作成者/管理人   2025年10月実行
鐘撞山〜大室山〜犬越路〜大笄〜ヤタ尾根
 



富士山の麓から丹沢に繋がる長大尾根の未踏破区間を歩いてきた。
今回の山行は先月歩いた大室山、加入道山間の逆側に位置する。
一応、今回で丹沢の背骨に当たる部分が大方繋がった事になる。
去年まで全く手を出せなかった丹沢山系だがここまで進展するとは考え深い。
今後は丹沢主脈に繋がる支尾根を大雑把になると思うが徐々に片付けるつもりでいる。

ルート/駐車地⇒鐘撞山登山口⇒鐘撞山⇒大室山⇒犬越路⇒小笄⇒大笄⇒ヤタ尾根口⇒駐車地

歩行距離/12.5km|累積標高差/1666m
所要時間(休憩含)/9時間40分(6:50〜16:30)|出会った登山者/3人

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Garmin FORETREX601



本日の駐車地。


広場になってる所が登山口になるが案内は何処にも見当たらなかった。


入口だけ雑然としていた。


山道っぽくなってる所を辿る。


簡易的な道標が現れ、道が合っている事を自覚した。


山道がトラバースし始めたのでおかしいと思いスマホで現在地を確認すると右側の破線上だった。
戻るのが面倒なので適当に上へ向かう。


山道が出てきて軌道修正は成功した。


尾根型が明瞭になってきた。
と同時に山道は不明瞭になるが何処でも歩ける状態だった。


朽ちかけた階段が存在した。
以前は一般道だったもよう。


鐘撞山に到着。


鐘撞山にはクマ避けアイテムが設置されていた。


比較的新しい石祠も存在した。


鐘撞山は西側だけ開けていて大室山の山頂付近が見えていた。


鐘撞山の少し先は尾根が細かった。
ロープとテープが張られて、こちらも一般道だったもよう。


934m標高点には何も付いていなかった。


地形図通り、急勾配になったくる。
露岩も出てきたが。


それを避けるように登山道が通ってた。


この辺りは左下から登山道が上がって来るとなっていたが全く分からなかった。
尾根上のルートなので適当に進めば、いずれ登山道の上に乗ると思うが。


低い笹が現れた。
笹には雨粒が付いていて足元がびちゃびちゃになってしまう。(苦笑)


左側に鹿よけネットが設置されていた。
そうなると大室山の山頂が目前となる。


ここで1ヶ月前に歩いた登山道に接続する。
そこには道標があったが。


今私が歩いてきたルートの案内では、なかった。


大室山に到着。
数枚画像を写して先へ進む。


休憩施設の所で。


おやつ&小休止。
休憩中、結構な量の雨が降ってきたので急いで上着を羽織り、犬越路へ向け下降した。


予想は、していたが階段と木道が多かった。
濡れていて滑りそうに見えたが意外にそうでもなかった。


1221m標高点にも何も付いていなかった。


中途半端な場所に三角点(1168.4m)が存在した。
認識してないと通り過ぎてしまう可能性が高い。


犬越路避難小屋が見えてきた。
内部を覗きたかったが話し声がしていたのでスルーした。


犬越路に到着。
犬越路は4方向に登山道が分岐していた。


休憩施設を利用してランチを取った。


犬越路の先は今までより階段が少なかった。


岩場や鎖場が多かったが危険を感じる事がなかった。


1288m標高点は小笄と言うそうだが山名板とかは存在しなかった。


この鎖場と言うか岩が滑り易かった。


見た目が怖そうな岩場になるが足場がしっかりしていて、すんなりクリアー出来た。


勾配が緩くなり路面が安定してきた。
どうやら岩区間を脱出したようだ。


ガスが取れ正面が見渡せるようなる。


進行方向右側も見通しが良くなってくる。


後ろを振り返ると大室山の山頂付近が顔を出していた。


笹薮が迫ってきてまた足元がびちゃびちゃになってしまう。(苦笑)
後で気付いた事だがこの手前が大笄だった。


下降ポイントに到達した。
ここで10分程度休息を取って。


下山に取りかかった。


日没には余裕で間に合いそうだったがガシガシ下る。


ここで林道を横切る。
トラロープが張られていたが。


法面崩落で通行止めになっていた。
今年の4月に来た時は、こんなものなかったのでその後に崩れたと思う。


1箇所、大きく開けた場所があった。
まだまだ空は明るかったが太陽は既に山の影に入っていた。


無事下山口に至った。


今回もゲートは開いていた。


神ノ川からは大室山が望めた。
前回、来た時は気にも留めなかったが。


駐車地に戻ってきた。
着替え、片付けが終わり、車を走らせるまで辺りは明るかった。
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