作成者/管理人   2017年2月中旬実行
大高取山〜鼻曲山〜スカリ山〜物見山〜日和田山



越生駅付近から高麗駅付近まで尾根伝いに縦走してきた。
元々の目的は前回の続きなんだがそれだけじゃ安易過ぎるので北側にある長い尾根も絡めてみた。
と言っても全て一般道なんだが。
ただ、公共交通機関を使うのでマイカー登山者には思い付き辛いルート取りかも知れない。
しかもそこそこ距離も累積標高差もあるのでお気楽な工程では、なかった。

ルート/越生駅⇒越生神社(登山口)⇒高取山⇒大高取山⇒桂木観音⇒天望峠⇒鼻曲山⇒カイ立場⇒一本杉峠⇒エビガ坂⇒スカリ山⇒北向地蔵⇒物見山⇒日和田山⇒駐車地



 



日和田山の登山者用の駐車場に車を停め、巾着田バス停からバスに乗り高麗川駅まで移動。
高麗川駅からは八高線で2駅先の越生駅までやって来る。


電車を降りた後は5、600m舗装路を歩く。
すると左に越生神社が見えてくる。
その直ぐ先が。


登山口だった。
ここで初めて高取山の案内を目にする事になる。


序盤は緩めの直登ルートだった。
やがて九折になり石の階段が出てくる。
それを上り切ると。


社が現れた。
そこが高取山だった。
ここは城址でもあるようだ。


突き当りを右に進む。
左にも山道があるのだが行き先が表示されていなかった。
この付近、地形的に歩けそうな所は殆ど山道になっていた。


登山道のない尾根上を踏み跡に従い進む。
ここで世界無名戦士之墓方面の登山道と接続した。
この付近が西山高取になる。


西山高取からの景色になる。
やけにゴルフ場が目に付いたが後で地図を確認すると5、6箇所も存在した。


西山高取にあったルート図になる。
正規ルートだけでも枝道だらけだった。


西山高取を下って行くと突き当りになり右へと進路を取る。
西山高取まで尾根上のルートを辿らなければ左からこちらへ来た事になる。


幕岩との分岐になる。
この後も幕岩方面との分岐が数ヶ所出てくる。


324m標高点に到着した。
全く意識していなかったがこの植林の向こう側がゴルフ場だった。
さっき西山高取からも沢山のゴルフ場が見えたが逆方向もゴルフ場だらけのようだ。


また、分岐である。
ここも幕岩方面との分岐だった。


大高取山の上りも案内のない、尾根上のルートを進みここでピークとなった。
更に数10m北西に進んで。


大高取山に到着である。
ここには数個の簡易ベンチがあったのだがどれも斜めになっていて座る気がおきなかった。
どちらにしても時間的にここで休憩するつもりは、なかったんだけど。


大高取山からの景色になる。
明らかに展望を良くするために北東側を伐採した感じだった。


大高取山から基本、南へ進路を取る。
少しの間、桂木観音の案内に従う。


ここは左に非正規ルートが存在した。
後で気付いた事だがここを過ぎると毛呂山と越生の境を歩く事になる。


桂木観音が見えてきた。
この後、登山道は桂木観音の敷地内を通っていた。
地形図によると三角点があるはずなんだが文明の利器を使っても探し当てる事が出来なかった。


一旦、舗装路に接続する。
この目の前が。


展望地だった。


舗装路に出てからのルートが良く分からなかったが南に向かうルートを選べば問題ないと思う。
ここは行き止まりのように見えるが標識で左に誘導していた。


新しい感じの標識が設置されていた。
右を見ると。


切り通しになっていた。
標識にもマジックで書かれていたが桂木峠になる。


また、舗装路に飛び出すが直ぐ登山道に復帰する。
この場所が天望峠でここを過ぎると当分、舗装路を目にする事は、なかった。


天望峠から4、50m高度を上げて少し下った場所には横に破線が走っていた。
標識に書かれた情報によると鼻曲のコルと言う場所だった。


鼻曲のコルを上り返して368.1m三角点に到着である。
368.1m三角点で休憩する予定だったがあまり広くなかったのでスルーした。


開けた所に出たと言うか目の前に鉄塔が現れた。
この鉄塔、相当新しいのか地形図に掲載されていなかった。


鉄塔付近からの景色になる。
この後、歩く主稜線の北西側の尾根が見渡せた。


こちらが直後に登る鼻曲山で。


こちらが前回の最高地点である雨乞い塚になる。


※前回の画像
で、こちらがが雨乞い塚からこちらを写した画像になる。(中央やや右の鉄塔)


鉄塔の所でおやつ&小休止。
標識によるとこの場所、山々を望む丘と言う名前が付いていた。


鼻曲山の手前は少し勾配がキツかった。
ただし上りの場合、ロープを利用しなくてもなんとかなく位の勾配になる。


鼻曲山に到着した。
全く展望のない場所でこの画像を取っただけで先へ進んだ。
この先は地形図だと穏やかな下りなんだが細かいアップダウンが続いていた。


鼻曲山から少し高度を下げると岩場の連続になる。
上の画像の場所は右側が切れていたがそれほど恐怖を感じる事は、なかった。


岩場を通過していた時は気付いてないが幕岩と言う場所だった。


峠みたいな地形になった。


あ〜、ここがカイ立場か。
笹郷峠とも呼ばれてるみたいである。
この先は難路扱いなんだがルートは明瞭でなんで難路になってるか全く検討が付かなかった。


一本杉峠に到着した。
ここは地形的に峠っぽくない場所になる。


やっとここで主稜線に接続した。
ここへは、また戻ってくるのでザックをデポして右に下りて行く。


舗装路と言うか舗装林道に飛び出すした。
そこは前回も来ている越上山の登山口だった。
つ〜事でここから本格的に主稜線の尾根繋ぎを開始する。


取り合えず来た道を引き返す。


ザックを回収して先へ進む。


ここは右側が切り通しになっていて舗装路に出られた。
左には登山道があって山と高原地図によると十二曲りとなっていた。


ちょっと不自然な感じの伐採地である。
この画像を写した時は、そう思っていた。


1枚上の場所からの景色になる。
前回登った越上山や。


都県境方面を見渡せた。


前回、脇を通過した高圧線が外された鉄塔も確認出来た。


つ〜か、この場所も以前は鉄塔があって撤去された後だった。
だからちょっと不自然な感じの場所だったのだ。
まあまあ気分のいい場所だったので。


その場所でランチにした。


鎌北湖方面との分岐になる。
この先にも数箇所、鎌北湖方面との分岐が存在した。
この直前に本日、1人目の登山者とすれ違う。


ここで一旦、舗装林道に出てしまうと言うか尾根上が舗装林道になっていた。


100m程、舗装林道を歩いてまた登山道に復帰する。


エビガ坂に到着した。
エビガ坂は右に登山道があって東吾野駅付近まで抜けられるようだ。
尾根上を通るルートなので機会があったら歩こうと思っている。


エビガ坂の直ぐ先にも左に登山道である。
先程も触れたがこれも鎌北湖へのルートだった。


1枚上の分岐からスカリ山への急登が始まる。


山と高原地図によるとガレてて危険となっていたが危険を感じるような所は見当たらなかった。
右にトラバースする踏み跡を追ったので無意識の内に回避してしまったのかも知れない。


スカリ山に到着した。
全く調べて来なかったが展望の良い山頂で。


半分以上が開けていた。
景色を楽しむポイントとしたは本日のルート上では1番になる。
(上/関東平野方面、中/越上山方面、下/都県境方面)


また、舗装林道に接続して少しの間、これを歩く事になる。
この先も一応、ルートの無い尾根上に踏み跡が付いていたが面倒なので歩かなかった。


宗教的な建物が見えてきた。
北向観音と言う観光スポットでこの先の登山道は逆向きになるがMTBで走っていた。
この辺りから極端に登山者が増えてくる。


直ぐまた、舗装路になるが正面に登山道が続いていた。


作業道のようなルートが多かった。
ほぼ、間違いなく作業道を利用した登山道なのだろう。


物見山の直ぐ手前で分岐になった。
ヤセオネ峠と言う場所で右が物見山の巻道で左が鎌北湖へ至るルートだった。


物見山に到着した。
明るい山頂だったが展望は、ほぼなかったと記憶している。
物見山は三角点峰なんだが三角点が見当たらないのでガーミンで位置を確認すると。


100m位離れた所に存在した。
案内が出ていなかったので殆どの登山者が来ないと思われる。


物見山を下って行くと何回目だろうかまた舗装路に接続する。


500m位、舗装路を歩いて登山道に復帰する。
その目の前が。


電波塔で高指山と言う名前の付いた山だった。


日和田山への上りは荒れ気味な急登だった。
雨後とかは滑りそうな地質になる。


最後のピーク、日和田山に到着した。
画像の通り、巨大な石塔が印象的な頂上だった。


物見山とそんなに離れていなかったが日和田山も三角点峰だった。
ただ、あちらは滅多にお目にかかれない一等でこちらは四等なんだけど。


日和田山からの景色である。
大分、地上が近付いて来た事が分かる景色だった。
1時間位前から時々、雨がパラパラしてたので虹が出ていた。


下山のルートは薄い踏み跡を追ってしまう。


なんとか一般道に接続した。
ただ、神社と名物の鳥居をパスしてしまったようだ。(汗)
上り返すのが億劫なのでそのまま駐車地へ向かった。


※7年前の画像
鳥居を入れた神社付近からな景色になる。
適当に下ったせいでこの景色を見逃してしまった…


前方に鳥居が現れ、広場みたいな場所に出た。
振り返ると。


男坂と女坂の分岐だった。
私は女坂方面から来たのだが7年もそちらを通過したので出来れば男坂を通りたかった。
しかし、神社をパスしてしまいそれは叶わなくなってしまう。(泣)


ようやく地上が目に入ったと言うか自分の車が見えてきた。


ここで舗装路に突き当たり登山道は終わりとなる。


駐車地に到着した。
途中、沢山の登山者を見掛けたのである程度、車が残ってると予想出来たがこの時間(3時少し前)で約15台も停まっていた。
平日でこれじゃ休日なんかは、どうなる事やら。








私の感覚だと後半は凄い数の登山者と擦れ違った。
七年前にこちらへ来た時は天気がイマイチだったせいもあって殆ど登山者を見掛けなかった。
後でネットで調べると相当人気がある山域のようだ。
交通の便がいい事と気楽に歩ける事とで様々な登山者が集まるのだろう。
間違っても土日に来ちゃダメな場所で平日でも早朝出発&逆向きのコース取りならそんなに鬱陶しい思いをしないで済むんじゃないかな?

歩行距離/16.6km|累積標高差/+1327m -1287m
所要時間(休憩含)/7時間40分(7:10〜14:50)|出会った登山者/30人位

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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