作成者/管理人   2025年9月実行
天神尾根〜オジカ沢ノ頭〜万太郎山〜吾策新道
 



天神平から万太郎山経由で土樽まで縦走してきた。
前回の山行(西黒尾根〜谷川岳〜茂倉新道)とスタート地点とゴールが近い場所だが重なって歩いた部分は、ほんの僅かしかない。
どちらも工程が10時間程度で私的にはハードだった。
前回は電車の時刻との戦いだったが今回は日没との戦いとなった。
谷川岳付近には後1、2本(内1本は藪が酷くてあまり歩きたくない)これより厳しい工程が残っているがそれを攻略するのは来年以降になる。

ルート/天神平⇒熊穴沢避難小屋⇒肩ノ小屋⇒オジカ沢ノ頭⇒小障子ノ頭⇒大障子ノ頭⇒万太郎山⇒井戸小屋沢ノ頭⇒大ベタテノ頭⇒吾策新道入口⇒駐車地

歩行距離/14.3km|累積標高差/+1202m -1913m
所要時間(休憩含)/9時間10分(8:20〜17:30)|出会った登山者/5、60人
※累積標高差はヤマレコを利用して修正

藪/なし
危険箇所/補助ロープがない岩場あり

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Google Pixel 6a



本日の駐車地。


駐車地から土樽駅へ行き。


上越線の上りに乗車する。


土合駅で上越線を降りる。


前回の駐車地は7時前の時点で20台位しか駐車されていなかった。


ロープウェイの麓の駅まで来たが約1時間も待ち時間があった。


ロープウェイの運行は休日が7時で平日は8時からだった。


天神平から本日の登山が始まる。


序盤は木道が多く、油断すると結構滑った。


左側から登山道が来ていたがそちらへ行くとリフトが存在した。


時々、両側に展望があった。
(上/吾妻耶山、下/朝日岳)


熊穴沢避難小屋で左から来るルートと交わる。


熊穴沢避難小屋を過ぎると岩場が多くなる。
見た目は厳しそうだったが危ない思いは全くしなかった。


前回歩いた西黒尾根が見えてきた。


こちらは最初に登るオジカ沢ノ頭になる。


後ろを振り返るとスタート地点の天神平が確認出来た。


ようやく岩が目立たなくなり階段上りとなる。


肩の小屋に到着。
前回、わざわざこちらに立ち寄ってたが尾根繋ぎの一貫として、そうしている。


肩の小屋の左側がこれから歩く縦走路の始まりだった。


最後に登る万太郎山には厚い雲が掛かっていたが徐々に薄くなった。


岩場が現れたがそれを避けるように登山道が通っていた。


左から上がってくる登山道があったが尾根上のルートのようだ。


谷川岳には厚い雲が掛かっていたが遠分取れる事がなかった。


平らな場所があったのでおやつ&小休止。


オジカ沢ノ頭は近くから見ると鋭い山容だった。


この先は岩っぽい場所が多くなり、あちこちに移動していた。
因みに画像正面の岩場には登る必要がない。


オジカ沢ノ頭に到着。
この少し先に。


避難小屋が存在した。


避難小屋の内部は、あまり快適そうに見えなかった。


避難小屋の所にも枝道があったが入口から藪で覆われていた。
山と高原地図の現在の情報だと難路扱いになっている。


この先、遠分障害物がないように見えてがその通りだった。


左から大きな水音がしていたが沢には、かなりの量の水が流れていた。


何時の間にか万太郎山に掛かっていた雲は殆ど取れていた。


前回、下った尾根には、まだ雲が残っていて後ろにある谷川岳も全く見えなかった。


小障子ノ頭を通過する。


やっと万太郎山に掛かる雲は完全に無くなり、これ以降、纏わり付く事がなかった。


大障子避難小屋に着いたと同時に向こうから登山者がやってくる。


その登山者と一緒に小屋の内部をチェックして5分位、立ち話をした。


大障子避難小屋を上り返した所が大障子ノ頭の山頂だった。
万太郎山まで空腹に耐えられそうもないので。


ランチにした。


大障子ノ頭の先にロープのない岩場が存在した。
高さは大した事がないが捉まる所がなく、おまけに足の置き場も見当たらなかった。


鞍部まで下りてきて、万太郎山に向けての上りが始まる。
200m以上高度差があって、上の方は急登だった。


ここで万太郎山の北側の尾根と言うか吾策新道上になる。
万太郎山までは。


2、3分で来られた。
万太郎山の山頂は360度展望で間違いなく今日1の眺めだった。


(仙ノ倉山)


(赤城山)


(谷川岳)


(土樽)


5分程、大パノラマを拝んだのち、吾策新道を下りて行く。


遠くから見ていて分かっていたが吾策新道が通る尾根は凸凹だった。
ただし大きな上り返しは、なかったが。


岩が多かったが大きい段差とかは、なく快適とは言い難いがストレスなく下りられた。


ザレ区間は滑らないよう慎重に下った。


長いロープ区間になる。
右側に落ちないよう、ここも慎重に下った。


大ベタテノ頭に到着。
この手前は3、40m上り返していた。


岩尾根の所で視界が大きく開け、万太郎山の勇姿が目に入ってくる。


ここで尾根上を離れ右の方に進路を取る。


急な下り斜面が続く。
疲労で足の踏ん張りが怪しくなってきたのでトレッキングポールを出して負担を軽減した。


勾配が収まってきた。
このままの状態が最後まで続くとありがたいと思っていたが甘くは、なかった。


舗装路に突き当たり登山道は終わりとなる。
この時点で5時になっていなかったので日没の前に駐車地に戻れる事を確信した。


出口(吾策新道入口)には金属製の道標があったが取り付けた木材が朽ちたようで地面に落ちていた。


出口付近は舗装されていたが手前側は未舗装路も残っていた。


多分、ここが登山者用の駐車場だと思うが現在は手前の林道が荒れていて本格的な四駆じゃないと辿り着くのが厳しいと思う。


土樽PA(下り)の横を抜けて行く。
昨夜は、ここで車中泊をしたが今夜は上りのPAで車中泊をした。^^


駐車地に戻ってきた。
本日は単三電池3本駆動のヘッドライトをわざわざ持ってきたがそれを使わず登山を終える事が出来た。
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