作成者/管理人   2018年10月中旬実行
足尾赤倉山〜半月山第二駐車場



足尾の赤倉山から半月山直下まで歩いてきた。
赤倉山へは2年前に難ルートで挑んでいるが敗退している。
今回は確実に頂上に辿り着きたかったので一般的なのかは分からないが南東側の尾根を使ってみた。
ルート上の最北端の半月山第二駐車場以外は誰とも行き会わなかった。
赤倉山付近は同じ足尾の中倉山辺りと違い、休日だとしても静かな歩きが出来そうである。

ルート/駐輪地⇒深沢林道進入⇒古道歩き⇒赤倉山南東尾根取付⇒赤倉山⇒1446m標高点⇒1514m標高点⇒林道出合⇒林道終点⇒半月山第二駐車場⇒林道終点⇒長い林道歩き⇒駐車地(神子内林道起点)



 



最初は2年前と同じルートを辿る。


ここから深沢林道が始まる。


真新しい案内が設置されていた。
2年前の画像を見返すとその時は影も形もなかった。


深沢林道は場所によっては、かなり荒れていた。
もう乗用車で終点に行く事は困難になる。


この後、歩く谷を撮影。
取り付いた尾根は相当奥の方でこの画像には写っていないと思われる。


深沢林道の終点に到着した。
滅多に車が入って来ないため雑草の勢いが以前よりあるようだ。
ここから正面へ進んだが左の谷の方に下るのが正解と言うか一般的になる。
どうせ大した事ないと思い直前のリサーチを怠ったのだ。^^


藪をかき分け正面へ進むと道のようになっていた。
勿論、車等が走った形跡は、なく落石だらけだった。


谷側にコンクリートの施設が現れた。
これは砂防ダムでかなり巨大だった。


砂防ダムの先で谷に下りる。(下りて来た場所を撮影)
これの安全な下り方を見極めるのが少し難しかった。
登山者だか釣り人だかの余計な踏み跡に惑わされる事となった。


砂防ダムの向こう側は水が殆ど流れていなかった。


直ぐに対岸へ移動する。
パット見、目印とかは付いていなかった。


適当に歩いて安定した場所へ至る。
更に上流に向かって歩くと。


自然と道のようになってくる。


火の用心の札が下がっていた。
この先でも沢山見かける事になる。


ネットが巻かれていたので現役のものだと思うが植林地になった。
でも、近くに道があるとは考え難いのだが。


石組みのルートが現れた。
むかしの登山道を示すものになる。


薄い踏み跡が見えたので取り付いてしまう。


踏み跡は直ぐに消えてなくなる。
戻るのが面倒なのでそのまま緩い所を探しながら上へと上がる。


尾根っぽくなってきた。
スマホを取り出し位置確認をすると歩く予定の尾根上だった。


時々、赤い目印が付けられていた。
下りは、ともかく上りの場合、間違えようがないのだが。


古い感じの杭が現れた。
このようなものは殆ど見かけなかった。


ほぼ上りっぱなしだったが2箇所程、少ピークが存在した。
と言っても誤差程度の出っ張りになるが。


まとまった植林が現れた。
この先は勾配がキツイ事もあってルートのようになっていた。


左から来る尾根と交わった。
この左側の尾根も気になっていたのだが下側に踏み跡等がなかったので見送っていた。


多少であるが左側に展望があった。
方向と高さ的に備前楯山辺りだろうか?


頂上に近づくと笹藪が出てきてしまう。
幸い笹に水分が殆ど付いていなかったので濡れずに済んだが。


この辺りが赤倉山の山頂になる。
山名板を探すが何処にも付いていなかった。


三角点はスマホで簡単に発見出来た。
廉価版スマホのGPS性能中々優秀である。^^


赤倉山からは少しの間、穏やかな地形で軽いアップダウン繰り返す。


本日、初めて男体山が確認出来た。
この後、先に進むにつれ手前の山に隠れて見えなくなってしまう。


半月山も見えてきた。
これには登らないが目標物のようなものになる。


西側も少し開けてきてお馴染みの足尾の山が勢揃いである。


赤倉山の次のピークに到着した。
ここから直角に右へ曲がる。


赤倉山の次のピーク辺りから前日光の山々を目にする事になる。
(地蔵岳)


(横根山)


赤倉山から3つ先のピークに到達した。
そこからは道のようなものが見えていたが下山に使う神子内林道だった。
丁度、笹薮が薄かったので。


おやつ&小休止。


休憩ポイントを下下って行くと笹が消えてしまう。
一見、歩き易そうだったが全然逆だった。


笹が復活すると踏み跡が現れまた歩き易くなる。


1446m標高点に到着した。
全く意識していなかったが赤倉山の高さを微妙に越えていた。


枝葉の間から大平山である
相変わらずどっしりとした山容だった。


1514m標高点に到着した。
ここが神子内林道手前最後のピークになる。


1514m標高点の直ぐ先で社山がハッキリ見えてきた。
大分手前から確認出来たがクリアーに見える場所がなかった。


右側に作業道が現れたのでこれに下りてしまう。
この作業道、神子内林道から派生したものになる。


ショートカット出来そうだったので笹薮を横切る。
見た目程、歩き難くなかった。


ここで神子内林道に突き当たる。
この後は少しの間、これを歩いた。


神子内林道からは日光や足尾の山を見渡せた。
残念ながら紅葉のピークを過ぎた感じだった。
(社山)


(大平山、手前が社山南尾根)


(皇海山方面)


神子内林道に接続してから数100mで林道の終点に到着である。
この場所は人様のwebサイトで何回も見ていたので初めて来た感じがしなかった。


道のない所に進入する。
それなりに歩いてるようで踏み跡をロストするような事がなかった。


明るいガレ場を過ぎるとルートは極端に明瞭になってくる。
日光足尾エリアで良く見かけるブリキの目印が所々に付いていた。


元登山道の名残だと思うが側面に石垣になっていた。


誰が設置したか分からないがロープが張られていた。
この後、稜線上へ行き、それからは尾根に近い場所を通る。


最後に登る斜面になる。
その左側が。


半月山第二駐車場になる。


最後の上りが始まる所で踏み跡が2手に分かれていた。
私は正面の尾根に近い場所を歩いたが左へ行けば半月峠に至ると思われる。
元々、そちらに登山道があったもよう。


最後の上りは、かなりの急勾配だった。
何故か途中で踏み跡を外してしまう。


殆ど平坦になってきた。
そうなると半月山第二駐車場に着いたも同然だった。


鉄の柵を乗り越えて。


半月山第二駐車場に到着である。
紅葉のピークは過ぎていたが平日と言うのに沢山の観光客が来ていた。
ここへは去年の6月以来だったが相変わらず展望が素晴らしかった。


(大平山、社山方面)


(中倉尾根、皇海山方面)


(直前に歩いた尾根と今日一の紅葉)


直ぐお暇しようかと思ったが座り易そうな岩があったのでランチにした。
観光客が歩く場所と離れていたので見世物とかには、ならなかった。^^


ランチ後は来た道を引き返す。


神子内林道の終点に戻った。
ここからは長い林道歩きが始まる。


地形図だとここから尾根上を進めばショートカット出来そうだった。
しかし、途中で行き詰まったら厄介なので安全を優先して林道をそのまま歩いた。


最初に登った赤倉山になる。
それの1つ手前に見えるのが1314m標高点がある尾根でネットで調べると歩いてる方が数人居た。


林道は中盤になるとあまり標高を下げなくなる。
それと奥の方が舗装されていたので舗装路が殆どなのかと思ったが舗装してある部分は半分以下だった。


この切り通しが3枚上の尾根の先の部分になる。
下側(右側)は踏み跡が見えたが。


上側(左側)は取り付きも下降も厳しそうだった。


切り通しの少し先に作業道を発見した。
これを利用すれば無理なく尾根上に行けるかも?


橋を渡り右方向へ進む。
傍らには0.5kmと言う標識が設置されていた。


橋の所から500mあったかないかは分からないが駐車地に到着である。
因みに正面の横に走る舗装路は国道122号線になる。








思ったより林道歩きが長く、駐車地に着くと4時近くになっていた。
林道の終点にあった標識には2.6キロと書かれていたので楽勝じゃんと高を括っていた。
しかし、違う名前の林道と自動的に接続して知らない間に距離が伸びていたのである。
トラックログで計算すると上の画像の場所から出口(駐車地)まで8キロ近くも距離があった。(汗)
どうりで時間がかかった訳だ。

歩行距離/19.3km|累積標高差/+1307m -1121m
所要時間(休憩含)/8時間10分(7:40〜15:50)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/6.6km|累積標高差/+2m -188m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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