作成者/管理人   2023年10月実行
毛木平〜十文字峠〜赤沢山ピストン
 



栃本から十文字峠に繋がる長い尾根を歩いてきた。
9月に白泰山まで試し歩きをしたがその後、気になって気になってしょうがなくなり、雪が降る前に何とかしようと考えた。
コースタイムが13時間強(往復)で日が長い時季なら一気に片付けられそうだが日が短くなった今では、ちと厳しい。
避難小屋泊まりで2日がかりにするか2回に分けるを検討した結果、後者を選択。
取り合えず本日は毛木平から入山して最低でも三里観音まで到達する事を目標とした。

ルート/駐車地(毛木平)⇒十文字峠⇒栃本分岐⇒三里観音⇒赤沢山⇒三里観音⇒四里観音避難小屋⇒栃本分岐⇒十文字峠⇒駐車地

歩行距離/17.9km|累積標高差/1498m
所要時間(休憩含)/9時間40分(5:30〜15:10)|出会った登山者/0人

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/Google Pixel 7a
GPS/Garmin FORETREX601



本日の駐車地。
ここへ来るのは7年振りだった。


駐車場の奥から入山する。


県境尾根までの最初で最後の分岐になる。


高規格な橋を渡る。
その手前には登山者カウンターが設置されていた。


一里観音菩薩と言う石仏が存在した。
山と高原地図には五里観音となっている。


序盤は沢の中や河原を歩く事が多かった。


小振りな滝が見えてきた。
ここを過ぎると沢水の勢いが弱くなる。


本日のルート上で唯一の水場になる。


登山道は沢から離れ始める。
そうすると勾配が徐々に増してくる。


ここで尾根上になったがこの後、登山道は尾根の右側を通っていた。


微妙に下り始めると県境尾根が近い事になる。


この道標の所で長野と埼玉の県境になる。
ここを少し右に行った所が。


十文字小屋だった。


この道標の所から栃本に繋がる縦走路が始まる。


最初は苔のトラバースルートだった。


20分程度で分岐(栃本分岐)が現れた。
と言っても川又方面(股ノ沢歩道)は通行止で栃本方面に進むしかないのだが。


栃本分岐の直ぐ先が四里観音だった。


左側にネットが張られていた。
距離は、そんなに長くなかったが。


時々、展望があったが大きく開けた場所は、なかった。


四里観音避難小屋分岐に至った。
ここにザックをデポして三里観音を目指す。


1枚上の画像にも写っているが奥秩父林道への近道が直ぐ先にあった。
地形図を見ると奥秩父林道まで150mちょっと高度を下げる事になる。


登山道は尾根上を通る所が少なかった。
場所によっては道幅が狭かったが落ちてヤバそうな所は見当たらなかった。


谷側がコンクリートで固められていた。
明らかに廃林道だった。


尾根上になると安定した路面になる。


逆側にはロープが張られていた。
こちらには中津川林道の支線の大山沢林道に至る登山道があるようだが山と高原地図の情報だと不明瞭との事。


三里観音に到着。
この時点で9時半ちょっと前だったので赤沢山まで足を伸ばす事にした。


案内によるとここから尾根上を離れ左の斜面側へ行くとなっていた。
そうすると赤沢山の山頂をパスしてしまうので。


登山道を離脱した。


非正規ルートは岩っぽい所が多かった。


山頂手前で突破不可能な岩壁にぶち当たる。
辺りを見回すと。


左側にルートのようなものを発見する。
当然、これを辿った。


岩壁の上は展望地だった。
これがのぞき岩なのか?と思ったが全然違っていた。


赤沢山に到着。
上の画像の通り、赤沢山は三角点峰だった。
狭い山頂なのでこの画像を写しただけで直ぐ下山した。


下山ルートがあるものと思っていたが何処にもなかった。
適当に下って東側の鞍部へ至る。


鞍部の先は岩壁だった。


目印になる鳥獣保護区の看板が存在した事もあってここで引き返す事にした。
予定より大分、先まで歩いたので栃本側からの残りのコースタイムは6時間〜6時間半(往復)となった。


先程、登山道から離れて所まで戻ってきた。
座れそうな場所を探して。


おやつ&小休止。


四里観音避難小屋分岐まで一気に戻る。


四里観音避難小屋はログハウスだった。


入口のドアがガラスとは珍しいパターンになる。


中は詰めれば10人位、寝られそうだった。


トイレは外で最近塗り替えたように見えた。


12時を過ぎていたので四里観音避難小屋の前でランチにした。


県境尾根に戻り。


毛木平に向けて下って行く。


駐車地に戻ると朝と車の台数が殆ど変わっていなかった。
車両自体は入れ替わっていると思うが。
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