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橋の下を流れる川が大猿川になる。
単純にこの川の周りを歩くから大猿川周回尾根と言うコース名なのだろう。
ただし尾根に上がってしまうと川の音が聞こえないので川の周りを歩いてる感覚は全くないのだが。
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橋を渡って直ぐの所を左折する。
因みに標識には登山道の案内は出ていなかった。
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ここが東側の登山口になる。
一般的な登山道を示す標識と違うので注意してないと確実に見落とすと思う。
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いきなり藪である。
赤城山は草刈りをやってる所がホント少ない。(苦笑)
覚悟は、していたが夜露のせいで靴の中が水浸しになってしまう。(汗)
この日は2回ほど靴下と中敷きを絞る事となった。
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尾根に乗った。
少しの間、緩いアップダウンが続く。
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標識には梨木方面と書かれていた。
このルート、山と高原地図には未掲載だった。
地形図を見ると深沢川沿いの林道に接続する感じでそれをそのまま下れば梨木温泉へ至る。
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桐生付近で良く見かけるビニールの紐で巻かれた木が出てきた。
植林だと思うが植林にしては範囲が狭いんだよね。
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1200mを超えた辺りで右から来る尾根と交わる。
右の尾根には破線が描かれていたが踏み跡も何も付いていなかった。
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最初のチェックポイントの岳人岩に到着した。
想像してたよりもかなり小振りだった。
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岳人岩から少し進むとこんな標識が設置されていた。
これは山と高原地図に未掲載だったが分県登山ガイドには載っていた。
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茶ノ木畑峠に到着した。
茶ノ木畑峠で登山道は二手に分かれていた。
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大猿川周回尾根とは、ここを西に行って後半に下る西側の尾根を繋げて周回するのが本来の形のようだ。
私は北側の登山道(小沼や長七郎山のルート)と繋げたいのでこの後、北へ進んだ。
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予想は、していたが1466m標高点へ向かう踏み跡が付いていた。
行きたい所だが藪漕ぎは、したくないのでやめといた。
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少し疲労感があったので茶ノ木畑峠で休憩&おやつタイム。
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茶ノ木畑峠の先は山と高原地図では難路になってたが快適なルートだった。
山と高原地図の調査隊が来た時、たまたま藪が多かったのだろう。
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茶ノ木畑峠から5分位下るとまた分岐である。
ここから難路では、なく一般道扱いだった。
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分岐に直ぐ先から右に入る。
長七郎山に直接登れるルートがあるかを確かめたかったのだ。
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奥へ進むがルートのようなものは見当たらなかった。
薄い踏み跡は、あったが藪の多い時季なので深追いは、しなかった。
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登山道に戻って小沼を目指す。
最初は綺麗な登山道だった。
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ここで長七郎山へのルートと接続する。
一応、以前歩いた登山道と繋がったのだが更に正面のルートをそのまま進んだ。
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当日の小沼は薄っすら靄がかっていて中々いい雰囲気だった。
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3枚上の分岐に戻り右側のルートを進む。
右側のルートも山と高原地図では難路扱いで笹藪が多く確かに難路だった。
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標識も何もないがここを右折する。
このコース地形を見て進路を決めるのが不可能で踏み跡と目印等で判断するしかなかった。
私は何度も道間違いをしたので夕方とかは来ない方が良さそうである。
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崩落地に出た。
遮るものがないのだろうがガスってて殆ど視界が効かなかった。
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ここで進路を見失ってしまう。
川の中を進むしか方法がなかったそれが正解だった。
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進行方向左に上へ向かう濃い踏み跡を発見する。
GPSで位置を確認すると尾根の端っこだった。
標識等なかったがこれを辿ってみた。
後から気付いた事だが今まで歩いてきた川の反対側にも1442m標高点に至るルートが存在した。
私は、これから進むべきルートの事しか頭になかったので余計なものに全く目が行かなくなっていた。
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何かのコードだと思うが簡易的なロープが出てきた。
これより正規ルートと確信する。
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高規格な標識が設置されていた。
粕川村と書かれていたので相当古いものなのかな?
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次にあった標識には前橋市と書かれていた。
これは比較的新しいものだと思う。
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横引き峰に到着した。
ここは大猿川周回尾根の西側尾根の最高地点に当たる。
それからここを東に30m程、高度を上げれば茶ノ木畑峠に至る事になる。
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横引き峰でランチにした。
本日は珍しくファミマのおにぎりを買ってきた。
登山口に近い大胡の市街地付近にセブンが存在しなかったってだけの理由になる。
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横引き峰から少し下るとさねすり岩である。
さねすり岩は巨大な岩の間を通り抜けるだけの場所になる。
岳人岩と同様でここも思ったより大した規模では、なかった。
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さねすり岩には約50年前の石碑が設置されていた。
達筆な字で読み取れなかったと言うか面倒なので読もうともしなかった。^^
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急に明るくなったと思ったら崩落地に出た。
崩れた左側が気になったが覗き込むと怖くなりそうなのでキョロキョロしないでさっと通過した。
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西側の尾根は東側に比べると笹薮の密度が大分濃かった。
体感で3倍位だったかな。
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こちらも木にビニールの紐が巻かれていた。
確か東側と同じ位の標高だったと思う。
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横引き峰以来の分岐である。
標識によると右に行くとつつじヶ峰西登山口に至るそうだ。
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また、分岐が出てきた。
ここは、つつじヶ峰東登山口との分岐だった。
1枚上の分岐は山と高原地図に未掲載でここは掲載されていた。
ルートは、ここから一気に高度を下げる。
大半が階段状になっていたが比較的歩き易かった。
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逆方向から見た登山口になる。
こちらは東側と違い登山口を見落とす可能性は殆どないだろう。
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途中、こんな建物が存在した。
しかも人の気配がしていた。
これは、おおさる山の家と言って前橋市の林間研修施設になる。
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