作成者/管理人   2016年10月下旬実行
小野子山〜中ノ岳〜十二ヶ岳



群馬の小野子山に行って来た。
去年、今年と榛名山に複数回通っているがこちらへ来るたびにこの山と子持山が目に入ってくるので凄く気になっていた。
山と高原地図でコースタイムを計算すると比較的手頃で時間がない時にでもやっつけようと思っていた。
本日、遅くても5時までに帰宅しなければならなかったので絶好の機会だった。

ルート/駐車地⇒小野子山東側登山口⇒小野子山⇒中ノ岳⇒十二ヶ岳⇒赤下林道終点⇒十二ヶ岳西側登山口(駐輪地)



 



上の画像は本日の駐車地である。
こちらへ来るまで全く知らなかったが関東ふれあいの道を歩く人のための駐車場だった。


最初は舗装林道歩きになる。
標識によるとこの林道、10キロ以上も距離がある長い林道だった。


ここから登山道に入る。
何故だか標識が見辛い位置に設置されていた。
ただ、そのまま舗装林道を進んでも全然問題ないんだけどね。


ここで舗装路を横切る。
つ〜か、この舗装路、先程まで歩いていた舗装林道になる。
この画像だと舗装路とダートの境目に見えるがこれは土砂が被ってしまっただけでこの先も舗装路は続いていた。


左を見ると駐車出来そうなスペースが存在した。
山と高原地図の案内だと5台駐車可能となっている。


登山道は雨水のせいで大分掘られていた。
2枚上の大量の土砂は、これが原因のようだ。


ここで舗装路に接続する。


舗装路は車1台分の道幅しかなかった。
場所によっては、かなり急で私の車だとタイヤが空転して上れないと思う。


ここから舗装路を離れまた登山道に入る。
どうでもいい情報だが舗装路は、ここで終わりで更に未舗装路が奥へと続いていた。


登山道に復帰した後は複雑と言うか何処をどう通るか分からないルートだった。
後から考えると植林の中だったので仕事道を利用していたのかも知れない。


ようやく尾根に乗った。


逆側を見ると目印も踏み跡も確認出来ず。
でも、藪は殆ど存在しなかった。
地形図を見ると尾根上には破線が通っていた。


初めて展望地らしい展望地である。
渋川の街が確認出来た。


尾根に乗ってからは、ほぼ尾根上を忠実に通るルートだった。


1箇所、山と高原地図に載ってないルートを発見した。
地形図を見ると小野子山と中ノ岳の鞍部付近に行ける感じだった。
少し藪が出ていたのであまり使われてないと思われる。


最初のピーク小野子山に到着した。
ここが連山の最高峰でメインの山になる。


展望は山と高原地図の説明の通り西側と。


東側が良かった。
北側もいいとなっていたがこの時季だとイマイチだった。


ここにも1箇所、山と高原地図に出ていないコースが存在した。
西側にある中ノ岳と十二ヶ岳の鞍部に至る登山口へ行ける感じだった。


軽くカロリー補給&小休止したのち中ノ岳方面へ進んだ。


小野子山の先は急勾配で路面は荒れ気味だった。
コケないよう、慎重に下る。


左方向に中ノ岳と十二ヶ岳のシルエットが見えてきた。
もっとクリアーに見えるポイントを探しながら歩いたが結局見付からなかった。


小野子山と中ノ岳の鞍部に到着した。
この場所は北側にある登山口との分岐にもなっていた。


北側にある登山口方面を撮影。
タイヤの跡は見えなかったが多分、ここまで車が入れそうな感じだった。
それから画像正面を進めば小野子山の手前にあった山と高原地図に載ってないルートに繋がるのかも?


中ノ岳への上りもやや急勾配だった。
息切れしない程度にゆっくり上がる。


中ノ岳に到着した。


山と高原地図の案内通り殆ど展望のない山頂だった。
なので長居は、しないで直ぐに立ち去った。


中ノ岳と十二ヶ岳の鞍部に到着した。
ここは横方向に登山道が通っている。


鞍部の先で男坂と女坂に分かれる。
この手の名前のルートは男坂が険しい道で女坂がなだらかな道と決まっているがここもそうなのだろう。
こちらへ来る前から決めていたが男坂を選択する。


いきなり急登になる。
左が岩峰でこの手の場所が苦手な私は嫌な感じがしていた。
なるべく左を見ないようにして上へと上る。


高い所が苦手な方は、ここを下りるのは少しだけ怖いかも?


男坂は山と高原地図では危険マーク等付いていなかった。
しかし、雨後などコンディションが悪い時に限り女坂に迂回した方が安心安全である。


最後のピーク十二ヶ岳に到着した。
そう言えば女坂の接続ポイントがなかったような?と疑問に思っていたがその答えは後ほど出てくる事になる。


十二ヶ岳は360度展望が楽しめる山だった。
山と高原地図の説明だと展望良好としか書いてなかったので大した事がないのかと思っていたがその逆だった。
こちらが榛名山方面で。


こちらが浅間山方面で。


こちらが日光方面で。


こちらが上越国境方面で。


こちらがさっきまで居た中ノ岳、小野子山方面になる。
もしかするとメインの小野子山に登って終わりと言う横着な登山者も居ると思うがかなり勿体ない行為なのは間違いない。


展望を楽しみながらおやつにした。
時間的にランチでも良かったが早く上がれると思って買ってこなかったのだ。


十二ヶ岳を少し下ると分岐があった。
これが女坂との分岐になる。
ここで右方向に何者かの気配お感じる。
覗き込むと。


※オンマウスでカモシカ拡大
カモシカがこちらをガン見していた。
距離にして3、4mって所だろうか?
逃げる素振りもなかったが急に突進されるとヤバイので無闇に近づかなかった。


※オンマウスでカモシカ拡大
刺激しないように十数枚画像を撮ったのち先へ進んだ。


また、分岐である。
この分岐は山と高原地図に未掲載だった。
標識によると右に行くと大原へ至るとなっていた。


下山の途中、2箇所ほど展望ポイントがあった。
さっきまで十二ヶ岳に居たのでどちらも大した景色では、ないと言うか印象が薄かった。


終盤に差し掛かると勾配が緩くなる。
路面も程良い柔らかさで凄く気持ちいい歩きが出来た。


左半分が植林になった。
林道が近いと言うサインになる。


最後は植林の中を通るルートだった。


ここで林道の終点に飛び出す。


1キロ程、林道を歩くと舗装路に突き当たる。
その目の前が。


本日の駐輪地(駐車場)だった。
この駐車場、十二ヶ岳登山のためのもので画像の通り簡易トイレと東屋まで完備されていた。
実情は分からないがあまり使われている雰囲気では、なかった。








コースタイム、3時間40分だったので休憩込みでも4時間程度で歩き切ると思っていたが予想を遥かにオーバーしてジャスト5時間もかかってしまった。
お陰で温泉は愚か昼食もマックのドライブスルーで済ませる始末。
実は今回が今年最後の前日乗り込みの車中泊で時間的には相当、余裕があったんだけど。
思いの外、事前処理と事後処理に時間を取られスケジュールがキツキツになってしまった。
次回以降、車中泊のアドバンテージが半年近くなくなるので時間配分には、くれぐれも気を付けようと思っている。

歩行距離/8.8km|累積標高差/+915m -901m
所要時間(休憩含)/5時間(7:30〜12:30)|出会った登山者/0人
EC-03走行距離/18.1km|累積標高差/+520m -534m|消費電力/約55%

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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