作成者/管理人   2018年8月上旬実行
赤城温泉から荒山に登る



シリーズ化にした訳では、ないがまた赤城山(荒山)へ行ってきた。
本当は榛名山へ行こうと思っていたのだが相変わらずの暑さにより眠りにつけないと困るので急遽予定変更したのである。
と言うのも赤城山の車中泊ポイントの方が榛名山の車中泊ポイントより200m程、標高が高いのだ。
前回の鈴ヶ岳の時もそうなんだが地上(午後9時前後の大胡付近)で32度台だったが上へ来ると20度前後だった。
この気温なら車の窓を締め切って快適に寝る事が出来た。
因みに前橋の日中の最高気温は37、8度になる。
なので赤城山なら最高気温が40度を大きく越えない限り無理なく車中泊が可能だと思われる。

ルート/駐車地(赤城温泉入口)⇒ふれあい橋⇒休憩舎⇒荒山⇒休憩舎⇒軽井沢峠(駐輪地)



 



昨夜は何時もの大沼沿いの車中泊ポイントで就寝した。
登山の終点予定ポイントに自転車をデポしたのち旧ボルトラインで赤城温泉付近まで下りてきた。


本日は大半のルートが関東ふれあいの道になる。


最初は鉄の階段をひたすら下る。
この階段、なんか見覚えがあるなと思ったら7年前に逆向きに通過していた。


階段を下り切り吊橋を渡る。


吊橋からは下が丸見えだった。
大分、高所恐怖症が改善されていたがあまり気分のいい場所では、なかった。


吊橋の先は上りに転ずる。
この時点でそう思っていたが吊橋が本日の最低地点だった。


吊橋からある程度、上へ行くと並行移動に近いルートが多くなる。


尾根を横切るとまた下りになってしまう。
つ〜事は先の方にまた川だか沢があると予想したが。


その通りだった。


ただし先程と違い橋は、かかっていなかった。
水量が全然大した事なかったので容易に対岸に行けたけど。


対岸に上がると道は不明瞭だった。
薄い踏み跡があったのでそれを追うと直前に渡ってきた沢に出そうになる。
スマホで位置確認をすると一応、山と高原地図のルート上に乗っていた。
ただ、この真下が苔だらけで人が頻繁に歩いてなさそうなので引き返す事にした。


引き返すと関東ふれあいの道で時々見かける石柱を発見した。
やはり道間違いだったようだ。
家へ帰ってから調べると登山道は変わったみたいで私の使っている山と高原地図2013年版に出ているルートは既に廃道だった。


正規ルートに復帰したのは、いいが藪が出てきてしまう。(汗)


登山道は、この標識の所で直角に曲がる。
と同時に尾根上のルートになる。


緩やかな上りが続く。
晩秋とかなら気持ちがいいのだろうが藪があってやや不快だった。


藪は収まる気配が全くなかった。
既に笹に着いた夜露で足元はビチョビチョだった。(汗)


標識が見えてきて尾根から離脱する。
この先から少しの間、藪から開放された。


今までと違う色の標識が現れた。


どちらへ進んでも荒山へ至る感じだった。
上へ向かうルートは山と高原地図に未掲載で左へトラバースするルートは山と高原地図に載っていた。


※2011年11月の画像
7年前に来た時も上へ向かうルートは、あったのだが何故か未だに未掲載になる。
トラバースルートは7年前に歩いていたので今回は上へ向かうルートを選択した。


最初の内だけ大岩が目立っていた。
特に危険な場所や歩き難い所は、なかったが。


荒山高原11と言う赤城の山に良くある紙が付けられていた。
この付近で先程、別れたルートと交わったみたいだが藪のせいで分岐を確認する事が出来なかった。


急に辺りが明るくなり後ろ側に遮るものがなくなった。
この画像では殆ど分からないが微妙に外界が見えていた。


斜面が緩やかになってきた。
次の分岐が近い事になる。


トイレのような建物が見えてきた。
これは山と高原地図に掲載されている休憩舎になる。


休憩舎の直ぐ上で横に走る登山道に突き当たる。
そこから数m右に行った所が。


荒山へ向かう登山道との分岐だった。
荒山へ向かう前に。


休憩舎で朝食にした。


そうそう先日、使っているスマホの調子が悪いので新しいやつに取り替えた。
あまり知識がなかったが最近は機能を少し落として(CPUやカメラ性能など)安くしている機種が出ていてそれを購入した。
ヘビーユーザーじゃなければこのような機種で十分との事。
私が今回購入したのは定価が3万強だったが1万8千台で購入する事が出来た。(未使用の白ロム)


試しにログを取ってみたが尾根上ではeTrex30といい勝負だった。
さすがに累積標高差は倍位と専用機に比べるとかなりアバウトになるが。


朝食後は荒山に向かうと言うか最後の上りになる。
手前のルートと違い藪は収まり不快な思いは全くしなかった。


少し上がると右にひさし岩と言う展望ポイントである。
ここへは4年前にも来ていたが存在自体をすっかり忘れていた。


後で気付いた事だが今回のルート上で見晴らしのいい場所は、ここだけだった。
(長七郎山方面)


(地蔵岳、黒檜山、駒ヶ岳)


(大猿川周回尾根方面)


休憩舎から150m程、高度を稼いで荒山に到着である。
山頂なのでここの記憶は、しっかり残っていた。


貸し切りだったが殆ど展望がなかったので2、3分で下山に取り掛かる。


休憩舎へ戻り左方向(小沼方面)へ進む。
その前に。


ザックを回収する。


小沼方面へのルートは尾根の側面を通っていた。
1箇所、大きく崩れていたが補助ロープが張ってあるので特に恐怖を感じる事は、なかった。
それより上を見て。


嫌な感じがしていた。
良く観察しながら足早に通過した。


また、藪が濃くなってきた。
ただし下の方に比べると密度が薄かったので気分的には悪くなかった。


分岐を右方向へ。
左に行くと小沼が少しだけ近くなる。


分岐から多少であるが上り返す。
藪は、やや濃く出口手前までこの調子だった。


アスファルトが見えてきて本日の終点である軽井沢峠に到着である。


朝、こちらへ自転車を置きに来た時は荒山のシルエットが綺麗に見えていたがこの通り何も見えなかった。
恐ろしい事にこの時、北方向から雷の音が聞こえていた。(汗)








予想以上に藪の多いルートだった。
て言うか冷静に考えると南斜面でしかも標高が低いので致し方ないのだが。
上の方にも書いたが足元が濡れてシューズの中が水浸しになってしまった。
お蔭で普段は全くやらない(車に積みっぱなので)シューズのメンテをするはめに。(苦笑)
今後は同じような条件の場所は極力避けようと思っている。

歩行距離/6.7km|累積標高差/+858m -307m
所要時間(休憩含)/3時間50分(6:20〜10:10)|出会った登山者/1人
自転車走行距離/6.6km|累積標高差/+24m -575m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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