作成者/管理人   2018年9月中旬実行
赤薙山南東尾根



赤薙山の南東側の尾根を歩いてきた。
夏場の暑さ対策山行にとストックしておいたが9月の半ばになってしまった。
ネットで調べると結構歩いてる藪尾根好きが居て南尾根と言う名前にしている方が多かった。
地図にログを載せると南尾根ってのは少々無理があるので私は南東尾根とした。
ハッキリ言ってこの時期では、なく晩秋や春先に歩くべきだったかな。

ルート/駐輪地⇒高原歩道入口⇒一般道離脱⇒沢を渡渉して赤薙山南東尾根取付⇒1404m標高点⇒1767m標高点⇒赤薙山⇒小丸山⇒霧降高原(駐車地)



 



霧降高原の駐車場に車を停め、自転車で上の画像の場所まで下りてくる。
出来れば登山を終えてからの自転車移動が望ましいのだがこの付近には車を置ける所が見当たらなかったのだ。


このバス停の所から左へ入って行く。


意外にもバスの本数が多かった。
時間を合わせればバス利用も有効になる。


ほぼ入口から直ぐ砂利道だった。
このルート、途中まで一般道で山と高原地図に掲載されていた。


林道みたいなルートを600m程、進むと砂防ダムが現れた。
この後、登山道は川を渡るみたいだったが私は。


右側の斜面を上げって行く。
ルートらしいルートは、なかったが踏み跡は沢山付いていた。


少し藪っぽくなってきた。
膝位の高さだったので不快な感じは、しなかった。


急に藪のない空間に飛び出した。
正確な事は分からないが最初に歩いた林道のようなルートから派生している小道だと思われる。


謎の人工物が現れた。
何も書いてなかったが取水に関する施設なのだろう。


続きは右の方が道っぽかったので進んでしまいそうになったがトラップだった。
正解は左下で沢に向かって下りて行く。


また、取水に関する施設のようなものがあった。
こちらは、かなり古いように見えた。


細い沢に行く手を阻まれた。
飛び石などを探すが丁度いいものが見当たらなかった。


しょうがないので渡渉する事にした。
流れが緩く浅い場所があったのでそこを実行する。


サンダルとかを持ってこなかったのでソックスと中敷きを外して履いてきたトレランシューズのまま渡渉した。
渡渉後、外したものを付けたがそれ程、気持ちの悪い思いは、しなかった。
て言うかどっちにしても先の方で足元はビチョビチョになってしまう。(笹に付いた水分のせいで)


対岸に渡ると結構人の痕跡があったが最初の内だけだった。


簡単に尾根に乗った。
多少踏み跡が付いていたが殆どが鹿の足跡だと思われる。


尾根は広くなったり細くなったりを繰り返す。
全線を通して危険な所は特になかった。


しばらく緩い斜面だったが段々勾配が増してくる。
これは1404m標高点まで続いていた。


1404m標高点に到着した。
今歩いている尾根にはピークが1つもなかった。(地形図上での話)
ここもピークと言うよりも出っ張り程度の場所になる。


1404m標高点の直ぐ先には尾根を覆う大岩が存在した。
左右に道のようなものがなかったので正面突破すると簡単に越えられた。


左方向が開けてきた。
朝より雲が多くなっていたので気分は、あまり良くなかった。


また、急登になる。
て言うか本日1番の急登だった。
露岩混じりで少し嫌な感じだったが踏み跡に従えば安全に歩けると思う。


急登が終わると背の高い樹木がなくなり見通しが良くなる。
ただ、雲が厚く遠くの方までは見えなかった。


尾根が異様に広くなってきた。
踏み跡は完全に笹の下で何処を歩いていいか良く分からなかった。


後ろ側が明るかったので振り返ると雲が切れていた。
日光の市街地がなんとか確認出来た。


ピークのようなものが目に入った。
1767mの先にある等高線の間隔が広い部分のようだ。
この先の進路が取り辛く2回程、行き詰まってしまう。(汗)
左寄りに進路を取ったが右寄りに取った方が良さそうだ。


遠くから熊鈴の音色が聞こえてくる。
右方向に目をやると丸山と下りに使う尾根が見えていた。


それから駐車地も辛うじて確認出来た。


一瞬、雲がなくなった。
3枚上のピーク(正確にはピークでは、ない)が顔を出す。


極端に勾配がなくなってきた。
尾根上部で最も穏やかな区間に差し掛かった。


穏やかな区間が終わり再び急登が始まる。
その最初の部分の左側がガレていた。
多分、ガスがなくなれば展望がありそうだったので。


カロリー補給をしながら待つ事にした。


ガスが取れガレ場がハッキリ見えてくる。


赤薙山の山頂も辛うじて顔を出す。


ガレ場の先は露岩がいくつか存在した。
どれも簡単に巻けたが殆ど踏み跡が見えなかったので慎重に通過した。


また、勾配が緩まった。
スマホで位置を確認すると赤薙山まで5、60mの場所だった。
この先には厳しい上りは、ほぼなかった。


トラロープが現れた。
最初は、どう言うものか検討が付かなかったが一般道との境目だった。


トラロープを潜って数秒行った所が赤薙山の山頂だった。
ここへ来るのは1年振りになる。
展望がなかったので直ぐ下山に取り掛かる。


下山はロープに沿って下る。


少し下ると標識が現れたが巻道との分岐だった。
去年こちらへ来た時は見落としていた。


明るい所に飛び出した。
この手前で急勾配の下りは終わりとなり尾根上のルートになる。


尾根上のルートは開けた場所なんだがこの通り何も見えなかった。
勿論、逆方向の赤薙山の姿も拝む事が出来なかった。


尾根が広くなってきた。
ルートが枝分かれしていて場所によっては、かなり荒れていた。


名前の付いた岩である。
前回は違う所を通ったみたいで全然知らなかった。
まぁ、全然大したスポットでは、ないのだが。


ちょっとした平地が見えてきた。
そこが。


丸山方面との分岐だった。
天気なら歩くつもりだったがこの霧では何も見えないので駐車地へ向かった。


丸山方面との分岐の直ぐ先がゲートと言うか回転扉だった。


最上部の展望台が見えてきた。
5、6人の観光客が来て居たので。


右脇から画像を撮って。


長い長い階段を下る。


ようやく雲がなくなってきた。
1年前に歩いた霧降の滝から大山へ至る尾根が確認出来た。


去年、女峰山に登った時は脇目も触れずに歩いたので目にも入らなかったが結構脇道が存在した。


多分、標識に書かれている以上にあったと思う。


下の方は樹林帯の中だった。
この辺りは全く記憶が残っていなかった。


地上が見えてきた。
結構、車が停まっていたが殆どが観光客のものと思われる。


当然、地上側も動物対策がされていた。
こちら側は回転扉では、なく只の扉だった。


ここで地上に下り立つ。


何やら標識があったので近づくと丸山へのルートだった。
これは山と高原地図に載っていなかった。


丸山付近のコース図は、こちらになる。
これによると周回出来るようだ。
早朝、出発で時計回りをすれば殆ど観光客と会わないんじゃないかな?


コースタイムは約3時間になる。
真夏のお手軽登山に使うとしよう。^^


最後は旧霧降高原道路の下にあるトンネルを潜る。


ジャスト正午に駐車地に到着した。
後は帰りがけに自転車を回収するだけになる。








駐車地には綺麗な公衆トイレが存在した。
朝の時点でシャッターが下りていて使う事が出来なかった。
なので日中以外は使用不可なのかと勝手に思い込んでいたが改めて確認するとシャッターを開ければ夜中とかでも使える事が分かった。
トイレが使えないと車中泊は厳しいがこれで問題解決である。
来年以降になるが丸山に登る時は車中泊に使わせてもらおうと思っている。

歩行距離/7.1km|累積標高差/+1076m -706m
所要時間(休憩含)/5時間30分(6:30〜12:00)|出会った登山者/4、5人
自転車走行距離/4.5km|累積標高差/+1m -371m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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