作成者/管理人   2021年2月実行
鞍骨沢左岸尾根〜北高尾山稜縦走コース



北高尾山稜縦走コースとそれの支尾根に当たる鞍骨沢左岸尾根を歩いてきた。
北高尾山稜縦走コースは約1年前に高尾山に登った時から目を付けていた。
起点となる堂所山へのアクセスがイマイチで一気に歩くのは大変なのかと思っていたがバスと鞍骨沢左岸尾根を利用すれば容易に縦走出来る事に気付き今回の実行となった。
山域的に沢山の登山者と行き合うと予想していたが意外にも数える位しか見かけなかった。

ルート/くぬぎ沢バス停⇒鞍骨沢左岸尾根末端から取付⇒一般道出合⇒堂所山⇒関場峠⇒三本松山⇒黒ドッケ⇒杉ノ丸⇒狐塚峠⇒杉沢ノ頭⇒地蔵平⇒八王子城跡ハイキングコース入口⇒駐車地

歩行距離/13.3km|累積標高差/+1177m -1325m
所要時間(休憩含)/7時間10分(7:20〜14:30)|出会った登山者/6人

藪/僅か
危険箇所/なし

カメラ/LUMIX DMC-GM1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap64s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



高尾駅から陣馬高原下行きのバスに乗り、くぬぎ沢バス停で降車した。
取り付きポイントが分からなかったがバス停の手前に位置していた。


右にある林道を入って行く。


歩行者には全く関係ないがいきなり通行止めになっていた。


下が透けている怪しい橋を渡り尾根の末端から取り付く。


最初だけかなりの急勾配で動物対策用のネットが左側に張ってあった。


急勾配が収まると極端に歩き易くなる。
左側が伐採地で柵越しだがそこそこの展望があった。


ここから柵を離れる。
この先は。


軽い藪こぎとなる。


植林が目立ってきた。
当分の間、植林地の中をダラダラと歩く。
気になるようなものが何もなかったようで一般道に接続するまで1枚も画像を撮っていなかった。


ここで一般道と言うか北高尾山稜縦走コースに接続する。
堂所山までそんなに距離がなかったがザックをデポしてそちらへ向かった。


1枚上の場所から5、6分で堂所山に到着である。
以前と変わっていないものと思っていたが。


※2019年12月の画像
金属製の道標が新たに付けられていた。
以前、こちらへ来た時は林道が通れないと張り紙がされていたが今現在は通れるようだ。

ザックをデポした場所に戻り、本格的に北高尾山稜縦走コース歩きが始まる。


北高尾山稜縦走コースは歩き易い所が多かったが地形図通りアップダウンが激しかった。
登山詳細図には山慣れた健脚向きとなったいたがその通りとなる。


関場峠に到着した。
この直ぐ下には。


林道が来ていた。
この林道が1年前は通行止めだった事になる。


関場峠の次の次のピークが三本松山だった。
コースから微妙に外れて尚且日当たりのいい場所があったので。


おやつ&小休止。


右側に高圧線の鉄塔が立っていた。
今回歩いたルート、結構距離があったがルート上には、この鉄塔しか存在しなかった。


大嵐山に到着した。
ここは山と高原地図に名前が載っていなかった。


露岩混じりの急斜面になる。(通過してから撮影)
本日のルート上でこう言う場所は珍しい。


黒ドッケと言うピークには左側に枝道が伸びていた。
北高尾山稜縦走コースは右側に枝道が多かったが左側には、そんなになかった。


黒ドッケの次のピークも名前(杉の丸)が付いていて分岐にもなっていた。
そう言えば埼玉県でなんとかドッケ、山梨県でなんとか丸と言う山を時々見かけるがここは完全に東京都なんだよね。


遠くに高速道路のようなものが見えていた。
圏央道かと思ったが中央道だった。


狐塚峠に到着した。
ここも分岐だった。


左に林道が接近してきた。
滝の沢林道と言う名前で地形図によると杉の丸の近くまで行っている。


少しだけ滝の沢林道を歩き、その後は上りとなる。
丁度、そこには。


北高尾山稜縦走コースのコース図が設置されていた。


いくつかのピークを経て杉沢ノ頭に到着である。
画像の通り、杉沢ノ頭は三角点峰だった。


杉沢ノ頭は、そんなに広い山頂では、なかったが日当たりが良かったのでランチにした。


八王子城山分岐になる。
八王子城山は早い段階から道標に距離が示されていたが本日立ち寄る山では、なかった。


富士見台の到着した。
ここには休憩施設があった単独行の登山者が食事中だった。


名前の通り、富士見台からは富士山を望む事が出来た。
しかし、頭が少し見えてる程度の展望だった。


富士見台の先には都心望める展望スポットが存在した。
この場所、手前の樹木を伐採して無理やり作っていた。


ここは山と高原地図に載っている最後の分岐になる。
ただしこの後もいくつかの枝道があってルートの見極めが必要だった。


この分岐は、ちと迷ったが正面が正解になる。
後で知った事だが左のルートは登山詳細図に掲載されていて私が歩いた尾根より距離が長かった。


4体のお地蔵さんが祀られていた。


登山詳細図には地蔵平となっているが山と高原地図では地蔵ピークと書かれていた。


地蔵平の直ぐ先も分岐だった。
どちらに進むか迷ったが尾根型が明瞭な左のルートを選択した。


少し急斜面になってきた。
沢山トラロープが設置されていて危なげなく下りられたけど。


正面が中央道となった。
地形図を見ると中央道を通すため尾根をぶった切ったもよう。


最後は岩場で少し下り辛かった。
山と高原地図には危険マークで表されていた。


ここで登山道は終りとなる。


下山口には八王子城跡ハイキングコースと言う案内が付いていた。
多分、八王子城山の反対側の登山口からここまでをそう呼んでいるのだろう。


道案内は、なかったが正面へ進む。


JRの線路にかかる橋を渡り住宅地の間を抜け。


都道516号線に突き当たる。
後は20分程、舗装路を歩いて駐車地に戻った。


理由は分からないが高尾駅付近の有料駐車場の値段が1年前より下がっていた。
以前の相場は1000円前後だったが700円になっていた。
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