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スタート地点の野反湖湖畔の駐車場である。
国道405号線の一般車両が入れる最終地点でもある。
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白砂山まで標高差約600mか。
何か大した事ないとこの時点で思っていた。
因みに累積標高差は+938mになる。
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登山道を少し進むと野反湖が見えてくる。
この後、しばらく野反湖を見下ろすポイントがなかった。
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前方に大きめな沢(ハンノ木沢)である。
これがあるお陰で下り勾配になっていた。
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沢には不安定な橋がかかっていた。
水量が増えると流されるみたいで橋にはロープが結ばれていた。
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危険と言うほどではなかったが補助ロープが設置されていた。
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上に目をやるとロープを木に結んで吊ってあった。
それにしても人間がマトモに登れる角度ではないので設置するのに相当大変だったと思う。
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ここは標識に従い右方向へ。
直進方向は何処に至るか書いていなかった。
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長野県との県境にさしかかると古い小屋が建っていた。
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標識によると某電力会社の持ち物のようだ。
小屋は傾いていて既に廃墟だった。
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地蔵峠に到着した。
見た目、あまり峠っぽい場所ではなかった。
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進行方向右側に石仏が置いてある。
傍らには藁で編んだ長靴が供えてあった。
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地蔵峠からは長野県の切明温泉に抜けられる。
このルート、MTB乗りに取って憧れのコースだったりする。
5、6時間程度のコースだが連絡が非常に悪く車の回収を考えると中々走れるコースじゃないんだよね。
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GPSを見るとここが地蔵山になる。
藪で近づく事が出来なかった。
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少しだけ見通しが良くなってきた。
最初上の画像の山が白砂山だと思っていた。
しかし全然違っていた。
後から検証すると最後に登る八間山のようだ。
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北側の視界も開けてきた。
新潟と長野の県境辺りの山が見えていた。
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分県登山ガイドに掲載されている小さな広場に到着した。
ここから5分の所に水場があるそうだ。
本日も約3リットル飲料水を持ってきたので水場には行かなかった。
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小さな広場からの景色である。
野反湖の眺めが本日最高のポイントだった。
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この辺りから堂岩山の頂上付近まで雪の上を歩く事になる。
新しい足跡があったのでそれを頼りに前へ進んだ。
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やがて前方が藪になってしまう。(汗)
コース間違えの人の足跡を辿ってしまったみたいだ。
雪道を引き返すのも何なのでそのまま藪に突っ込んだ。
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藪漕ぎを10m程度すると正規登山道に接続出来た。
GPSの破線を頼りに進んだら良い結果となった。
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白砂山がハッキリ見えてきた。
前評判通りの迫力だった。
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南側の視界が開けてきた。
やっと本日のメインルートに到達したようだ。
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堂岩山から10分程度で八間山分岐に到着した。
勿論、白砂山方面へ進む。
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八間山分岐を下って行くと北側の展望も良くなってきた。
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山の間に特徴的な平らな山が見えてきた。
後から調べると苗場山だった。
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遠くから見ると気付かなかったが小ピークが数個あってそれを忠実に越える形で登山道は続いていた。
なのでアップダウンが想像以上に大きく簡単には頂上へ到達出来なかった。
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上の画像では分かり辛いが白砂山方面から2名の登山者が下りてきた。
この時間に下りて来るんじゃ私より1時間は早く出発したと思われる。
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猟師の頭から大きいコブを2つ越すと後は殆ど上り勾配だった。
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勾配がキツクなってきた。
何も考えないで黙々と歩いた。
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見るからにヤバイ場所である。
実際近づいてみると全然大した事なかった。
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4時間ちょっとかかって白砂山の頂上に到着した。
残雪がなければ4時間弱で来られたと思う。
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頂上からの景色である。
こちらが前回の稲包山から繋がっている県境尾根になる。
地図で確認すると稲包山まで直線で10キロ程度の距離だった。
画像中央の山の後ろに見えるシルエットが稲包山かな?
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前回ガスっててイマイチ見えなかった谷川岳辺りの山も本日は良く見えた。
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方向的に前橋方面になる。
一番奥の山が榛名山辺りだろうか?
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最高の景色を見ながらランチにした。
本日は前回と違い完全貸切状態だった。^^
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※オンマウスでこれから歩く大体のルート
1時間位頂上に留まりたかったがまだまだ先が長いので約30分で下山した。
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おっと、登山者が下からやって来た。
本日、合計8名の登山者と擦れ違う。
前回もそうだったが全て自分より遥かに年上だった。w
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八間山分岐へ戻ってきた。
登山地図のコースタイムだと1時間で分県登山ガイドのタイムだと1時間半になっていた。
丁度、その中間のタイムで歩き切る。
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振り返って白砂山を撮影。
もう、来る事がないかも知れないのでしっかり目に焼き付ける。
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右方向の視界はあまり良くなかったが野反湖が見えるポイントが時々あった。
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また、振り返って白砂山を撮影。
大分、尾根の見え方が変わってきた。
頂上までのアップダウンがハッキリ確認する事が出来た。
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左側の景色が雄大でピストンで引き返してしまったらヤバかったと思う。
ただ、この後、上り返しが沢山出てくるので体力的には辛かった。
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八間山が大分迫ってきた。
地形的に1度、急降下する感じである。(汗)
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登山道っぽくなってきた。
足場も先ほどに比べると悪くなってくる。
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おかしいなぁ?と思ったらここを上がるようになっていた。
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そこが黒渋の頭と言う場所だった。
後から地形図を見ると1895m標高点だった。
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画像中央の山が八間山である。
直ぐそこのようだがこの後、細かいアップダウンを繰り返し簡単には近づけなかった。
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やっと最後の上りになった。
今回の登山コース、最後の上りでもあった。(正確には下山ルートで軽い上り返しが出てくる)
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頂上の手前に分岐があった。
帰りは右方向へ進む事になる。
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横から見るとマトモに見えたが表に回るとこの通り、使える状態ではなかった。
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八間山の頂上に到着した。
白砂山の頂上から約3時間の道のりだった。
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頂上からは白砂山と今歩いてきた稜線が同時に見る事が出来た。
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白砂山から少し右に目をやると谷川岳も良く見えていた。
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南側は大分雲が出始めて遠くの方は良く見えなかった。
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こちらが西側の景色になる。
左側の街は多分草津だと思われる。
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この北側の変わった形の山は何て山だろうか?
左下には辛うじて野反湖が見えていた。
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下山に取り掛かる。
頂上から登山道は2方向に分かれ、どちらを進んでも野反湖に下りられる。
勿論、駐車地に近いルートを選択した。
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あまり見通しは良くなかったが野反湖が大きく見えたので1枚撮影。
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登山道は少しだけ荒れていた。
頂上付近は勾配がやや急だったので珍しくステッキを出して足に負担がかからないように下る。
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この辺りは少しだけ開けていた。
下山ルートでこう言う場所は殆どなかった。
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不明瞭になってきた。
目印を頼りに前へ進めば全く問題ない。
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確か初めての標識だったと思う。
見晴という場所だったが。
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残り300mになった。
後、もう一踏ん張りである。
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舗装路(国道405号線)に突き当たる。
ここから約20分の舗装路歩きになる。
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やっと駐車場が見えてきた。
9時間を越えるロング山行がこれで終わりとなった。 |
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