作成者/管理人   2013年9月上旬実行
苗場山(祓川コース)
 



久々にピークハントをやった。
登る山は新潟と長野の県境にそびえ立つ苗場山である。
苗場山は6月に登った白砂山、7月に登った平標山付近から良く見えていて、その特徴的な山容から今年中に登っておきたいと思っていた。
改めて登山ルートを調べると100迷山だけあって沢山のコースが存在した。
出来れば縦走したかったが日帰りでは厳しいようで王道の祓川コースを往復した。

ルート/駐車場⇒和田小屋⇒下ノ芝⇒中ノ芝⇒上ノ芝⇒神楽ヶ峰⇒苗場山⇒山頂付近を散策⇒ほぼ同ルートで駐車場



 



駐車場の南側が登山口になる。


※画像をクリックで拡大画像
登山口の案内によると頂上まで上り4時間15分、下り3時間15分、合計7時間半になっている。


登山道はツルツルで歩き辛かった。
コケないようにゆっくり上がる。


舗装路に接続する。
この舗装路は駐車場から繋がっていて帰りは、これを使って下山した。


ここからまた、登山道へ入る。
この場所が和田小屋になる。


登山者カウンターである。
多分、信越トレイルにあったやつと同タイプだと思う。


スキー場と別れ森の中に入る。


結構、岩がゴロゴロしていて歩き辛かった。
ボディーブローのように後半ヒザにきた。(汗)


五合半の標識である。
つ〜事は和田小屋辺りが五合目かな?


明るい場所に飛び出した。


辺りを見渡すと明らかにスキーコースの一部だった。


木道とやけに綺麗な休憩施設である。


その場所が和田小屋の次のチェックポイント、下ノ芝だった。
近くにある標識によると下ノ芝が7合目になっていた。


小さい街が見えてきた。
越後湯沢辺りだろうか?


ここにも休憩施設があってチェックポイントだと用意に想像出来た。


名前も予想出来たがその通りだった。
つ〜事は。


当然、その次も予想を裏切らなかった。


この石碑は山の中にあるものとしては、かなりデカくて立派だった。
顕彰碑と言う名前が付いていた。


顕彰碑の直ぐ先が小松原分岐だった。
この先から平坦になる。


小松原分岐から分かれる登山道(小松原コース)は、この通りブッシュが張り出していてあまり通る人が居ない感じだった。


エメラルドグリーンの湖が見えてきた。
登山地図で確認するとカッサ湖(田代湖)だった。


これは祓川コースを掲載されているWebサイトに必ずって言うほど出てくる場所になる。


どちらかと言うと復路の方が通過が大変だった。


ここはロープウェーが動いてる時季(紅葉シーズン)だけ使われる登山道との分岐点になる。(逆方向から撮影)


藪が多かったのでロープウェーが動き出す直前に草刈すると思われる。


神楽ヶ峰に到着した。
上の画像の通り8合目になる。
ここから一旦標高を下げる。


やっと苗場山が見えてきた。
この画像より本物の方が数倍、迫力があったよ。


祓川コース唯一の水場である。
飲料水はタップリあったので汲まなかった。


お花畑に到着した。


お花畑からは、ほぼ上り勾配のみになる。


9合目の標識である。
GPSで確認していないが多分8合目の神楽ヶ峰より標高が低いと思う。


ここから急勾配になる。
本日歩いた中で1番の急登だった。


1箇所ロープが設置されていた。
復路で利用させてもらった。


平地になった。
ほぼ、苗場山に着いた事になる。


お〜、今年設置した木道である。
今回、歩いた登山道は比較的新しい(平成20年代に設置)木道が多く見られた。


左側の木道は登山地図に載っていなかった。
頂上付近は結構登山道が入り組んでいてそう言う場所が多かった。


標識に従い右方向へ進む。


頂上に到着した。
頂上までの案内は少し分かり難かった。
ハッキリ言ってつまらない頂上になる。


頂上には非難小屋のようなもの置かれていた。
ワイヤーが掛けられていたので最近ヘリコプターで運んできたものと思われる。


頂上付近には山小屋もあった。
登山地図によると自然体験交流センターと言う名前だった。
宿泊は出来るようだが予約しないとダメみたいだ。


画像左の休憩施設で休んでる登山者が多かった。
多分ここで休憩したのち下山するだけの登山者が大半だと思う。


折角なので私は湿原を散策した。
それにしても池塘が多かった。


ホント気持ちいい湿原である。
山頂付近だけを見て帰ってしまうのは、ちと勿体ない。


最初の分岐を左折する。
登山地図のコースタイムだと山頂からここまで20分になっている。


分岐から2、3分歩くと苗場神社があった。
見た目、神社と言うよりも立派な祠って感じである。


分岐へ戻り。


ランチにした。
ランチ中、5、6人の登山者が私の前を通ったが全て長野県側から登ってきた登山者だった。


更に長野方面へ進むと岩場が出てくる。
同時に森の中へ入る。


森から出るとガスってきた。


木道に復帰する。


左方向に進むと和山温泉に至るようだ。
予定では、ここで引き返そうと思っていたがもう少し先へ進む。


坪場と言う平坦な場所になる。
登山地図に出ていたので入れるのかと思っていたが木道がなく入れなかった。


ここで木道は終わりになり登山道に変わるようだ。
当然、この場所でUターンした。


引き返す途中ガスが薄くなってくる。


和山温泉に向かう登山道との分岐点へ戻る。
ガスがなくなり先ほどと全く違う景色になっていた。


岩場を抜けて苗場神社方面との分岐点に無事戻る。


やっぱ、この辺りが1番のいい景色だった。
つ〜事で苗場山に登ったら最低でも苗場神社方面との分岐点までは来た方がいいと思われ。


確か2時近くになっていたと思うが登山者が殆ど居なかった。
右側の休憩施設に居る方は長野県側から上がってきた登山者なので新潟県側からの登山者は私が最後だったと思う。


ここで往きのルートと接続する。
後は、往路とほぼ同じルートで引き返した。





 



復路の小松原分岐から和田小屋区間で久し振りにヒザを痛めてしまう。(汗)
動く岩が多かったので往きの時点でヤバイかな?と思っていたが現実のものとなってしまった。
下りで頻繁にヒザが痛くなる登山者には、ちと手強いコースかも知れない。
登山時間も結構長く往復のコースタイムが7時間半で湿原散策まですると9時間程度かかってしまう。
なので私のように何時も標準タイム位の速さで歩く方とかは出来るだけ早くスタートした方が良さそうである。

翌日につづく

歩行距離/18.1km|累積標高差/1503m
所要時間(休憩含)/9時間40分(7:40〜17:20)|出会った登山者/30人位

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 14mm/F2.5
GPS/Garmin Colorado300
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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