作成者/管理人   2016年10月下旬実行
唐沢山(空沢山)〜三倉山〜大倉山〜流石山〜大峠
 



久々に那須の山に行ってきた。(正確には裏那須)
那須には2年前にも来ているが何しろ車での移動距離があって正直避けていた。(今回は往復400キロ超えだった)
それとこの縦走路、展望が素晴らしいと言う事で確実に晴れてないと来る気がしなかった。
前日の予報が晴れ&降水確率1日中0%、それからそろそろ車中泊が出来なくなる(寒いから)ので思い切って来てみたのである。

ルート/三倉山登山口(駐車地)⇒唐沢山(空沢山)⇒三倉山⇒大倉山⇒流石山⇒大峠⇒鏡ヶ沼西側分岐⇒駐輪地



 



ここが登山口になる。
私が所有する山と高原地図アプリ2013年版だとこちらのコースは未掲載だった。
て言うかこちらが新道で山と高原地図アプリに載っている方が旧道(尾根コース)になる。
かなりの高い確率で旧道は現在も今後も整備される事がないと思われる。


登山道は最初古い作業道を利用していた。


唐突に行き止まりになった。
と思ったら左方向に続きが存在した。


ここで作業道は終りとなる。
その先は。


沢に沿って歩く事になる。


何時の間にか沢は消えてしまう。
後は道型と踏み跡に従い歩いたが特に不明瞭な所は見当たらなかった。


この標識の所で尾根に乗る。
と同時に旧道と交わった。


旧道を撮影。
多少であるが藪化していた。


中間点と言う標識が現れた。
旧道と交わった所と唐沢山(空沢山)の中間地点って事だろうか?


左方向に展望地である。
この時点で凄くいい景色と思っていたが上の方に行くとこれ以上の景色が延々と続いていた。


大した角度では、なかったが1箇所ロープが設置されていた。


初めて三倉山が確認出来た。(右側のピーク)
まだ標高差が200m位残っていた。


最初の目的地、唐沢山(空沢山)に到着した。
3時間ジャストのコースタイムだったが2時間半で着く事が出来た。
手前から空沢山と言う標識があったが山と高原地図では唐沢山となっている。
空沢山とは地元の呼び名でこちらの方が正しいのだろう。


東西南北の景色をそれぞれ撮影。
こちらが東方向で。


こちらが西方向で。


こちらが南方向で。


こちらが北方向になる。


空沢山でおやつ&小休止。
本日、ハロウィン限定のシュークリームを買ってきたが結構美味かった。
カボチャは積極的に食べる方では、ないが買って正解だったかな。


三倉山の先にもう1つのピークが現れた。
後から考える1854.0m三角点峰だと思う。


標高が上がるに連れ霧氷が目立ってくる。
私は寒い時季に標高の高い山に登らないのでこれだけ立派な霧氷を見たのは初めてだった。


三倉山の1つ手前のピーク、一ノ倉に到着した。
この辺りから森林限界を超えた感じだった。
金属の板が転がっていたが錆びていて文字が読み取れなかった。
ほぼ間違いなく一ノ倉と書いてあったのだろう。


一ノ倉付近から見た三倉山になる。
標識のようなものが2つ確認出来たが1つは祠だった。


こちらが那須連山で手前の尾根がこの後、歩くルートになる。
大峠付近まで那須連山を眺めながら歩く事になる。


本日のメインの山、三倉山に到着した。
誰か来てると思ったが誰も来て居なかった。
つ〜か、本日は誰とも会わずで全て貸し切り。
この稜線を歩いた事がある方は今頃羨ましいと思っているだろう。^^


三倉山は360度展望だった。
良く360度展望と説明されている山があるがこれこそがって感じの山になる。
この画像では分かり辛いが関東平野が見えていた。


先程も載せたがこちらが那須連山で。


こちらが登山口がある会津田島方面になる。


少し早いが三倉山でランチにした。
そう言えばこれ以降最後まで休憩らしい休憩を取らなかった。
最高の景色を眺めながらダラダラ歩いたので疲れを感じなかったのかな?


三倉山から少し下って三角点峰を撮影。
この山は三倉山に比べると落ちる感じがするが県境峰で凄く意味のあるピークになる。


1854.0m三角点に到着した。
ここから栃木と福島の境界を歩く。
そしてこれが。


登山道のない西側の境界尾根になる。
これ歩きて〜!と思ったが入口が見付からなかった。
こう言う場所ってハイマツ藪との闘いなのかな?
登山道を開拓してくれたら間違いなく素晴らしいコースになるのにな〜。


ダム湖のようなものが見えてきた。
板室温泉の近くにある深山ダムだった。


大倉山に到着した。
ここは三倉山に比べるとあまり展望が良くなかった。


明らかに人工的な池である。
沼ッ原調整池だった。


大倉山を過ぎた辺りから歩く方向が南向きから東向きに変わる。
景色も変化してきていいねいいねと独り言を言いながら歩いていた。^^


2つ程、小さな池があった。
山と高原地図に出ている五葉の泉とキスゲ小沼だと思われる。


ようやく流石山が特定出来る位置までやって来た。
流石山の先にも大峠山と言うのがあるのだが流石山が実質、本日最後の山になる。


大分、那須連山が近付いて来た。
手前にある三斗小屋温泉も肉眼でハッキリ確認出来るようになっていた。


先程まで居た三倉山になる。
北から眺めるのと形相が全くの別物だった。


流石山に到着したと言いたい所だが流石山のピークは藪で覆われて入る事が出来なかった。


その代わりって事では、ないが200m位先で標高も10m位下がった場所に標識が設置されていた。
登山者的には、なるべくピークに標識を立ててもらいたいのだが。


流石山を過ぎると大峠に向けての怒涛の下りが始まる。
一気に350mちょっと高度を下げていた。


登山道が急なだけあって結構荒れていた。
ガレてる所もあってコケないようにゆっくり下りる。


なんとかコケずに大峠へ辿り着く。
ここは左右正面と登山道が分かれていた。
何時になるかは分からないが三本槍岳⇒甲子峠⇒二岐温泉と繋げようと思っている。


大峠の先は登山道が新道と旧道に分かれていた。
私は向かって左のルートを歩いたが旧道なのか新道なのか最後まで分からなかった。


ここで右側のルートを交わる。


何やら標識と思ったら。


分岐だった。
山と高原地図に載っている鏡ヶ沼西側分岐と言う場所になる。


この先から道幅が広がる。


て言うか林道の終点だった。
ただし現在は車両が入れなくなっている。


林道終点から少し歩くと簡易的なバリケードが見えてくる。
ここが現在の林道の終点になる。
その直ぐ先が。


登山者用の駐車場だった。
山と高原地図の情報だと15台駐車可能だそうだ。


登山者用の駐車場からしばらく砂利道を歩きここから舗装路に変わる。
その100m位先が。


本日の駐輪地だった。
丁度、紅葉を撮影しに福島ナンバーの方が来ていた。(車は、その方のもの)
その方、私が折りたたみ自転車でここまで上って来たと勘違いしていて相当ビビっていた。^^





 



自転車の戻りは100m位押しが入ったがそれ以外乗車可能だった。
今回のコース、2年前にも来る計画があったのだがその時は逆回りでEC03を使おうと思っていた。
改めて乗り物の工程を地図ソフトで計算した所、後半の平地に近い部分以外、上りらしい上りが存在しなかった。
実際には山道の部分にも上りが存在して後半共々一生懸命ペダルを漕がないと駄目なんだけどね。
でも、今回のコースは誰もが満足出来る素晴らしいコースなのは間違いない。
ただし縦走して完成されると言うか縦走しないと魅力が半減するので単独行の場合、自転車を上手く利用する事は強くお勧めする。

歩行距離/13.4km|累積標高差/+1595m -1092m
所要時間(休憩含)/7時間20分(7:20〜14:40)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/11.2km|累積標高差/+86m -589m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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