勾配も緩くなる。


最初の祠である。
祠が多い登山道だった。


木の間から高い山が見えてきた。
多分、根本山だと思う。


案内は、なかったが登山道は大きく右に移動する。


かなりの急勾配だったが直進方向にも薄い踏み跡があったのでそちらへ進んでみた。


20m位、急勾配を上がると尾根に乗った。


黙々と歩いていると前方に標識が見えてくる。


あ〜、ここが沢コースとの分岐点ね。
更に直進方向に進むと根本山へ至るそうだ。
それにしても小さい案内である。
昔懐かしいテプラかその類似品で作ったと思われる。



登山口から2時間弱で根本山に到着した。
コースタイムが1時間50分だったのでほぼオンタイムだった。


根本山で休憩&おやつタイム。


根本山からは少しの間、県境を歩く。
上の画像のタイプの杭が沢山打たれていた。


この辺りが根本山神社になる。
もう、何年も放置されてる感じだった。


唯一、立派だったのがこの石碑である。
それでも建ててから30年近く経っていた。


氷室山方面との分岐点なんだが非常に分かり辛かった。


良く見るとこの標識が設置されていたが私が進んだ向きだと目に入らない場合があると思う。
この辺りから県境では、なく完全に栃木県になる。


標識のようなものが付いていた。
多分、ここが十二山の頂上だと思う。


十二山の辺りから勾配が殆どなくなり気持ちいい尾根歩きが楽しめる。


進行方向右側に登山道である。
この登山道は山と高原地図に掲載されていなかった。


直進方向にまた違う登山道があった。
ここは案内が出ていなかったが山と高原地図に載っている正規登山道になる。


普通の登山者には、あまり知られてないがこの付近、山岳サイクリングのコースとしてその筋の方々に知られている。
確かにMTB向きだと思う。


多少であるが開けた場所があった。
ただし精々この程度の展望しかなかった。


熊鷹山に近づくと頭上が開け明るくなる。


熊鷹山に到着した。


熊鷹山には立派な展望台が設置されていた。


熊鷹山の頂上には今歩いてきた登山道の他、これから歩く方ともう1つ登山道が存在した。


展望台に上がると360度展望が楽しめる。
全部を載せるも何なので展望台の向きごとに撮影してみた。
これが北側。


これが東側。


これが南側。


これが西側になる。


これから進む方向である。
ほぼ、この稜線上を辿る事になる。


熊鷹山からの下りは、少しだけ勾配が急だった。
画像の通り補助ロープが張ってある。


ややキツイ勾配を下り切ると分岐点である。
ここを左折すると作原(小戸)と言う場所に至るそうだ。


※オンマウスで標識拡大
(2012年6月の画像)
去年の6月に林道ツーリングでたまたま、その登山口(林道の終点)に立ち寄っていた。


直ぐ先にまた分岐点である。
ここは標識等なにもなかったが右折すると最初に歩いた林道に至るもよう。
今まで歩いてきたルートからここを右折して登山口に戻るのが一般的な日帰り登山コースになっている。(分県登山ガイド群馬県の山のコース)


相変わらず平坦で歩き易かった。
MTBのコースになるのも納得出来た。


明らかに人工的な地形が右方向に見えた。
GPSで確認すると近くを林道が通っていた。


ほぼコースタイムで丸岩岳に到着した。
先ほどの熊鷹山と違い殆ど展望がなかった。


丸岩岳でランチにした。
そうそう、大分前から使っていたが新兵器のケトルとコンロである。
多分どちらも現在販売している商品の中で相当軽いものだと思う。


丸岩岳から登山道は2方向に別れる。
どちらも踏み跡は薄かった。


今回は南側のルートを進む。
ここから非正規ルートになる。


5分〜10分歩くと林道に突き当たる。


林道は綺麗な状態だった。
最近車が通った形跡等全くなかった。
この林道、登山口から少しだけ歩いた林道の末端部分になる。


林道の先に目印が付いていた。
そちらへ進む。


尾根が広い所が多かった。
今までの登山道と大分雰囲気が違っていた。


野峰の手前は2段になっていて両方合わせて100m位、標高を上げる事になる。
勾配自体もかなりキツかった。
MTB同伴だと難儀すると思う。


本日の最終目的地、野峰に到着した。
見通しが悪い暗い頂上だった。


標識が無いな〜?と思ったら地べたに転がっていた。
他にもあるかと思い辺りを探したが見付からず。


野峰の先は地形が複雑で本日、1番分かり辛い場所だった。
地形図を見て適当に進むと踏み跡の上に乗った。
それからは、しばらく緩い下り勾配が続く。


伐採地になった。
ただ、最近作業をした形跡は見られなかった。


伐採地の辺りから作業道歩きになる。
溝が掘ってあってその中を歩く形だった。


予想していた尾根から大分離れてしまう。
それを修正するかのように横へ移動する所が数箇所あった。


場違いな大きい記念碑である。
一般人が殆ど入らない場所なので凄く違和感を感じた。


私が気付いた唯一のヤセ尾根になる。
見ての通り決して危険な場所では、ない。


比較的新しい祠が置いてあった。


祠の所が分岐点になっていた。
標識によると右方向へ進むと梅田ふるさとセンターに至るそうだ。


分岐点の先は正にMTB向きだった。
少しの間だったけど。


伐採地になった。
荒れていてどこを通っていいか良く分からなかった。


何とか伐採地を抜けたがこの辺りもルートがハッキリしなかった。
それと右方向に民家が見えたので極力そちらへ近づかないようにする。


墓地が現れた。
避けられないので通路を通らせてもらう。


前方に舗装路が見えてくる。


舗装路に出て左方向を見ると今朝、バイクを降ろした場所だった。





 



5年位前までは私が車を停めた駐車地の近くまで路線バスが来ていたそうだ。
なのでバスの運行時刻に合わせさえすれば今回歩いた縦走路を比較的簡単に歩けたみたいである。
現在は、それが出来なくなったので逆向きに歩いて舗装林道の下りを自転車を利用するってのがベストな方法だと思う。
後は野峰からの下山ルートを北側の尾根を通って駐車地付近に降り立つって手もあるが。(ネットで調べると実行している方が何名か居る)
まぁ、私は何も考えないでEC-03を使うだけだけどね。^^

歩行距離/14.6km|累積標高差/+1191m -1488m
所要時間(休憩含)/7時間45分(7:45〜15:30)|出会った登山者/0人
EC-03走行距離/7km|累積標高差/+312m -15m|消費電力/約45%(オールパワーモード)

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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