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2日振りの大河原峠である。
既に先行の登山者が乗ってきた車両が数台停まっていた。
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登山道は序盤から岩がゴロゴロしていた。
ただし大河原峠の逆側に比べれば可愛いもんだったけど。
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少し上の方へ来ると笹が目立たなくなってくる。
それもあってか道幅が広い所が多かった。
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大河原峠から200mちょっと高度を上げると急勾配は一旦終わり穏やかな登山道になる。
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佐久市最高地点の案内が設置されていた。
この辺りが蓼科山手前、唯一の小ピークだった。
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赤谷と言う案内が現れた。
右に登山道があったのだが山と高原地図には未掲載だった。
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蓼科山荘(将軍平)に到着した。
ここは左右にも登山道が存在していた。
後で知った事だが右側の七合目方面から上がって来た方が大河原峠から来るより若干コースタイムが短かった。
スタート地点の標高は大河原峠の方が200m近く高いんだけど。
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蓼科山荘の先からまた勾配がキツくなる。
今まで以上に岩が大きくなり歩き辛かった。
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この辺りから鎖が連続していた。
ゆっくり通過すれば何も問題なかったが。
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勾配がなくなり山小屋が見えてくると殆ど頂上だった。
ほっとしたのだがその後、強風に見舞われてしまう。(汗)
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頂上付近は岩だらけだった。
岩と岩の隙間が多く思いっ切り歩き辛かった。
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蓼科山の頂上に到着した。
強風で立っているのがやっとの状態だった。
さっさと退散したかったが右側にある標識を良く見なかったため辺りを彷徨う事となった。(大汗)
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彷徨いながら近くにあった人工物を撮影。
(三角点)
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時々、雲が消えるが直ぐ元に戻るを繰り返す。
快晴なら凄い展望だったと思う。
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30分近く辺りをウロついてようやく反対側のルートを探し当てる。
効果は全くなかったが10数年振りに他の登山者に道を尋ねてしまったよ。^^
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黄色いペンキの矢印に誘導されながらトラバース気味に下って行く。
赤いポールも目印になっていた。
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樹林帯まで下りて来ると殆ど風は収まった。
岩も少なくなり快適とまでは言わないが何も考えないで歩けるようになる。
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左方向が開けてきて八ヶ岳が目に入った。
今だったら蓼科山の山頂からも展望があったかも知れない。
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急に勾配が緩くなってきた。
スマホで位置確認すると少しの間、なだらかな斜面のようだった。
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数少ない上り返しである。
何故かこの付近だけ苔が多く見られた。
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正面に遮るものがなくなった。
丁度、この後、歩く尾根と途中にある山荘が見えていた。
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藪っぽくなってくる。
ただし高さは低かったので不快な思いは、しなかった。
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最後は約100mの急な下りだった。
岩や石があまりなかったので軽快に下れた。
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急勾配が終わると右にトラバースする。
ここまで来ると気温が上がっている事を体感した。
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出口(登山口)にはバス停が存在した。
確認しなかったが山と高原地図には本数が少ないとなっている。
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登山口にあった標識になる。
本日、私が歩いた場所だけが載っていて私のために設置したようだった。^^
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ルートが何本かあって分かり辛かったが上へ向かうルートを選べば先の方で交わる感じだった。
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標識によると八子ヶ峰まで20分、最終目的地の白樺湖まで2時間となっていた。
白樺湖は距離の割に近いなと思ったが八子ヶ峰まで上がれば後は厳しい上りは存在しなかった。
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笹が刈払いされていて綺麗なルートだった。
マイナールートなので藪も覚悟していたが終盤以外は殆ど見られなかった。
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明るくなったので後ろを振り返ると北横岳が顔を出す。
この画像を撮った時点では蓼科山かな?と思ったのだが形が違うのでおかしいと感じていた。
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そして蓼科山である。
やっぱ北横岳と全然形が違うよね。^^
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平地に近くなり高原のようになってくる。
そうすると。
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ヒュッテアルビレオに到着である。
こちらが蓼科山から下る途中で見えた山荘になる。
営業は、しているように見えなかったがやる事は、あるのだろうか?
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ヒュッテアルビレオ付近からの景色になる。
(茅野の市街地方面)
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ヒュッテアルビレオの少し先のルートから外れた所に標識が立っていた。
近づくと。
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八子ヶ峰東峰頂上となっていた。
地形図を確認するとこの付近の最高峰で実質、八子ヶ峰の山頂だった。
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東峰の先にもいくつかの小ピークや展望ポイントが存在した。
どこも同じような景色なので取り合えずまとめて載せるとしよう。
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右側がスキー場だったがリフトは一つも動いていなかった。
この辺りは観光用にリフトやゴンドラを動かしているスキー場がそこそこ見られた。
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今歩いている尾根で1番接近するリフトになる。
ここからの東側の眺めが圧巻だった。
今回の山旅が予定通りにこなせてたら相当感動したと思う。
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このちょっとした出っ張りが山と高原地図では八子ヶ峰となっていた。
さしずめ八子ヶ峰西峰なんだろうが行ってみると。
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そのような案内は出ていなかった。
ここで登山道は2手に分かれ白樺湖方面へ進んだのだが最初だけ道が不明瞭だった。
素直にスキー場の中を歩けば苦労する事は全くなかった。
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西峰?からはこれから歩く尾根が確認出来た。
何回か出てきたがその向こうが車山になる。
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標識が現れ施設の手前を左に入って行く。
この先は場所によっては藪っぽかった。
明らかにメインルートでは、ないのだろう。
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こちらも殆どフラットで4箇所小ピークが存在した。
小ピークは、どこも山頂っぽい場所では、なかった。
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左方向のこの山が目立っていた。
地形図を見ると尾根続きの1722.0m三角点峰だった。
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急に正面がすっきりした。
画像の通り長椅子が置かれていた。
後で気付いたのだがこれは山と高原地図に載っている休憩舎だった。
荒廃していると書かれているが既に休憩舎は、なくなったもよう。
その代わりに長椅子を置いたのだろう。
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休憩舎跡の先も尾根上を歩く。
既にこの時点で推奨ルートから外れていた。
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また、長椅子が現れた。
展望ポイントだったのだろうが写し損ねてしまう。
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もう少しで1722.0m三角点と言う所でルートは右に曲がっていた。
踏み跡が見えれば1722.0m三角点へ向かったのだがなかったのでルートがある方を進んだ。
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スキー場の中を黙々と下ると舗装路が見えてくる。
辺りを見回したが登山道の案内が何処にも出ていなかった。
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少し右に行った所に登山口の案内を発見。
画像右上辺りが最初に長椅子があった休憩舎跡になる。
この後はスマホを見ながら駐車地を目指した。
途中、居心地が良さそうな所があったので。
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スマホ見ながら歩いた割に少し遠回りして白樺湖沿いの道路までやって来る。
それを渡って少し左へ行った所が。
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本日の駐輪地兼昨晩の車中泊ポイントだった。
この場所、相当な穴場なのかと思ったが10台近くにキャンピングカーやワンボックスカーが車中泊をしていた。
凄くいい場所なんだが陸上競技の学生が朝練に使う(夏休み期間だけだと思うが)ので朝寝坊なキャンパーには向かないかな。 |
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