作成者/管理人   2025年5月実行
塩水林道〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜天王寺尾根



先月に続き、私があまり近付かない山域の丹沢山系にまた行ってきた。
今回登った山は最高峰の蛭ヶ岳とその東にある百名山の丹沢山になる。
先月の工程ほどの長丁場では、ないが日が長く、ヤマビルの活動期の前(実際に生息してるかは不明)のこの時季を狙って片付けた。
当日は天候がイマイチだったせいもあって、数える程度しか登山者が来ておらず、鬱陶しい思いを全くしないで済んだ。
しかも主稜線上は、そこそこ展望があって大満足の登山となった。

ルート/駐車地⇒塩水林道歩き⇒登山口⇒天王寺尾根分岐⇒丹沢山⇒棚沢ノ頭⇒鬼ヶ岩ノ頭⇒蛭ヶ岳⇒鬼ヶ岩ノ頭⇒棚沢ノ頭⇒丹沢山⇒天王寺尾根分岐⇒天王寺峠⇒下山口⇒駐車地

歩行距離/19.5km|累積標高差/1877m
所要時間(休憩含)/10時間20分(5:50〜16:10)|出会った登山者/6人)

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Garmin FORETREX601



本日の駐車地。
駐車場は既に満車で、しかたなく路上駐車した。


最初に舗装林道で奥へと進む。


舗装林道は2方向に分かれる。
どちらへ行っても丹沢山に至るが往きは右のルートを選択し戻りは、もう1方のルートを使用した。


右に沢を見ながら歩く場所が多かった。


1箇所、舗装林道をショートカット出来るルートがあったが。


沢の水量が多く、足を濡らさないとそれが不可能で諦めた。


舗装林道を約1時間半歩いて登山口に至る。


序盤は緩い勾配が続いていた。


標高1000m付近で霧が立ち込めてくる。


地形図で谷になってる場所は砂防ダムの上だった。
砂防ダムを過ぎると勾配が増してくる。


丹沢名物の木の階段が現れた。
このルートも階段が多かった。


天王寺尾根分岐に到達した。
戻りは左側の登山道を使う事になる。


天王寺尾根分岐の先は穏やかな地形で雰囲気が良かったが長続きは、しなかった。


鎖場が現れたが距離が短く難易度も低い。


丹沢山が近付くと階段だらけになる。


山頂手前で北東側から来る尾根と交わる。


山小屋が見えてきた。
小屋は私の想像よりかなり小さかった。


山頂は良く整備されていて上の画像の通り、砂利が引き詰められていた。


山頂の標識には丹沢山では、なく丹澤山と書かれていた。
かなり傷んだでるように見えたが画像を拡大するとこう言うデザインだったっぽい。


前書きにも書いたが意外にも展望がそこそこあった。


ベンチで一服したのちザックをデポして。


蛭ヶ岳に向かう。


主稜線上のルートは終始見通しが良かった。
快晴ならこの数倍の展望を堪能出来たかも知れない。


ある程度、先へ進んでから丹沢山を撮影する。
蛭ヶ岳と違い、特徴のない山容だった。


こちらの三角形の山には建物のようなものが見えていたが塔ノ岳だった。


めちゃくちゃキレイな山小屋が存在したが2年前に建てたもので不動ノ峰休憩所と書かれていた。


室内にはテーブルとイスのみで避難小屋的な使い方は出来ないようだ。


不動ノ峰休憩所の近くには水場があったがどの程度で水場へ到達出来るか表示されていなかった。


不動ノ峰の山頂は休憩所から4、50m高度を上げた場所だった。


不動ノ峰を過ぎると蛭ヶ岳を視界に捉え易くなる。


不動ノ峰の次のピークが棚沢ノ頭で南西側から。


登山道が来ていた。
道標がなかったが山と高原地図では一般道となっている。


蛭ヶ岳は逆側から見た山容とあまり変わらなかった。


鬼ヶ岩ノ頭には山名板や標識が設置されていなかった。


山と高原地図に出ているが鎖場が2箇所存在した。
どちらも鎖に頼らず岩に掴まった方が安定した。


1m近いヘビが通せん坊していた。
直ぐ逃げてくれると思ったが全く動じなかったので胴体の上を素早く飛び越えた。


蛭ヶ岳の山小屋も丹沢山の山小屋と同様、意外と小振りだった。
前回は近くに行かなかったので分からなかった。


蛭ヶ岳に到着。


予想をしていたが貸し切りだった。
と言うのも丹沢山からここまで登山者を1人しか見かけなかったのだ。


前回、来た時は分からなかったが蛭ヶ岳から丹沢山を視界に捉える事が可能だった。


折角貸し切りなので蛭ヶ岳でランチを取った。
約20分蛭ヶ岳の山頂に留まったがその間に誰も来なかった。


丹沢山に一気に戻り。


残りの食料を消費してしまう。


2度目のランチ後、下山に取りかかった。


天王寺尾根分岐まで引き返し、天王寺峠方面と言うか天王寺尾根をそのまま歩く。


天王寺尾根分岐から少し下った辺りでガス出てきてしまう。
この後、舗装林道に接続する手前まで視界が悪かった。


有刺鉄線の横を通る所が多かった。
向こう側は私有地なのかと思ったが大半がただの植林地だった。


登山道は所々荒れていた。
歩き易さを考えたら上りのルートの方が全然いい。


天王寺峠で尾根上を離れる。


何故か尾根上のルートより荒れが少なく歩き易かった。
ただ、あちこちに移動する忙しいルートだった。


沢へ下りてきた。
嫌な感じがしていたがヒルは居なかった。


舗装林道が見えてきて下山口に至る。


後は、この舗装林道で駐車地に戻るだけになる。


ここで一周完了。
もう1回、丹沢山までのルートを歩く予定だが上りに使ったルートを歩こうと思っている。


ゲートの直ぐ先が駐車地になる。
出発前10台近くの車両がこの付近に駐車していたが私の車を含め2台しか残っていなかった。
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