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前回に続き今回も出発前に朝食を取った。
どうでもいい事だがカニカマおにぎりが四角から丸形にリニューアルされ名前まで変わっていた。^^
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適当な所から取り付く。
この判断が失敗とまでは行かないがあまりいい方法では、なかった。
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古い作業道の上に乗った。
既に舟石新道上なのだと思うが多分これは元々あった登山道(舟石新道)を広げたものと思われる。
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舟石新道のプレートが付いていた。
これと同じものを所々で見掛ける事になる。
この後、ルートを見失ってしまい右往左往する事となった。(汗)
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谷の部分に石垣である。
この辺りは、かなり荒れていたが登山道の面影が残っていた。
ただ、ここでルートが合ってるか確証がなかったので恐る恐る歩いていた。
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左が植林になった。
今まで見掛けなかったピンクの目印も付いていた。
左下を見るとそちらにも同じものが沢山付いていて道のようになっていた。
登山が終わってから舗装路の先を確認すると作業道っぽい所があってそれがここへの入口のようだ。
適当に取り付かないでもう少し舗装路を進めば右往左往しないで済んだ事になる。(苦笑)
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植林が消えてもルートは明瞭なままだった。
この時点でこれが舟石新道と確信する。
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大量の落ち葉が堆積していていい雰囲気になってきた。
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峠みたいな地形になった。
1251.1m三角点とそれの南側にある1200m級のピークとの鞍部になる。
この後、ルートは西向きから北向きに変わる。
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1箇所、道が崩れていた。
ただし落ちたとしても大事には至らないと思う。
それよりこの画像を写した場所の方が。
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広い場所に出たと言うか舟石新道は尾根上になった。
地形的に何処でも歩けるのでルートは消えてしまう。
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ここで舟石新道は尾根上から外れていた。
私は舟石新道を離脱して尾根上を進んだ。
この舟石新道、てっきり庚申山まで直接行ってるのかと思っていたが庚申山荘までとの事。
2014年に瀑泉さんが踏破されているが約6時間もかかったそうで生半可な気持ちでは歩き通せないルートになる。
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舟石新道を離脱した直後から勾配が増してくる。
更に進むと大岩が出て来るが特に危険な所は見当たらず。
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少しだけ視界が開け孤高のブナが見えてくる。
この位置からでも確認出来るのだから存在感がある証拠なんだろう。
ただ、3年前に中倉尾根を歩いた時は私の目には全く止まらなかったけどね。(直ぐ先に岩場があってそちらに目が行ってたようだ)
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最初の目的地である塔の峰が見えてきた。
この時点で標高差は300m程あったと思う。
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ぽつんとピンクの目印が付いていた。
上の方でこの手のものは殆ど見掛けなかったが後半歩く中倉尾根でも殆ど見掛けなかった。
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大分、標高を稼いだみたいで男体山が顔を出す。
地形図を確認するとその手前のピークが社山で更に手前の稜線が中倉尾根になる。
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塔の峰への最後の上りが始まった。
細かい根っこだらけのルートだったが見た目程、歩き難くなかった。
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道は、あったりなかったりだったが樹木の近くに行くと日陰が出来易いようで笹の勢いが弱まっていた。
それを考慮して進路を決めると比較的スムーズに歩けた気がする。
勿論、踏み跡を外さないのが基本なんだろうが。
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左に袈裟丸山である。
今までこの山は、なんとなく見ていたが本日は見え方が全然違っていた。^^
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塔の峰に到着した。
序盤でつまづいたが何時も標準的なコースタイムで歩く私の足で3時間弱で来る事が出来た。
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塔の峰は人様の記事を拝見するとだだっ広い平地なのかと勝手に思い込んでいた。
実際には前下がりで平な部分がそんなになくてテントを張ろうとしたらある程度場所が限定される感じだった。
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山名板は1枚のみで丁度、1ヶ月前にたそがれオヤジさんが付けられたものでこれで5代目だそうだ。
しっかり作り込まれていて5、6年は持ちそうな感じに見えた。
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塔の峰でおやつ&大休止。
ここまで休憩らしい休憩を取っていなかったのでしっかり体を休めた。
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ここで歩く方向を90度変えて一気に下る。
ルートは見えなかったので笹の深い所を避けるように進路を取った。
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ちと分かり辛いが岩尾根になった。
左に踏み跡があったのでそちらへ進んだが後で地形図を確認すると右の方が地形が緩やかだった。
危険な思いは、しなかったが少しだけ手こずった。
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岩尾根は高い所で10m以上の高さがあって結構な迫力だった。
地形図では全く表されていなかったけど。
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中倉尾根手前の最後のピーク(1750m級)に到達した。
意外にも塔の峰より微妙に標高が高かった。
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最後のピークを少し下ると平坦な地形になった。
左に見えるピークが庚申山になる。
この先のルートがどうなってるか予想が付かなかった。
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適当に歩いてると横方向に伸びる踏み跡を発見した。
これを辿ったが大当たりだった。
所々、不明瞭な箇所があったがそうなった時、一旦立ち止まって辺りをキョロキョロしたらなんとか最後までロストしなかった。
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1枚上の場所を逆方向から撮影。
しっかりとした踏み跡が付いていた。
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直ぐ下が1745m標高点(オロ山と庚申山の鞍部)だった。
中倉尾根から塔の峰方面へ行く場合、鞍部の庚申山寄りの東側を探ればルートは見付かると思う。
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中倉尾根まで来ると最初に登った塔の峰が大分遠ざかっていた。
何時の間にか直線距離で1キロ半位の距離になっていた。
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日光白根は近付いたと思い込んでいたが塔の峰の先から写した画像と殆ど変化していなかった。^^
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さすがに皇海山は大きく見えていた。
今まで全く見えなかった鋸山もようやく見えてくる。
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オロ山に到着した。
塔の峰から1時間もあれば来れると予想したが全然無理だった。
この画像だけ写して1682m標高点に向かう。
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多少であるがシャクナゲが咲いていた。
私が気付いた範囲ではシャクナゲ咲いていたのはオロ山の山頂付近だけだった。
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オロ山から3、40m高度を下げ、ザックをデポして1682m標高点に向かう。
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最初は北寄りにトラバースしてから適当な所で下りに転ずる。
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下の方に来るとかなりの急勾配だった。
歩き易い所を探しながらジグザグ下りて行く。
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勾配が緩まってきた。
後で考えるとここまでザックを持ってきて帰りは、ここをトラバースして中倉尾根へ復帰した方が良かったかも知れない。
あくまでも地形図を見てそう思っただけだが。
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踏み跡がしっかり付いていた。
一瞬、結構人が入ってくるんだなと思ったが9割9部鹿が付けたものと思われる。
さすがにこの場所は年間、10人程度しか人間は入って来ないだろう。
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平坦になってきた。
左側に鹿道が続いていたのでそれを使いもう少し北へ進む。
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更に1番高くなってる所を求め笹原の中を進む。
この辺りが最高地点でスマホで位置を確認するとほぼ標高点の上だった。
ここにもたそがれさんが付けられた標高点名板があるそうなんだが探し当てる事で出来なかった。
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見晴らしが良さそうな所へ移動するがあまり大きく開けた場所がなくて近くにある大平山や。
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少し進むとほんの数10分前に訪れた1682m標高点が左に見えてくる。
改めて見るとホント独特な場所である。
名前を付けるとしたらオロ山の北側にある平らな場所だからオロ北平とかだろうか?
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沢入山と手前の高原みたいな所が見えてきた。
後から思い起こすとこの高原みたいな所が中倉尾根で1番気持ちのいい場所になる。
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スッカリ忘れていたが1箇所、等高線が狭い場所が存在した。
踏み跡を参考に進路を決めたのでなんでもなかったが地形図通りかなりの急勾配だった。
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ランチポイントから適当に周りの景色を撮影。
オロ北平方面。
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本日歩いた尾根の間の谷方面。
何処を見ても素晴らしい景色だった。
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ランチポイントの先は、ここまで下って後は沢入山までほぼ上りになる。
無駄のないルートと言うか絶妙な踏み跡が付いていた。
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しつこいようだがまたオロ北平を撮影。
足を踏み入れただけあって気になってしまう。
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こちらがオロ北平の北東側の尾根になる。
恐ろしい風景だが足尾らしいと言えば足尾らしい。
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ここは離れた所から見ると危なそうだったがなんでもない場所になる。
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沢入山の北側の尾根が目に入った。
オロ北平の北東側の尾根より遥かにヤバそうな尾根になる。
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いい加減にしろって言われそうだがオロ北平の画像である。^^
オロ山からオロ北平までを収めた本日のベストショットかな。
中央に浮いている皇海山もポイントが高い。
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中倉尾根に来てから見えなくなっていた袈裟丸山の稜線が目に入った。
この山、どの角度から見ても極端に形が変わらないので簡単に特定出来てしまう。
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沢入山に到着した。
ここを過ぎると踏み跡等、人の痕跡が増えてくる。
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沢入山の先は極端に歩き易かった。
それだけ数多くの人間が歩いてるって事だろう。
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1枚上のピークまで来るとようやく本日の最終目的地の中倉山が見えてくる。
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険しそうな岩尾根が現れた。
結果的に右から簡単に巻けたのだがこれを見た瞬間、無駄に焦る事になる。^^
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1枚上の岩尾根を通過して逆方向から撮影。
中々の迫力であったがこちらから見ると左にルートがありそうな雰囲気で恐怖感は殆どなかった。
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備前楯山(左)と最初に上った尾根(右)の間の山が目に付いた。
地形図で確認すると1番高い所(画像中央)が1251.1m三角点峰だった。
その右のヘコみに舟石新道が通っていて峠みたいな地形と表現した場所になる。
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孤高のブナが近付いてきた。
その手前が岩場なんだが立派な巻道が下の方に出来ていた。
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巻道をトレースすると孤高のブナの真下へ至る。
巻道は完全にこれのために作られたようだ。
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こんなものが設置されていた。
ここって林野庁の予算で整備してるのか?
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孤高のブナを中倉山方面から撮影。
この辺りの有名5山を1つのフレームに収める事に成功した。^^
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中倉山に到着した。
既に3時を回っていたので誰も来ていなかった。
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中倉山付近からは数週間前に登った主要な山を全て見渡せた。
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中倉山を少し下るとツツジ結構が咲いていた。
私が今年見た中では最高レベルだった。
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一応、案内が出ていたが読み取る事が出来なかった。
直進方向は何も書かれていなかったので右のルートを選択する。
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途中、水はけが悪いのか少し荒れていた。
コケないようにゆっくり下る。
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30分程、林道を歩いて銅親水公園駐車場に到着した。
5時手前だったが駐車場には、まだ2、3台の車が停まっていた。
多分、釣り師のものなのだろう。 |
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