作成者/管理人   2017年6月上旬実行
細尾峠〜茶ノ木平〜半月山〜阿世潟峠



細尾峠から阿世潟峠まで縦走してきた。
コース自体は全て、只の一般道になる。
元々は赤倉山から細尾峠まで尾根を繋げようと考えていたがコンパクトにしてみた。
結果的に丁度いい行程で当初の計画が詰め込み過ぎだったかな。

ルート/駐車地(細尾峠)⇒明智平分岐⇒茶ノ木平遊歩道入口⇒狸山⇒中禅寺湖展望台⇒半月山⇒第二駐車場⇒半月峠⇒中禅寺山⇒阿世潟峠⇒阿世潟⇒駐輪地(歌ヶ浜駐車場)



 



細尾峠に来るのは4度目になるが西側のルートを歩くのは今回が初めてだった。


少し行くと小振りな鉄塔が現れた。
驚いた事にこんな電柱に毛が生えた位の規模のものでもちゃんと地形図に載っていた。


序盤は勾配が緩く笹原が適当に生えている気持ちのいいルートだった。


また、小振りな鉄塔である。
地形図を見ると最初のやつと繋がっていなかったが出処は一緒っぽい。


2つ目の鉄塔を過ぎると極端に勾配がキツくなる。


段々、笹の密度が増してくる。
運が良かったのか前日に夜露が降りなかったようで殆ど水分が付いていなかった。


大きめな露岩が現れた。
山と高原地図に載っている篭石の末端部分のようだ。


篭石を過ぎると勾配が収まってくる。


1618.0m三角点に到着した。
地形図を見ると変な位置にあるのだがこの付近の最高地点になる。


違う登山道に突き当たる。
明智平分岐と言う場所でこの後は少しの間、穏やかな地形が続く。
標識等、見当たらなかったがこの辺り一体の事を茶ノ木平と呼んでるみたいである。



明智平分岐の先は笹の勢いが弱まるのかと思ったが。


直ぐに逆戻りと言うかこちらの方が丈がある位だった。(汗)


標識は、なかったが分岐のようになった。
右のルートは山と高原地図に掲載されている破線と思われる。


また、違う登山道に突き当たった。
この後、左に進んだが右へ行くと華厳の滝付近に至るもよう。


1枚上の分岐を過ぎると格段にルートが明瞭になる。


草刈りまでされていた。
これ以降、笹がうるさい所は存在しなかった。


枝葉の間から中禅寺湖が見えてきた。
その少し先に。


展望地があった。
ただしここは登山道から若干外れていた。
中禅寺湖と日光白根山。


それから男体山が見渡せた。


展望地は、そんなに広くなかったが人が入って来そうもなかったのでおやつ&小休止。
セブンで買ったクッキーは賞味期限が切れてから1ヶ月以上経っていたが食べても全然問題なかった。
大分、風味が落ちてたけどね。^^


関東ふれあいの道みたいな階段が出てきた。
酷い状態で誰1人として使ってないと思われる。(左側に道が出来ていた)


登山道脇に立派な展望施設が存在した。


展望施設からの景色になる。
先ほどと殆ど変わらない景色だったがこちらからの方が多少良かったかな。
ただ、こういう場所は誰が来るか分からないので食事休憩とかには利用しない方が良さそうだ。
と言うのも本日のランチの時にそう言う場面に出くわす事となった。(苦笑)


展望施設の直ぐ先で車道を横切る。
この道路、中善寺湖スカイラインなのだが後で行く第二駐車場まで続いていた。


中善寺湖スカイラインから100m程、高度を上げると左の視界が開けた。
夕日岳や地蔵岳が良く見えていた。


狸山に到着した。


狸山は明るい山頂だったがアンテナ施設が2つもあったあまり雰囲気が良くなかった。
直ぐ下山したがその際、10人位のグループと擦れ違った。


また、中善寺湖スカイラインに出てしまう。


て言うか駐車場の目の前だった。


駐車場は展望台も兼ねていたが先ほどと同じような景色だったのでそそくさと先へ進んだ。


登山道の続きは駐車場の端っこだった。
目立つ案内等、見当たらなかったのでちと分かり辛かった。


こちらも100m程、高度を上げると左が開ける。
方向を確認しなかったが横根山付近だろうか?


足元注意の案内が設置されていた。
こう言う場所は大概岩場なんだが。


岩場は、なく登山道が狭いだけだった。
落ちると大怪我するような感じには見えなかったが這い上がるは相当苦労しそうである。


下の方に駐車場が見えてきた。
この後、向かう第二駐車場だった。


半月山に到着した。
山と高原地図に情報が載っていたが展望のない山頂だった。
ここへは第二駐車場から30分程で来れるのだが観光客とかがわざわざ登ってきた場合、間違いなくガッカリするだろう。


半月山の先も登山道が狭い所があってロープが張られていた。


左側にちょっとした展望地である。
本日、初めて足尾の山や県境尾根を目にする事になる。


中禅寺湖側も多少であるが景色を拝めた。
ただ、今まで目にした景色より大分落ちるけどね。


ここで半月峠方面と第二駐車場方面とルートが分かれる。
普通なら半月峠方面へ進むのだが第二駐車場に向かう。


いきなり南側の視界が大きく開けた。
大きな声を上げてしまいそうだったが直ぐ近くの展望施設に人が居たので踏みとどまった。^^


先程もチラッと見えていたが第二駐車場である。
この日は平日と言う事もあって10台も車が停まっていなかった。


こちらが赤倉山になる。(もしかするとこの向こう側かも?)
南側の荒々しい山容と大分違っていた。


半月峠方面との分岐から15分程度で第二駐車場に至る。


第二駐車場は足尾の山々を見るに最適な場所だった。(上/社山・大平山方面、中/中倉山・県境尾根方面、下/赤倉山方面)
私は意外にもここへ1度しか来た事がなかった。(バイクツーリングで)
日光へは100回以上来ていたのでちょっとも勿体ない事をしてたかな。(苦笑)


第二駐車場は赤倉山と尾根続きだった。
見に行くと踏み跡と言うか道になっていた。


当たり前だが赤倉山方面への入口は存在しなかった。
多少であるが無理やり降りる感じになる。


第二駐車場から半月峠方面との分岐に一気に戻る。
この画像にも少し写ってるが直ぐ先に。


展望施設が存在した。


今までと殆ど変わらなかったが展望施設からの景色を一応載せておく。


誰も居なかったので展望施設でランチにした。
この判断が大失敗で観光客の見世物となってしまった。(××)


そうそうコンロと五徳兼風防を新たに導入した。
問題なくお湯は沸いたが五徳兼風防の使い心地がイマイチだったのでその内、買い直してしまうかも?^^


展望施設の先もこれまた展望のいいルートだった。
ホント今回のコースは前回歩いた足尾の山々を眺めるのに絶好のルートだった。


ただ、半月峠までの下りは急勾配でしかも岩が多かったので足元に注意である。


半月峠に到着した。
右にルートがあって最後に歩く林道まで繋がっていた。
左にも破線が来ているのだがルートのようなものは見当たらず。
近くには行かなかったが祠のようなものも見えていた。


半月峠から60m程、上り返して1655m標高点に到着である。
画像の通り山名板が付けられていて中禅寺山となっていた。


尾根が細くなっていて左側が崩落していた。
右に踏み跡が見えたのでそちらを通過する。


崩落地からの展望になる。
そろそろ皇海山が山陰に入ってしまいそうだ。


ここから上り返していた。
てっきり中禅寺山(1655m標高点)が最後のピークと思っていたが違っていた。


1枚上の場所から約20m上り返して最後のピークに到達した。
ここには山名板等、何も付いていなかった。


標識が見えてきて本日の最終目的地、阿世潟峠に到着である。
この瞬間、大平山、黒檜岳から横根山付近までの尾根が繋がった。^^
後は社山の南稜を歩いた時の後半部分をトレースするだけで殆どが林道歩きになる。








本日は予想以上に人が多かった。
オール一般道だったが私的には、かなり中途半端なコースだったので殆ど人に会わないと思っていたが全然違っていた。
平日でこれじゃ土日だったら100人単位の登山者を見掛ける事になるのかも知れない。
考えただけで恐ろしい話である。(苦笑)
さすがに序盤のルートだけは極端にアクセスが悪い場所だったので誰とも会わなかったけどね。^^

歩行距離/14.9km|累積標高差/+1156m -1078m
所要時間(休憩含)/7時間10分(7:00〜14:10)|出会った登山者/2、30人
EC-03走行距離/17.3km|累積標高差/+466m -544m|消費電力/約45%

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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