作成者/管理人   2021年2月実行
千手山〜力石峠〜恩方山〜トッキリ場〜宮尾神社



前回歩いた北高尾山稜縦走コースの更に北にある長い尾根を歩いてきた。
北高尾山稜縦走コースはオール一般道だったが今回歩いた所は、ほぼほぼ非正規ルートになる。
歩きとは全く関係ない話だが駐車地を探すのが大変と言うか見付からなかった。
1箇所、ピッタリな場所(夕やけ小やけふれあいの里)があるが営業時間外は駐車出来なくて結局、高尾駅の近くの有料駐車場に車を停めバスで移動した。
面倒くさそうだがバスは最低でも1時間に1本運行しているのでこの方法がベストだと思う。

ルート/川原宿大橋バス停⇒御堂⇒286m標高点⇒千手山⇒小津峠⇒力石峠⇒353m標高点⇒恩方山⇒589m標高点⇒トッキリ場⇒市道山分岐⇒トッキリ場⇒589m標高点⇒宮尾神社⇒夕焼小焼バス停

歩行距離/11.1km|累積標高差/+1164m -1087m
所要時間(休憩含)/6時間20分(7:00〜13:20)|出会った登山者/0人

藪/僅か
危険箇所/なし

カメラ/LUMIX DMC-GM1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap64s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



川原宿大橋バス停が本日の起点になる。
後で気付いて事だが高尾駅からここまでだったらバスの本数は結構多い。


この後、歩く尾根が見えてきた。
地形図を見て分かっていたがアップダウンの連続だった。


大通りから細い道路に入る。


この地蔵尊から取り付く。
登山詳細図には御堂となっている。


非正規ルートだが完全に道が出来ていた。
道を通す目的かは分からないが切り取った笹があちこちに置かれていた。


286m標高点に到着した。
ここまで上がって来ると自動車の騒音が大きくなり。


圏央道が間近となる。


尾根が細くなると言うか明らかに人工的な地形だった。


地形図では表されてないが286m標高点の次のピークになる。
この少し先で。


圏央道の真上に位置する。


傷んだ柵が現れた。
この向こう側は。


採石場だった。
登山詳細図に採石場との境は痩せ尾根注意となっていたが特に危険な場所は見当たらなかった。


採石場との境を離れると極端に歩き易くなるが少しルートが不明瞭だった。


千手山に到着した。
多分、今回のルート上で最もメジャーな山になる。


山頂手前に堀切りのようなものがあったので予想していたが千手山は山城跡だった。


千手山からは正面へ進もうかと思ったが急斜面で下りるのが厳しそうだった。
辺りを見渡すと左下にルートっぽい場所があって行ってみると多量の目印で誘導していた。


伐採地に飛び出した。


里山の長閑な風景が広がっていたが当日は強風が吹き荒れていたので景色を楽しむ余裕がなかった。
風を避けられる所を目指してそそくさと先を急いだ。


荒々しい切り通しが存在した。
後で知った事だが小津峠と言う場所だった。


小津峠の次のピークからのルートが不明瞭で多少であるが藪があった。
ただし距離は、そんなに長くない。


力石峠手前の最後のピークになる。
ここには名前が付いていなかったが手前の2つのピークには名前が付いていた。
いずれも山名板がなかったのでスルーしていた。


力石峠の真上に至った。
10m程の法面補強がされていてすんなりとは下りられなかった。


古い目印に誘われて左の方へ下りたが逆側の方が良かったかも?


巨大な切通の逆側へ向かう。


こちらが反対側の下山ポイントになる。
ピンクの目印が付いていてしかも法面補強もされていないので安全安心だと思う。


力石峠の続きは、ここから取り付く。
この場所、ストリートビューで目星を付けていた。


最初だけ法面の上を歩き。


直ぐ、山の中へ入ってしまう。
山の中は道は無いものの踏み跡だらけだった。


安定してきたと言うか353m標高点の北側の尾根上となった。


353m標高点に到着した。
風の影響が殆どなかったので。


おやつ&小休止。


力石峠から恩方山の少し手前までは登山詳細図に載っていない極マイナールートだった。
ルートっぽい所は少なかったが藪もなく普通に歩く事が出来た。
ただ、地形図より明らかに勾配がキツイ場所が数箇所あった。


右から来る尾根と交わった。
ここから589m標高点までの区間は山と高原地図で難路扱いになっている。
私の使ってる2013年度版は何も表示されていなかったが。


北側の尾根が目に入ってきた。
この尾根も距離が長いが途中に採石場が3、4箇所あって通しで歩くのは難しいようだ。


尾根が細くなり露岩が目立ってきた。
ヤバそうな雰囲気だったが何も問題なかった。


恩方山に到着した。
ここには2つも山名板が付けられていた。


恩方山からの下りは急斜面で次のピークへの上りは急登だった。
ただし道があったのでスムーズに歩けたが。


589m標高点に到着した。
ここへは、また戻ってくるのでザックをデポしておいた。


伐採地だと思うが急に視界が開けた。
紅白の鉄塔が見えていたがそれの少し手前まで行く事になる。


下に舗装林道が通っていた。
この林道、一般車両は通行禁止になる。


この下辺りを舗装林道のトンネルが通っていた。
入山トンネルと言う名称で。


※2011年4月の画像
独特な雰囲気のトンネルになる。


ここで一般道に接続する。


見通しが良くなってきた。
後ろを振り返ると都心の高層ビルとスカイツリーが確認出来た。


新しめな道標が現れ刈寄山との分岐になる。
言われは全く分からないがトッキリ場と言う場所だった。


市道山へ通じる登山道に突き当たる。
サイト内を調べるとここへ来るのは2016年の12月以来だった。
ルートが繋がったので589m標高点に引き返す。


589m標高点に一気に戻り南東側の尾根を下る。
そちらも山と高原地図で難路扱いになっている登山道になる。


ある程度、下るとガーミンの電池が切れてしまう。
これはいいタイミングと思い電池を取り替えるついでにランチにした。
出来ればカップラーメンも食べたかったがバスの時間が迫っていたので諦めてしまうがギリギリ間に合ったかな。


謎のマンホールをいくつか見かけた。


電気と書かれていたので電線が繋がっていたと思われる。


建物の残骸ようなものが転がっていた。
その少し先には。


神社(宮尾神社)が存在した。
1枚上の残骸は、これの奥の院だろうか?


宮尾神社を正面から撮影。
ネットで調べると宮尾神社の宮司の息子さんは童謡「夕焼小焼」の作詞で有名な中村雨紅さんだそうだ。
勿論、大昔の話になるが。


参道を下りて行き。


車道に接続する。


ここで都道521号線に突き当たる。


夕焼小焼バス停にはバスが来る15分前に到着する。
中途半端な時間帯なので私以外、乗車する人間は居ないと思ったが登山者と思われるおばちゃんグループが既にバス停に並んでいた。
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