作成者/管理人   2017年11月中旬実行
横根山(東側から周回)



マイナールートで横根山を周回してきた。
横根山を含む、いわゆる前日光とされるエリアは埼玉の私からすると中途半端な山域だったりする。
最近始めたヤマレコを利用した地図上検索で横根山の下側が殆ど歩いてない事が判明。
いい機会なので今冬から来春にかけて地道に歩こうと思っている。

ルート/駐車地(869m標高点)⇒舗装林道歩き⇒尾根取付⇒1068m標高点⇒井戸湿原⇒横根山⇒1286m標高点⇒駐車地



 



駐車地から3キロ程、舗装林道を歩く。
舗装林道は最初に歩くか、後回しにするか迷ったが最初にやっつけてしまった。


県道246号線との分岐までやってきた。
この右側が。


日瓢鉱山だった。
しかし、実際に営業してるかは不明になる。


日瓢鉱山の入口には水場が存在した。
飛び散った水が凍りついていて寒々としていた。


水場の先に標識があったので近づいてみると横根山の案内だった。
こちら側から登れる一般道がある事を全く知らなかったので軽く驚いてしまう。


最初に歩く尾根が見えてきた。
その左にあるへこんだ部分が取り付きポイントになる。


駐車地からここまでが下りでここから上り返す。
この付近からは。


石裂山へ向かう尾根が良く見えていた。
画像中央が大滝山(1070.3m三角点)だった。


スタートしてから3、40分で取り付きポイントへ至る。
画像の通り軽い切り通しになっていた。
その直ぐ先には。


ダート林道が左に伸びていた。
これは地形図に掲載されている。


法面を固めてある所の端っこから取り付く。
階段っぽくなっていて容易に取り付く事が出来た。


序盤は植林の中を歩く。
良く手入れされていて植林地の割に辺りが明るかった。


日光に近い山域で良く見掛ける日光社寺の標石が沢山打ち込まれていた。
年代が違うのか2、3種類の大きさが存在した。


大した密度では、なかったが笹薮が出てきた。
数ヶ所で遭遇したがいずれも距離は短かった。


露岩が出始める。
露岩は結構あったが危険な所は1箇所も存在しなかった。


今までと違う感じの植林が右側に出てきた。
距離は短く、これがなくなると植林は、もう出てこなかった。
この先は、やや勾配がある露岩混じりのルートで少し進路が取り辛かった。


勾配が収まってきた。
同時に露岩も目立たなくなり何も考えないで歩けるようになる。


ワイヤーが数本、捨てられていた。
以前は植林地だったのかも?


背の低い笹藪が現れた。
高さは、くるぶしから膝下位でいいアクセントになっていた。


ピークの手前で勾配が増してくる。
地形図では尾根型がハッキリしてないように見えたがそうでもなかった。


右から来る尾根と交わると勾配が緩くなる。
この先は穏やかなルートだった。


右方向になだらかな稜線と言うか横根山が見えてきた。


この付近の最高峰(1330m級ピーク)に到着した。
左側に多少であるが展望があって栃木市だか鹿沼市だかに市街地が見えていた。


1330m級ピークを過ぎると正規ルートっぽくなってくる。


こんなものが落ちていた。
これは樹木の種類を示すものなのだろう。


開放的な場所に飛び出した。
そこは。


展望地でもあった。
ここへは3年目の9月にも来ていて見晴台と言う名前の場所だった。
見晴台からは北西方向へ下って行く。


1度来ているので知っては、いたが動物対策用の柵が現れた。
ロープをほどいて中へ入る。


ここで周回ルートに突き当たる。
以前、来た時は左に行ったので今回は右方向へ進んでみた。


分岐が現れた。
横根山まで分岐が多く5、6箇所出てくる事になる。


ちと分かり辛いが湿原の先に東屋が見えていた。
その東屋には、この後、立ち寄る事になる。


この分岐で周回ルートに接続する。
ここから3年前に来た時に歩いたルートだと思い込んでいたが以前のトラックログを見返すと違っていた。^^


先ほど井戸湿原から見えていた東屋に到着した。
ここには東屋以外にも休憩施設が沢山設置されていた。


当然、東屋付近からは井戸湿原が見渡せた。
その向こうにある微妙に高い所が1330m級のピークのようだ。


東屋でおやつ&大休止。
これが本日、唯一の休息となった。


東屋の直ぐ先で道は分かれる。
横根山の案内がなかったが右方向へ進む。


また動物対策用の柵が現れた。
結局、井戸湿原に鹿等の動物が入らないように柵を設置しているようだ。


ここで横根山を特定した。
山頂にある東屋も確認出来た。


横根山への最後の上りは階段だった。
これは、なんとなくだが記憶に残っていたがこの直前で前回歩いたルートに接続していた。


東屋が目に入ってきて。


横根山に到着である。
多分、誰か居ると思っていたが誰も来ていなかった。
前回来た時は曇が多く殆ど展望がなかったが今回は雲がそれなりにあったにも関わらず近くの山を見渡せた。


(赤城山方面)


(袈裟丸山、皇海山方面)


(日光白根、男体山方面)


一通り景色を楽しんでから下山に取り掛かる。
下山ルートは最初、一般道なんだが10年単位で整備してない感じだった。
所々藪が出ていて前半の非正規ルートより歩き辛かった。


ここで舗装路を横断する。
確かめようがないがこの舗装路、一般車両は通れないと思われる。


いきなり標識が現れた。
横根山の先で標識を見たのは初めてと言うか最初で最後になる。
この後、正面へ進み、少し先にある小ピークを目指した。


20m程、高度を上げて少ピークに到着した。
何かある事を期待したが何もない場所だった。


少ピークから東へ下るとまた舗装路に突き当たる。
ここも突っ切って更に下ると。


また、舗装路である。
つ〜か、3本共、同じ舗装路なんだけどね。^^
ここも横断してこれ以降は出口まで舗装路は存在しなかった。


右側が植林地になった。
今まで尾根型が不明瞭だったがこの辺りから明瞭になってくる。
と同時に尾根は細くなりあまり居心地が良くなかった。(汗)


この先はルートが見えなかった。
露岩が多く正面突破は無理そうな雰囲気だった。


辺りを見回すと右後ろに歩けそうな場所を発見した。
そちらから下りて回り込もうと考えた。


横へ少し下って直前まで居た尾根を撮影。
やはり岩尾根で正面から下るのは無理だと思われる。


20m程、下ると横へトラバース出来そうだった。
枯れ葉で足場が見え辛かったが危なげなく歩く事が出来た。


尾根と言うか峠のような地形が見えてきた。
この場所は地形図では平地として表されている。


無事、尾根に復帰して後ろを振り返る。
岩だらけで逆向きに通過してもヤバイと思う。
こちらへ来る前にヤマレコの修行の方のレポを拝見したのだが特にこの岩場の事は触れていなかった。
改めてログをチェックすると私と同じ方向から巻いてる感じだった。


岩場は更に続いていたがゆっくり歩けば問題なかった。
ただ、何時ヤバイ状況になるか分からなかったので緊張感は張り詰めたままだった。(汗)


ほぼ露岩は見えなくなってきた。
ようやく緊張感が和らいでくる。


終盤に差し掛かると枝藪が出てくる。
ただし不快な程では、なかったが。


駐車地が見えてきた。
地上まで後一歩と言う所だったがこの画像を撮ってデジカメは電池切れとなってしまう。。。








予備バッテリーを忘れてしまい下山ポイントの画像が撮れなかったが道のようなものは、なくて多少であるが無理やり地上に下りる事となった。
実は横根山の頂上付近で既にバッテリーが怪しくなっていた。
それを騙し騙し使っていたのである。(1枚だけ写して直ぐ電源を切る、少し放置するとバッテリーが復活する、それを繰り返していた)
後から考えると画像の大きさをS設定(普段はM)で撮れば最後まで余裕で持ったと考えられる。
予備バッテリーを忘れないのが1番なのだが忘れた場合、今回の教訓を活かそうと思っている。

歩行距離/9.3km|累積標高差/783m
所要時間(休憩含)/5時間10分(7:40〜12:30)|出会った登山者/0人

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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