作成者/管理人   2016年9月上旬実行
小河内峠〜惣岳山〜サス沢山



次々に来る台風の影響でここ数週間、最悪の天候が続いていた。
先週の自分の休みなんかは足が鈍ってしまうと言う理由から近所を15キロ程、意味もなく歩き回っていた。^^
どうでもいい話になるが自宅から5キロ位の所に地元では名の知れた餃子屋があったのだが何時の間にか閉店していた。(汗)
ネットの情報だと3年半前になくなったとの事。
そんなに来店してなかったっけ?と驚いてしまったと言うかあって当然と思い込んでいた店舗の閉店に愕然としてしまう。。。
今週も相変わらずの天候で何処にも行けないと意気消沈していたが直前に予報がガラリと変わり山へと向かった。
行き先は、あまり考えていなかったので前回行きそびれた奥多摩を目的地とした。

ルート/駐車地⇒奥多摩湖いこいの道起点⇒尾根取付⇒664m標高点⇒小河内峠⇒惣岳山⇒サス沢山⇒登山口(舗装路出合)⇒駐車地



 



駐車地からダム湖の対岸に向かう。
上の画像の場所から一般車両は進入禁止になっている。
歩行者もなんらかの手続き等いるのかと思ったが何も必要なかった。


これが小河内ダムの本体になる。
多分、訪れるのは2回目になるがその時の記憶は綺麗サッパリ消えていた。
既に前回訪れてから20年は経っているから当たり前なんだけどね。


ダムを渡る。
車が2台、余裕で擦れ違い出来るほどの道幅があった。


ダムを渡り切って右方向に進む。
右に見える施設は慰霊碑だった。(合唱)
ダムを作った時の殉職者のためのものだろうか?


※帰りに撮影
左が本日の下山口になる。
往きの時点で全く目に入らなかった。


木のゲートの先から遊歩道が始まる。
遊歩道には奥多摩湖いこいの道と言う名称が付いていた。


0.0kmの数字が示す通りこちら側が起点になる。


この標識によると奥多摩湖いこいの道とは、ここから山のふるさと村までの事を言うそうだ。
一応、山のふるさと村の先も遊歩道があって青梅街道まで行けるとなっている。


奥多摩湖いこいの道は最初、林道のようなルートだった。
入口にあった案内によると自転車さえも進入禁止になっていたが。


途中、登山口があった。
山と高原地図によると後半下るルートの枝道だった。
因みに難路になる。


巡回パトロール中と書かれた軽のワンボックスが停まっていた。
その直ぐ先から。


道幅は狭くなる。


道が狭くなっても相変わらず湖に沿ったルートだった。


最初で最後になるが橋を渡る。
その先が登山口で小河内峠に至るルートになる。
単純に小河内峠を目指すのならここを入って行くのだが私は尾根の先端が見たかったのでスルーした。


落ちたらヤバそうな箇所には高規格な安全対策がされていた。
相変わらず東京の登山道は、お金がかかっているね。


また、登山口である。
ここも小河内峠に至るルートで先程のルートと同様で難路だった。


本日、最初に登る尾根の先端までやって来る。
上の画像の通りちょっとした広場で休憩施設も設置されていた。


当たり前だが尾根にはルートも踏み跡さえも存在しなかった。


湖側は下りられるようになっていた。
雨の影響で滑りそうだったので下まで下りなかったけど。
丁度、正面が本日の駐車地だった。


駐車地側から見た尾根の拡大画像になる。
稜線の左端のヘコみがこの後、向かう小河内峠だと思われる。


小休止したのちここから取り付いた。
踏み跡は、なかったが目印は付いていたのでそれを頼りに上へと上がる。
幸い藪らしい藪は存在しなかった。


6、70m標高を稼ぐとなだらかになり歩き易くなる。
なんとなく道のようになってきたが頻繁に人が入ってきている雰囲気では、なかった。


殆ど勾配がなくなってきた。
そろそろ正規ルートに接続するものと思っていたがまだまだ先だった。


664m標高点に到着した。
山名板の類を探すが何も発見出来ず。


尾根に取り付いてから初めて植林が現れた。


頭上が開けた。
日当たりがいいお陰で少しだけ藪が育っていた。
精々ヒザ下程度だったので全く不快な思いは、しなかったけど。


正面に標識が現れた。


あ〜、ここで一般道(難路だが)と接続するのか。
それにしても奥多摩湖いこいの道にちゃんとした標識が付けられているのにそれ以降は、こんなの簡易的なものしか付いてないのは、なんでだろう?


尾根が広がってきた。
踏み跡も見えなくなったので適当に進路を取る。


また標識である。


ここで奥多摩湖いこいの道、唯一の橋付近から始まるルートと繋がった。


急勾配の斜面が迫ってきた。
直登するのかと思ったら時々巻道があって無理なく上へと上がれた。


ここを左へ行って小河内峠に向かう。
ちと分かり辛いが小河内峠と言う標識が設置されていた。


稜線が見えてきた。
小河内峠が近い事になる。


ここで奥多摩主脈縦走路に接続する。


1枚上の場所を逆方向から撮影。
標識には、おくたまこと言う文字が書かれていた。


小河内峠に到着した。
ここへ来るのは約3年振りになる。


小河内峠で小休止&おやつタイム。
珍しくちーかまを持ってきたがこれは夏休みの山行用の行動食なんだよね。(苦笑)


小河内峠から惣岳山までは3年前にも歩いていた。
さすがにその時の記憶は残っていたが殆ど上りっぱなしと言う事は忘れていた。
それから山と高原地図に進行方向左が危険となっていたが全然大した事なかった。


小河内峠から4、50分で惣岳山に到着である。
惣岳山からは大ブナ尾根で下りが始まる。
その前に。


ランチにした。
今回からダイソーで買ったランチバックを使ってみた。
明らかに何時もより凍結ボトルの溶け方が遅かったよ。


惣岳山の北側の尾根がルートっぽくなっていた。(標識には山道と書かれていた)
案内を見ると。


作業道として掲載されていた。
しかも体験の森のエリア内で整備されている可能性が高い作業道になる。
ただし尾根に近い場所に作業道が通っているかは不明なんだけど。


大ブナ尾根はキツイ勾配が多かった。
上の画像のような穏やかな場所は殆ど存在しなかった。


左下に林業用のモノレールの線路が通っていた。
この付近の枝道(難路)があったはずなのだが何故だか見落としてしまう。


サス沢山(940.0m三角点)の直ぐ手前のピークになる。
ここにサス沢山の標識があるのかと思っていたが何も付いていなかった。


サス沢山(940.0m三角点)に到着した。
ここにもちゃんとした標識が付けられていなかった。
一応、この標識にサス沢山と書かれていたが。


これが三角点のようだ。
無残にも頭が削られていた。


左側には何かの施設である。


施設の正面が奥多摩湖の展望地になっていた。
もしかするとここが奥多摩湖を見下ろすベストビューポイントなのかも?


それほど急勾配では、なかったがロープが大量に設置されていた。
路面が荒れていたのでこれを頼りにゆっくり下る。


進路は右なんだが頂上広場と言う案内があったので正面へ進む。


こちらが頂上広場になる。


奥多摩湖と言うかダムが見下ろせるはずなんだがこの通り、木に殆ど遮られていた。


本ルートに戻って先へ進む。


高規格な休憩施設が見えてきた。
この時点で出口は直ぐそこと予想出来た。


アスファルトに下りて周回完了である。
後は駐車地まで来た道を引き返すだけになる。








前半のルートは山と高原地図の情報(2013年版)だと熊出没により通行止めとなっていた。
詳しい事は分からないが以前、登山者がルート上で熊に襲われたのかもね。
さすがに熊を見かけた位じゃ通行止めと言う状況には、ならないから。
今回、実際に歩いてみた感想だが熊に出合そうな雰囲気は全くなかった。
熊の落し物も1つも見かけなかったし。
まぁ、山に入ったら熊が遭うかも?と言う心構えを常に持つべだから大げさに表現するのは個人的に大賛成なんだけどね。

歩行距離/13.4km|累積標高差/948m
所要時間(休憩含)/6時間10分(7:40〜13:50)|出会った登山者/2人

カメラ/LUMIX DMC-GM1+LUMIX G 14mm/F2.5
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



           Copyright (C) yamatabi-diary. All Rights Reserved