作成者/管理人   2018年9月上旬実行
棒ノ嶺(白谷沢コース〜柳ノ沢左岸尾根)
 



9月になってから天候が全く安定しない。
涼しくなって体の方は楽なんだがマトモな山へ行けなくなっていた。
本日も良くて夕方まで、悪いと昼過ぎに雨になると言う予報だった。
と言う事で短時間で歩ける棒ノ嶺の白谷沢コースへ行ってきた。
このコース、凄く人気があって普段なら行く気も起こらないのだが今日みたいな天候なら殆ど人に会わないと思ったのである。

ルート/駐車地⇒白谷沢登山口⇒権次入峠⇒棒ノ嶺⇒権次入峠⇒黒山⇒都県境尾根離脱⇒464m標高点⇒舗装路出合⇒駐車地



 



何時もの所に車を停め登山口へ向かう。
少し歩くと霧雨が降ってきてしまう。(汗)
どうしようかと思ったが折角なので登山口まで行く事にした。


ここを左折して。


有間ダムを渡る。
ダムの上は普通に車で横断可能になる。


登山口が見えてきた。
既に車が2台停まっていて2台共登山者のものと思われる。


白谷沢登山口に到着した。
この時点で霧雨は上がっていた。
取り合えず行ける所まで行こうと思い登山を開始したが結局最後まで雨らしい雨は降らなかった。


白谷沢コースは名前の通り谷筋のルートだった。
最初は谷の上(の方側面)を通っていた。


しばらく進むと下に沢が現れる。


沢は、やがて滝となった。
この滝の上から。


沢の中が登山道となる。


右へ左へ移動しながら上って行くのだが簡易的なものも含めて橋は1つも存在しなかった。
なんとか足を濡らさなずに済んだが水量が多い時はヤバイかも?


両側が巨大な岩壁になった。
人様のサイトで見て知っていたがこの辺りからが白谷沢コースのハイライトになる。


1枚上の岩壁を通過してから振り返る。
どうでもいい事だか岩壁の裏側は苔が殆ど生えていなかった。


長めのロープ場になる。
見た目は怖そうだが全然大した事なかった。


ロープ場を上り切ってまた後ろを振り返る。
ちょっとだけ高さがあって下りだと嫌な感じがするかも知れない。


大きい岩がなくなってきた。
白谷沢コースのメインイベントは終わった事になる。


植林が出てくると極端に歩き易くなる。
ルートは徐々に沢から離れて行く。


そうそう今歩いてるルートは関東ふれあいの道になる。
家へ帰ってから調べると本日のメインの山の棒ノ嶺までは、それだった。


ここで大名栗林道に突き当たる。
続きは、ほぼ正面だった。
大名栗林道を横切るのは2年振りだったが車やバイク等が通過した形跡が全く見られなかった。


大名栗林道の先は急登だった。
それから画像奥辺りに水場が存在した。


急登を上り切ると左へトラバースする。


トラバースの途中に歩けそうな小尾根を発見した。
地形図を見るとショートカット出来そうなので歩いてみた。


50m程、高度を上げて正規ルートに復帰する。
歩き辛くは、なかったが一般道をそのまま歩いた方が楽だったかも知れない。


権次入峠に到着した。
この手前が大荒れで出来れば通りたくない登山道になる。


権次入峠は少しだけ展望があった。
明らかに朝より天候が良くなっていた。


権次入峠からは稜線上が通行止めで東京側の植林の中を歩く。
ここも大分荒れていたが左端を通ると比較的歩き易かった。


急に明るくなった思ったら稜線上に飛び出した。
その直ぐ先が。


棒ノ嶺の山頂だった。
今回でここへ来るのは3回目になる。


山頂には2人用位の大きさのテントが張られていた。
中は確認していなが人の気配は、しなかった。


正面の景色だけ撮影する。
正確には何処が何処だか分からないがこちら側の長めな稜線は殆ど歩いていた。


貸し切りだったのでゆったりとおやつ&大休止。
結局、この日は2人の登山者しか見かけなかった。


棒ノ嶺から権次入峠へ戻る。
この後は一般道の滝ノ平尾根を下る予定だったが天気が持ちそうだったので藪尾根を歩く事にした。
そのまま都県境尾根を南東方向へ進む。


権次入峠から15分程で黒山に到着である。
更に都県境尾根を進むと。


馬乗馬場になる。
歴史がある場所でなんとなく人工的な地形だった。


馬乗馬場の詳細はこちら。


このベンチの所から都県境尾根を離脱、北東方向へ下降する。


2年前に見かけた標識は健在だった。
後でネットで調べるとヤマレコユーザーが数人歩いていた。


最初だけ急勾配だった。
トレッキングポールを出そうとしたが良く考えたら持ってきてなかった。^^


所々に境界杭が打たれていた。
当分、右が植林、左が自然林だった。


奥武蔵で時々見かける仏像の画像が貼られていた。
説明書によると兄弟の菩薩像で国宝だそうだ。


十字の目印が付けられていた。
これしか見かけなかったので林業関係のものでは、ないと思う。


1枚上の場所の谷側は尾根が緩く歩けそうだった。


都県境尾根にあった標識と同じタイプのものが現れた。
その標識には。


大門ゲートと書かれていた。
後から考えるとここを谷の方へ下ると大名栗林道のゲートへ至るって事だと思う。


標識の先は谷の方へは行かず、尾根上をそのまま歩いた。
さっきまであった境界杭は、なくなり明らかに人の痕跡が少なくなる。


確か464m標高点になる。
今歩いてる尾根上で名前が付いた場所は、ここだけだった。


ここから尾根を離れ右の山道を歩く
地形図を確認すると少し先が急斜面のようだった。


急斜面を回避して上の方を見上げる。
無理すれば下りられそうだったが山道を歩いた方が全然楽だろうね。


下の方に集落である。
下降ポイントを探すが目印等で誘導していなかった。
左側に1軒の民家があっていい感じの斜面だったが出口が庭先とかだとマズイので逆側へ進路を取る。


沢山の踏み跡が現れた。
植林だし問題なく山から出れると確信した。


鉄の柵が設置されていた。
この逆側はコンクリートで固めれれてこの向こうが県道53号線だった。


小屋のようなものが見えてきて無事地上まで下りてくる。
この小屋のようなものは。


ゴミ置き場だった。


後は舗装路を2、30分歩いて駐車地へ戻った。(逆方向)
途中でバスに乗れたら乗ろうかと思ったがバスの路線は旧道の方を通っていた。





 



天候が持たないと思っていたので下りに使った藪尾根はオプションコースとしても全く考えていなかった。
ルート自体は2年前に手作りの標識(大松閣)を見かけた後に数回シミュレーションをしていた。
その時、考えたと言うか取り付きに使おうかと思ったのが上の画像の墓地になる。
左隣が植林地なので仕事道や踏み跡が存在すると思われる。
ただ、標高点さえない(小ピークは、ある)ので歩く価値は殆どないんじゃないかな。
無難な歩きをしたいなら私が通ったルートの方が安全且つ確実だろう。

歩行距離/11.2km|累積標高差/872m
所要時間(休憩含)/4時間30分(6:30〜11:00)|出会った登山者/2人

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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