作成者/管理人   2022年4月実行
谷倉山南東キレット



谷倉山を南東から北西方向へ縦走してきた。
ルート上にはキレットと呼ばれる岩場の難所が存在する。
この岩場、安蘇の尾根歩きマニアの間で最難関とされていて何年も手を出す事が出来なかった。
最近、細尾根や岩場が多いルートが続いて少し自信が付いたと言う事で藪山シーズンが終わる前に片付けた。
ハッキリ言って今回のルートを踏破出来たのは私の力量だけでは、なく先人の方々の情報があったからこそになる。
て言うか事前情報がなかったらキレットを目にして撤退しただろうね。

ルート/駐車地⇒仕事道で取付⇒548m標高点⇒629m標高点⇒621m標高点⇒646m標高点⇒キレット⇒谷倉山⇒571m標高点⇒作業道歩き⇒駐輪地

歩行距離/8.6km|累積標高差/+717m -813m
所要時間(休憩含)/5時間30分(7:50〜13:20)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/11.3km|累積標高差/+249m -153m

藪/なし
危険箇所/岩場が連続する箇所あり

カメラ/Google Pixel 5a
GPS/Garmin GPSmap66s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



舗装林道の脇に車を停めスタートする。
この舗装林道、カーナビに表示されず何処を走っているか全く分からなかった。
途中でスマホを出し、位置確認をして駐車地を決めた。


左方向に高谷山が見えてきた。
ここは来シーズン以降の宿題になる。


この右側から取り付く。
適当に撮った画像になるが奥に見えるのが不動岳だった。


取り付きポイントを逆方向から撮影。
仕事道だと思うが登山道のようになっていた。


高谷山側は踏み跡だらけだった。


最初だけ急斜面で直ぐに歩き易い尾根となる。
いきなりハエが集ったクマのあれが落ちていたがそれ以降は見かけなかった。


548m標高点に到着した。
自然林なので薄っすら展望があって高原山付近が見えていた。


右側に作業道が来ていた。
これは何度か目にしていて629m標高点の下辺りまで見かけた。


岩場が現れた。
右の植林の方から巻けたが。


キレットの予行演習と言う事でわざと取り付いてみた。
下からだと怖そうに見えたがそうでもなかった。


629m標高点に到着した。
ここで進路が北東から北西に変わる。


古い作業道だと思うが切り通しになっていた。


本日のルート上で唯一の送電鉄塔になる。
左右が開けていて特に西側の展望が良かった。


(西側)


(東側)


(日光方面)


景色を眺めながらおやつ&小休止。


送電巡視路は右側にあったが。


左側にも存在した。(進行方向逆向きに撮影)
多分、どちらの巡視路も下の道路まで通じてると思う。


646m標高点への上りは急登でここから難所の連続となる。


尾根が細くなり。


急な下りとなる。
マトモに下りられそうにないので右に行って。


左へトラバースして鞍部に至った。


鞍部からの上り返しもかなり急で露岩混じりだった。


また、急な下りになった。
右側にも。


左側にも踏み跡が付いていたが左側から下りる事にした。


ここが下りのルートとしては本日最難関だった。
捉まるものが少なかったのでお助けロープを使った方が安心安全なのは間違いない。


下りてきた斜面を撮影。
数回、路面に手を付きながら不安定な体勢でなんとか下る事が出来た。


キレット手前の最後のピークになる。
意外にも植林の中の穏やかな場所だった。


とうとうラスボスが登場である。
何処を通過したか良く分からないが正面の岩壁は物理的に無理なのでその左側だと思う。


鞍部に向けて降下する。
ザレていたので滑らないよう慎重に下った。


鞍部は平和な場所だった。
左側には。


鹿避けだと思うが青いネットが張られていた。
確認する余裕がなかったが山道が来ているのか?


最初の岩場は。


右側から回り込む。
上り切って場所には四四と彫られた古い標石が打ち込まれていた。


次の岩場が核心部になる。


上の方を見上げると本当に上れるのかよ?と思っていた。


意を決して正面から取り付いてみたが足の置き場が安定していて捉まるものも適度にあって恐怖を感じる事は全くなかった。
事前情報通り、序盤の角度が最も急でこれをクリアーすれば後は極端に大きい岩がなかったのでどうにでもなった。
ただ、高度感が凄いようで高い所が苦手な人間に取っては視覚的に厳しいと思われる。
なので私は後ろを絶対振り返らない作戦を実行した。^^
もし高所恐怖症の方がチャレンジするならこの方法をお勧めする。


30m位、上がっただろうか?勾配が緩まってきた。
まだまだ油断は出来ないが核心部は無事クリアーした。


先人のレポに必ず出てくる石祠の所へ至った。
ここで無事を感謝し新コロ茶番とウクライナ劇場が早く終る事を願った。
あと日本国家の敵であるNHKを含む大手マスメディアと売国奴議員が全て消える事を祈願した。


岩場の展望地になる。


下の方に先程、立ち寄った送電鉄塔の1つ西にある鉄塔が見えていた。


この岩場は巻き道があるようだが狭かったので。


正面突破した。


細尾根が終わると植林地となり辺りが薄暗くなる。


谷倉山に到着した。
画像の通り、植林の中のつまらない山頂で山名板も何も付いていなかった。


この壊れた休憩施設も谷倉山の登山レポに必ず出てくるよね。


知ってはいたが西側は伐採地だった。
下の方に町営百川(くろにた) 無料駐車場があって帰りに車で。


行ってみた。
ここまでの道路が狭く荒れていて対向車が来るとすれ違いが厳しい所が多々あった。


山頂から1段下がった所には作業道が来ていた。
何処から上がってきているかは全く分からない。


ゆっくりランチを取ってから。


鹿避けネットに沿って先へ進む。


ここで伐採地を離れ植林地の中を歩く。


右側が現役の作業道となる。


571m標高点に到着した。
ここから作業道で外界に下るのだが作業道は交錯していて何回か迷う事となった。


この辺りで地形図の実線となる。


実線ルートは真っ直ぐの所が多かった。


県道15号線に突き当たった。
現地に来るまで駐輪地を決められなかったが右側の民家が空き家になっていたのでこの位置に繋ぐ事が出来た。
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