作成者/管理人   2020年12月上旬実行
会場橋〜羽毛山〜白髪岩〜白髪山



御荷鉾スーパー林道に繋がる境界藪尾根を歩いてきた。
元々冬場に歩く里山を探していてここが目に付いたのだ。
手前の里山エリアは殆ど歩かれていないが今回の場所は、それなりに登山者が入って来るようだ。
理由は雲取山にある原三角点がここにも存在するからである。
発見されてからまだ十数年なので相当変な場所にあるのかと思っていたが尾根のど真ん中に設置されていた。(移動したのかも?)

ルート/駐車地⇒林道歩き⇒巡視路で取付⇒稜線出合⇒羽毛山⇒物見山⇒白髪岩⇒杖植峠⇒白髪山⇒御荷鉾スーパー林道歩き⇒駐輪地

歩行距離/17.4km|累積標高差/+1119m -855m
所要時間(休憩含)/6時間50分(8:10〜15:00)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/4.4km|累積標高差/+2m -266m

藪/なし
危険箇所/なし

カメラ/LUMIX DMC-GM1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap64s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



 



橋の近くの路肩に車を停めスタートする。
路肩には乗用車が2台程、停められる。


橋は会場橋と言う名称だった。


この林道で奥へと入って行く。


林道の入口には、なかったが巡視路ポールが現れた。


この巡視路ポールによると巡視路は、ここで分かれていた。
地形的に120号鉄塔へ行くには一旦、沢に下り、上り返すようだ。


ここから巡視路で取り付く。
その前に。


正面のこれが気になったので行ってみると水源森林の案内だった。


地形図には林道は、この辺りで終わっていたが更に奥へと伸びていた。
水源森林の案内によると今まで歩いて来た距離と同じ位の長さがあるようだ。


巡視路は仕事道と交錯していて間違い易いと言うか間違えてしまった。(汗)
正面が正解なんだが右の仕事道に入り余計な歩きをする事となった。


やがて踏み跡さえもなくなってしまう。
ガーミンで位置を確認すると119号鉄塔の東にある名無しのピークへ至る小尾根が近かったのでそれで稜線に行く事にした。
奇遇だが今年の春にこちらを歩かれたハイトスさんも全く同じ間違いをしていた。
藪尾根ハイカーあるあるだろうか?^^


大きめな露岩が邪魔していたが小尾根に乗った。


右には源五郎山が見えていた。


名無しのピークに到達した。
ここで稜線上となる。


源五郎山の方は地形図通り、急斜面だった。
岩とかは見えなかったので時間をかければ登れると思う。


119号鉄塔に向け歩き始めるといきなり岩場となる。(通過してから撮影)
南の方から簡単に巻けたけど。


最初の目標物の119号鉄塔へ至った。
2、30分遠回りをしただろうか?(苦笑)


119号鉄塔からは稲含山が見えていた。
この山は何回も目にする事になる。
今歩いている尾根と繋がっているので近い将来歩くつもりでいる。


逆側には赤久縄山である。
これの直ぐ下を戻りに使う御荷鉾スーパー林道が通っていた。


ちと分かり辛いがこれが歩く予定だった巡視路になる。
ピンクの目印で誘導していた。


119号鉄塔から最初のピークまで少し尾根が細かった。
左側の等高線が混んでいたので嫌な感じがしていた。


ピンクの目印を追ったら1332m標高点を巻いてしまった。


尾根上に戻り1332m標高点へ行こうとしたが稲含山に行く時に寄ればいいやと思いパスしてしまった。


羽毛山の手前で背の低い笹薮が目立ってくる。


背の低い笹薮が終わると植林地となり明らかに羽毛山を巻くようになっていた。
多分、笹薮に付いていた踏み跡は鹿道だったと思われる。


羽毛山に到着した。
しかし、三角点と山名板が見当たらなかった。
文明の利器で三角点の位置を探ると。


右の方にあった。


すかいさんの山名板も三角点の近くに付けられていた。


羽毛山の次のピークは物見山と言う名前だった。
ここも来ようとしないと確実に巻いてしまう。


物見山で本日のメインの山である白髪岩を特定した。


白髪岩を眺めながらおやつ&小休止。


白髪岩が近付くと大きい露岩が目立ってくる。
ルートは不明瞭だったが危険な所は特になかった。


物見山との鞍部から100m近く高度を上げて白髪岩に到着である。


で、原三角点がこちらになる。
現在の1等三角点の倍、普通の三角点の4、5倍のボリュームがあった。


白髪岩の先は岩稜帯で開けていたが足元が良く分からなかったので景色を楽しむ余裕がなかった。
それと踏み跡が色んな所に付いていてルートが分かり辛かった。
殆どの登山者が御荷鉾スーパー林道ピストンなので問題ないが私のように白髪岩から下るだけだと悩むと思う。


ロープ場も2箇所程、設置されていた。(通過してから撮影)
このロープ場を過ぎると岩稜帯は終わりとなる。


その先のルートは明瞭だったが膝位の笹薮が出てきてしまう。


ここで御荷鉾スーパー林道に突き当たる。
この直ぐ手前がやや急な下りだった。


今まで歩いてきた尾根は御荷鉾スーパー林道を通した事により切り通しになっていた。
白髪山へ向かうルートがあれば歩こうかと思っていたがないので。


御荷鉾スーパー林道で杖植峠の方へ進んだ。


1箇所崩落していた。
道の半分が流れていたが通行止めには、なっていなかった。
バイクなら余裕だが車で通過するのは遠慮したい。


崩落箇所の下は、こんな感じになる。
多分、落ちたら助からないだろう。


崩落したお陰で展望地になっていた。^^


この辺りが杖植峠みたいだが標識は付いていなかった。
左側が。


切り通しになっていたので行ってみたが。


白髪山へのルートも踏み跡されもなかった。
藪こぎをする気がなかったので一般道で白髪山を目指す事にした。


白髪山への一般道に向かう途中こんな案内があった。
これによるとほぼ年内は車やバイクで走れるみたいだが今年は12月10日閉鎖予定だそうだ。


この上が登山道だったのでショートカットする。


登山道は作業道で分断されていた。
しょうがないので一旦作業道に降り、再び登山道に復帰した。


作業道付近には南に展望があった。
画像中央が武甲山になる。


ここで登山道は左右に分かれ左の白髪山の方へ進む。


最終目的地の白髪山に到着した。


山名板はブリキ製で魚と言うか鯉のぼりのような形だった。
近くの山にも同じようなものがあった記憶していたのでサイト内を調べると。


※2017年7月の画像
塩沢峠の東にある古峠に付けられていた。


後は御荷鉾スーパー林道を歩くだけなのでゆっくりランチにした。
しかし、林道歩きは思った以上に長かった。(汗)


山頂手前の分岐に戻り来た道と違う正面へ進む。
そちらの行き先は白髪岩(近道)となっていた。
後で検証すると上りのルートが新道で下りのルートが旧道のようだ。


人が居なかったがこんな所に出てしまう。
ここには先程、登山道を分断していた作業道が繋がっていた。


再び御荷鉾スーパー林道に接続してこれを駐輪地まで歩いた。


白髪山の登山口に来ると通行止めには、なっていなかった。
作業道で分断している所には登山者用のルートは設けられていなかったが。


御荷鉾スーパー林道から見た白髪岩になる。
上の方に岩場が見えたが岩山って感じでは、なかった。


赤久縄山の西側の登山口へ至る。
この先は1度歩いていた。


最初に登った名無しのピークと源五郎山の鞍部が見える場所があった。
ここを歩くのは来年の春先以降かな?


管理棟は閉まっていた。
正確な事は分からないが11月末で冬季閉鎖なったと思われる。


ここで面白くもなんともない林道歩きは終わりとなる。
トラックログを見ると8.2キロの距離があった。
自転車を持って来なかったら更に4.4キロの舗装路歩きが待っていた事になる。(汗)
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