作成者/管理人   2012年12月中旬実行
仙人ヶ岳(猪子峠〜仙人ヶ岳〜岩切)
 



数日前に私の2012年度の休みが終わってしまった。
と言う事で今回が今年最後の山遊びレポになる。
今年は山歩きの割合が大幅に増えたが来年は更に増えると思う。
2輪で行きたい場所や物理的にも倫理的にも行ける場所が少なくなってきたので自然の流れかな。
来年以降、一般的な登山者があまり行かないような山道を中心に歩く予定である。

今回も得意の分県登山ガイドで行き先を決めた。
時季的に群馬や栃木方面は避けていたが安全に登れると言う事で足利市の最高峰、仙人ヶ岳を選んでみた。

ルート/岩切登山口付近の駐車スペース⇒猪子峠⇒熊ノ分岐⇒仙人ヶ岳頂上⇒熊ノ分岐⇒生不動尊⇒岩切登山口付近の駐車スペース



 



当日の朝、霧が結構深かった。
予報ではこの後、晴れるそうなのでそれを信じて石切登山口付近の駐車スペースを出発した。


スタート地点からほんの少し歩くと岩切登山口がある。
通常ここから入るが県道208号線をそのまま進む。


後からネットで調べるとトンネルの手前の脇道から入って猪子峠へ行けるそうだが標識等見当たらずトンネルを潜ってしまった。


トンネルを抜けた所にある舗装林道に接続する。
実はここも標識がなく1キロ程度直進してしまった。(ログは修正済み)


舗装林道を少しだけ歩き登山道に入る。


入口の標識には仙人ヶ岳の案内は出ていなかった。


上の方は階段になっていた。
勾配的には登山口付近の方がキツかったような気がする。


突き当りを右折して深高山方面へ。
左折すると多分先ほどの舗装林道に至る。


直ぐ先にまた分岐点があった。
ここが猪子峠になる。


猪子峠で初めて仙人ヶ岳の案内が出ていた。
勿論、そちらへ進む。


平地になってきた。
そうすると右方向から車の騒音が聞こえてくる。
県道208号線を通過する車の音である。


猪子峠から100m程度標高を稼いだだろうか足利の市街地方面が見えてきた。


大分岩場が多い登山道だった。


進行方向右側に松田川ダムが見えてきた。


折角稼いだ標高を一気に失う事になる。
最初、底が見えなかったのでヤバイかなと思ったが50mは下がらなかった。


数年前に山火事があったそうでこのポスターがあちらこちらに設置されていた。


コース中で1番荒れた場所になる。
登山道自体はしっかりしていたが。


ロープがあってここから急な下りかよと思ったら。


その左側が難所の犬帰りだった。
ほぼ垂直で高い所が苦手な私は怖くて上がる事が出来なかった。(汗)


巻道で約30m程度下る。


上りも下りと同様で階段が設置されていた。


ここで犬帰りの登山道と接続する。
キツイ上りだったが高所恐怖症の人は無理せず巻道を通った方がいいよ。


犬帰りを過ぎると大分岩場が減り歩き易くなってくる。
ただ、相変わらずアップダウンは多かった。


登山道で1番見晴らしのいい場所になる。


何時の間にか松田川ダムの正面に来ていた。


珍しい鉄製の標識である。
この標識の所で松田ダムからの登山道と交わる。


熊ノ分岐に到着した。


ここから仙人ヶ岳山頂まで残り約20分になる。


熊ノ分岐からも数回アップダウンがあった。
しかしGPSで確認するとここが最後の上りっぽい。


また、分岐点があった。


分岐点の所は頂上みたいな場所だったが東のピークと言う場所だった。


頂上まで残り300mである。


また、下りかよ。(汗)
まぁ、大して下がらなかったが。
ホント、アップダウンが多い山だね。


やっと仙人ヶ岳の山頂の到着した。
たかが標高差450mの山なので楽勝かと思っていたが大間違いだった。
後からGPSで確認するとその倍の累計標高差があった。(汗)


頂上からの景色である。
木の間から辛うじて北側の展望があった。


頂上で昼食&大休止。
当日はここの所の気温に比べる大分暖かく気持ちのいい時間を過ごす事が出来た。


体力に余裕があったら県境を南に移動して下山しようと考えていたが。


そんな元気は残っていないので来た道を引き返す。


熊ノ分岐へ戻る。
ここからは先ほどの登山道ではなく岩切登山口からのルートを歩く。


標識のコースタイムだと90分かかるようだが下りが苦手な私でもそんなにかからなかった。


最初は少し勾配がキツかった。
一応、ロープが張ってあったが危険な場所はない。


ロープがなくなり勾配が緩くなってくる。


沢が現れる。
水量は殆どなかったが。


丸太で作った橋が合計10箇所程度設置されていた。
当然表面が丸いのでどれも渡り辛かった。


沢の中が登山道になっている部分も数箇所存在した。
水量が多い時季とかはどうするのだろうか?


立入禁止の場所が1箇所あった。
ネットの情報だとマンガン鉱採掘の坑道跡だそうだ。


生不動尊に到着した。
今にも朽ち果てそうである。


生不動尊辺りから沢の水量が増えてくる。


帰りのルートで唯一危険な場所になる。
ロープが張ってあったが場所によってはかなり弛んでいた。


1本に見える2本橋を渡ると。


登山道は林道レベルの道幅になる。


この手前で舗装路になった。
民家が見えてきてそろそろ終盤って感じである。


県道208号線に戻る。
熊ノ分岐からは、ほぼ下りのみだったのであっと言う間って感じだった。





 



今回のコース、アップダウンが多く知らない内に体力を奪われてしまい予想以上に疲れるコースだった。
一般的には今回のコースを時計周りで歩くようだが私もその周り方をお勧めする。(私は反時計周り)
多分、そっちの方が疲れ難いんじゃないかな?
ピークハンターには断然帰りのルートのピストンを勧める。
標高差500m程度なので完全にハイキングの延長程度の行程である。
次回があるかは分からないがもしまた仙人ヶ岳に登るような事があればその時は県境のマイナールートを歩いてみたいと思う。

歩行距離/10.2km|累積標高差/913m
所要時間(休憩含)/5時間55分(8:35〜14:30)|出会った登山者/0人

カメラ/LUMIX DMC-LX5
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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