作成者/管理人   2025年9月実行
久保〜大室山〜加入道山〜ヤケハギ尾根
 



大室山と加入道山を山梨県側から周回してきた。
今回の山行の最大の目的は富士山の麓から丹沢まで繋がる長大尾根の未踏破部分を繋げる事にある。
距離的に1回で済むのだが連絡が悪く2回に分けた。
残りの区間は今年中に何とかしたいが理由があって(ヤマビルに襲われた)来春まで持ち越しになるかも知れない。
蛭ヶ岳の西側には殆どヤマビルが生息していないと聞いていたが最近は状況が変わりつつあるようだ。

ルート/駐車地⇒吊橋⇒久保登山口⇒1131m標高点⇒大室山⇒前大室⇒加入道山⇒前大室⇒前権現⇒ヤケハギ尾根口⇒長い車道移動⇒駐車地

歩行距離/12.7km|累積標高差/1327m
所要時間(休憩含)/8時間20分(7:00〜15:20)|出会った登山者/1人

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Garmin FORETREX601



本日の駐車地。


道志川に掛かる吊橋を渡る。


現地では大室山への登山道の情報が表示されていたが山と高原地図では難路扱いになっている。


こちらが実質登山口になる。


金属製の電柱が設置されていた。
張られたものは明らかに電線では、なかったので社会のゴミと予想したが。


その通りだった。


植林地の中の退屈なルートが続く。


道標が現れた。
左下には。


トラロープが設置されていた。
以前は、こちらにも登山道があったもよう。


上の方に行くと植林は減り、自然林が混じってくる。


1131m標高点には有志が案内を取り付けていた。


歩きには全く影響がなかったが野草が目立ってきた。


上りに使った支尾根はトリカブトが多く自生していた。
トリカブトの根には毒がある言う事は有名な話しだが調べると全ての部位に毒性があるそうだ。


大室山の山頂手前に登山者カウンターが設置されていたが本日は同じものを沢山見かけた。


大室山に到着。


予備知識がなかったが三角点は1等だった。


山と高原地図に展望マークがなかったので分かっていたが山頂からの展望は無いに等しかった。


大室山へは4方向から登山道が来ているが鐘撞山方面のルートだけ確認出来なかった。
また大室山に登るがその時は鐘撞山方面のルートを使う事になる。


大室山から5分程、行った場所が犬越路方面との分岐でベンチが設置されていた。


折角なのでベンチを利用しておやつ&小休止。


休憩ポイントの先は木道や階段だらけとなる。


大きく開けた場所は、なかったが時々左右に展望があった。


この辺りは階段で一気に高度を下げていた。


鞍部は破風口と言う名称だった。


前大室に到着。
下山は、ここの北側の尾根(ヤケハギ尾根)を使うがそちらへ行く前に加入道山を最小装備でピストンする。


相変わらずこちらも階段が多かった。


鞍部は穏やかな場所で名前を示すものは見当たらなかった。


加入道山に到着。
丁度、単独行の登山者が休憩していた。
大型ザックを使っていたので縦走しているように見えた。


加入道山には避難小屋が存在した。


内部をチェックしてみたが小綺麗で木の香りがしていた。


前大室に戻り。


ランチにした。


ランチ後は予告通り、ヤケハギ尾根を下る。


ヤケハギ尾根も上りに使った尾根と同じで難路扱いになっている。
ただ、上りの尾根と全然違って、藪尾根と大差がなかった。


結構、目印を見かけたが全くない区間も存在した。


急斜面になる場面もあったが程良い土質で滑る事は、ほぼなかった。


最後は工事をやっていたのでそちらを避けるようなに進路を取った。
家へ帰ってから衛星画像を確認すると整地されていた。
多分、環境破壊発電施設を作っているのだろう。


出口には障害物がなかった。


林道を使って駐車地に向かったがアップダウンが多く失敗だったかも?


オンマウスで画像拡大
途中で大人の鹿2頭と遭遇したが私の存在に気付き一目散に逃げて行った。


鹿は60度位ありそうな斜面を駆け上がった。
人間には理解不能な凄い脚力である。


逆側にはゲートが設置されていた。
と言うのも直ぐ先に。


集落が存在した。


ここで道志みちに接続して駐車地までそれを歩く。


駐車地に戻ってきた。
前書きにも書いたが着替えをしていた時にヤマビルに襲われた事を認識する。
この後、道志の湯に行くつもりだったが出血が止まらず残念ながら取り辞めとなった。(涙)
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