作成者/管理人   2018年11月下旬実行
大茅尾根〜三頭山〜牛飼尾根
 



三頭山を山梨県側から登ってきた。
三頭山に登るのは今回が4回目で4年振りになる。
歩いたルートは9割近くが藪尾根で元ネタは登山詳細図になる。
三頭山のメインの場所(東京側)と全くの逆側、しかもほぼ非正規ルートなので静まり返っていた。
意外に駐車ポイントが多く、穴場的な周回ルートなのは間違いない。

ルート/駐車地⇒階段で取付⇒778m標高点⇒878m標高点⇒954.4m三角点⇒1063m標高点⇒1237m標高点⇒大沢山(一般道出合)⇒三頭山西峰⇒一般道離脱⇒1084m標高点⇒駐輪地



 



取り付きは左側の階段から行った。
これはストリートビューで確認出来た。


なんの苦労もしないで尾根に乗る。
すると山神様が数個置かれていた。


しっかりとした山道が通っていた。
因みに地形図には破線として描かれている。


日の当たりがいい場所は藪が出ていた。
この時季ならあまり不快では、なかったが温かい時は来ない方が良さそうだ。


ここから植林地の中を歩く。


植林地には山道が見当たらなかった。
歩き易い所を適当に歩く。


最初の地形図上のピークである878m標高点に到達した。
この直ぐ近くには。


電波施設が存在した。


NHKと書かれていたので共同アンテナなのだろう。


878m標高点からの進路が取り辛かった。
ルートがなかったので適当に歩くと全然違う方へ行ってしまい2回程、軌道修正した。


切り通しが現れた。
ここまで登山詳細図に未掲載だったがこの先は全て掲載されたルートになる。


切り通しには小振りな山名板が付けられていた。
それには大羽根峠と書かれていたが登山詳細図でもそうなっている。


続きは濃い踏み跡があったのでそこから取り付く。


直ぐ山道っぽくなった。
植林地なので只の仕事道なのかも知れないが。


この辺りで一旦、植林は消え少しの間、急登が続く。
左側が伐採地なのか。


展望が素晴らしかった。
て言うか大茅尾根唯一の展望ポイントになる。
多分、右側のピークが1度だけ登っている奈良倉山だと思われる。


そしてこちらが878m標高点になる。
電波施設のお蔭で特定し易かった。


急登が終わると954.4m三角点だった。


三角点が見当たらなかったので文明の利器を使って特定する。
ルートっぽい所から少し左にずれていた。


954.4m三角点を過ぎると自然林の気持ちのいい場所が多くなる。


1063m標高点に到着した。
954.4m三角点もそうなんだがここもピークっぽい場所では、なかった。


桐生付近で良く見かけるが植林にビニール紐で巻かれていた。
これは広範囲では、なく直ぐに見えなくなる。


左方向に稜線が見えてきた。
これを戻りに使う牛飼尾根になる。


1237m標高点の手前まで来ると形のいい山が現れる。
三頭山かと思ったがその手前の大沢山だった。


右下に数件の民家である。
地形図で確認するとスタート地点から東に行った所にある集落だった。


1237m標高点に到着した。
と言いたい所だが1237m標高点は、もう少し先でここは、この付近の最高地点になる。


手作りの1237m標高点を示す板が付けられていた。
ここまで上がって来る富士山のシルエットが確認出来た。
一応、写したが富士山を捉える事は無理だった。


1237m標高点でおやつ&小休止。
今回からステンレスポットを持ってきたのだが紙コップを忘れてしまいコーヒーを飲む事が出来なかった。(××)


右方向に笹尾根が見えてきた。
これの先の部分もなんとかしなければならないのだが何年も放置している。(苦笑)


露岩が出始める。
少しの間、続いていたが危険な所は見当たらなかった。


笹尾根が近づくと勾配がキツくなる。
なんとなく踏み跡が付いていたのでそれを辿った。


ベンチと標識の所で笹尾根に突き当たる。
地形図だと1482m標高点となっているが先程、下から見えた大沢山だった。


大沢山で初めて三頭山が目に入る。


大沢山を下りて行くと避難小屋が存在した。
中を確認したかったが入口付近に登山者が居たのでスルーした。
まあ、1度覗いているのでどうでもいいのだが。


ここから上り返す。
この先は大半が階段だった。


一旦、勾配が緩み。


最後は、また階段になる。


三頭山の西峰に到着した。
ここにも御影石で作った立派過ぎる標識が設置させていた。


それから北側がやけにスッキリしていた。
以前は殆ど展望がなかったような?
辺りを確認すると。


伐採したもよう。
こう言う行為を嫌がる方がたまに居るが個人的には大歓迎である。


南側も伐採してくれると大変ありがたいのだが。


ゆっくりしたい所だが続々人がやってきそうなので5分も留まらないで先へ進んだ。


下りに使う牛飼尾根が見えてきた。
直ぐ下が針葉樹で植林のようだった。


牛飼尾根の頭の部分(1430m級ピーク)に到着した。
ある程度、スペースがあったので。


ランチにした。


2枚上の場所から降下開始では、なく少し西へ行きここから下る。
丁度、ここにも標石が設置さていた。


下を覗くと赤いビニールテープが巻かれていた。
これは終始見かける事になる。


10m程、下降すると左側が植林となる。
手前から見えていたがその通りとなった。


クマの爪とぎ跡だと思うが同じようなものを数箇所で見かけた。
糞は殆ど見かけなかったんだけどね。


グングン下って地形図上の最初のピークに到達した。
特に何もない場所だった。


地形図上の3つ目のピークからの下りがヤバイと言うかマトモに下れなかった。


少し戻って横移動が正解になる。
目印と踏み跡を頼りに歩けばなんの問題もなかった。


2枚上のピークを下から撮影。
ちと分かり辛いが岩場だった。


標高1000m位の所で数戸の建物が目に入る。
これは下降ポイント付近の集落だった。


こちらの尾根にも植林にビニール紐が巻かれていた。
大茅尾根と同様で長くは続かなかったけど。


終盤は地形が複雑だった。
赤いビニールテープと踏み跡を参考に進路を取った。


廃屋の後ろ側に出てしまう。
更に正面へ進むと。


細い橋が存在した。
この場所は段差があって下りられそうもないので。


右へ移動して1段下へ下りた。


先程の橋と民家が見えてきた。
その直ぐ先が車道(県道18号線)だった。





 



デポしておいた自転車で駐車地へ一気に戻る。
それからの帰りのルートを考えていなかったのでがカーナビに一任した。
すると甲武トンネル経由であきる野市の方へ案内された。
こちら方面は車やバイクで殆ど来た事がなかったので私には考えも付かない道だった。
確かにアップダウンが激しいカーブが多いので箱バンには走り辛いのだが選択肢としては、ありかな。
南対岸の尾根(奈良倉山の南東側の尾根)を歩き残しているのでその時にでもまた使うとしよう。

歩行距離/9.3km|累積標高差/+1231m -1143m
所要時間(休憩含)/6時間30分(7:50〜14:20)|出会った登山者/7、8人
自転車走行距離/2.7km|累積標高差/+11m -99m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



           Copyright (C) yamatabi-diary. All Rights Reserved