作成者/管理人   2016年2月上旬実行
物見山〜鳳仙寺沢の頭〜笹久保山〜小倉山〜経塚山



桐生アルプス(鳴神山〜吾妻山)の横に走る尾根を歩いてきた。
本当は赤柴山脈の仕上げをするつもりだったが隣に位置したため地形図を眺めてる内に目に留まってしまったのだ。^^
ただ、逆側のコース取りで悩む事となった。
色々検討した結果、物見山から伸びる尾根と繋げる事に。
この尾根と言うか物見山、平地から直ぐの場所でしかも地形図に掲載されているのだが何故だか登山道がなく登ってる人もそんなに多くなかった。
実際に歩いてみても明確な理由が良く分からなかった。
まぁ、普通に考えれば地権者との折り合い的な問題なのだろう。

ルート/駐車地⇒物見山⇒関東ふれあいの道出合⇒鳳仙寺沢の頭⇒自然観察の森分岐⇒関東ふれあいの道離脱⇒笹久保山⇒小倉山⇒経塚山⇒赤城神社(駐輪地)



 



目星を付けておいた取り付き予定の場所までやってくる。
しかし、角度的に全然取り付けそうになかった。(汗)


辺りをウロウロしているとこんな場所を発見する。
画像中央付近に濃い踏み跡が見えたのでここから取り付いた。


ぽっかりとした空間が現れた。
左端には地デジのアンテナである。
この先が少しの間、笹の藪漕ぎで本日1番の難所だった。(汗)


歩き易くなってきた。
時々、古い作業道のようなものが出てくる。


先程からチェーンソーと重機の音が聞こえていた。
植林地でもあるのかと思っていたが下の方で造成をしていた。


謎の標識が設置されていた。
ネットで調べるとオリエンテーションに使われるもののようだ。


この辺りが物見山の頂上になる。
辺りを見回したが標識の類は付いていなかった。
留まる価値もなかったのでこの画像だけ写して先へ進む。


物見山の先は地形図通り穏やかな地形だった。
尾根の左側に道型っぽい所が多く見られた。


三角点?と思ったが。


桐生名物の基準点だった。
世界初公開かな?^^


明らかに古い作業道である。
GPSを見ると実線になっていた。


この先は急勾配で尾根がハッキリしていなかった。


右を見るとルートっぽくなっていたのでそちらへ進む。


1段上に作業道が出てきた。
この作業道、左から来ていて直ぐ先で行き止まりになっていた。


道型が怪しくなってきたが気にせずトラバース気味に進む。


ここで一般道と接続する。


標識によるとこのルート、上に行けば縦走路で下へ行けばきのこ会館と言う所に至るもよう。


一般道と接続した場所付近には祠が1つ置かれていた。
パッと見、そんなに古くない感じだった。


踏み跡(多分、仕事道)を追っていると何時の間にか尾根から外れてしまう。
無理やり戻れなくもなかったのだが更に踏み跡を追ってみた。


大分予定と違う場所を通ったがここで縦走路と接続した。
辺りを見渡すが案内は何も付いていなかった。
無理なく歩けたが尾根上のルートを通った方が確実だと思う。
ここから少しの間、関東ふれあいの道を歩く事になる。


鳳仙寺沢の頭に到着した。
名前の通り、南東側に鳳仙寺沢が流れていた。
その下流には鳳仙寺と言うお寺が存在した。


ここを左に行って桐生アルプスの縦走路から離れる。
つ〜か、そっちのルートが関東ふれあいの道の続きなんだね。
良く調べてこなかったのでこの場所で知る事になる。^^


桐生アルプスの縦走路から離れてから初めての小ピークになった。
地形的に休憩出来そうと思ったら左に濃い踏み跡が付いていた。
行ってみると。


桐生の街と吾妻山が見渡せる展望ポイントがあった。
そんなに広くは、なかったが。


ここで小休止&おやつにした。
この先にも濃い踏み跡が付いていた。
437m標高点経由で外界に下りられると思われる。


関東ふれあいの道に戻り、先へ進む。
するとちょっとした休憩施設が現れる。


休憩施設がある場所からは北西に進む。
案内は何も付いていなかったので正規ルートじゃないのかな?


横方向に明瞭なルートが通っていた。


標識によると名久木坂と言う場所だった。


横方向のルートは右が名久木の里で左が自然観察の森に至るとなっていた。


墓石?


正面に回ると霊符尊神と書かれていた。
全然、気付かなかったが上部には北斗七星と書かれていたそうだ。
穴を覗くと駒見山が見えたそうだが知らなかったので覗こうともしなかった。


360.2m三角点に到着した。
そう言えば本日見かけた最初で最後の三角点だった。


360.2m三角点の直ぐ先には共同アンテナである。
改めてこの画像を確認すると沢山のアンテナが付けられていた。
ここまで大量に付けられているのを見たのは多分初めてになる。
大概、1個で時々2個だからね。


なんだアンテナの所が笹久保山か。
何時もの事だが危険を伴う場所以外、あまり詳しく調べてこないんだよね。^^


また、共同アンテナが設置されていた。
笹久保山にあったものと違いここは1個だけだった。


小倉山に到着した。
ここは日当たりがいいせいで少しだけ藪が育っていた。
暖かい時季とかは多少の藪漕ぎになるかもね。


唯一、ピークを巻いている場所になる。
登っても良かったのだが踏み跡が見えなかったので巻いてしまう。


このピークは328m標高点になる。
てっきり名前の付いた山だと思っていたが無名峰だった。


328m標高点を下って行くと右側がえぐれていた。
覗いてみると。


こんな岩場だった。
結構、迫力があったので名前が付いた場所なのかも?


岩場の逆側は吾妻山をクリアーに見渡せる展望地だった。


西隣の尾根が見えてきた。
これは赤柴山脈の末端部分になる。


急に開放的な場所になったと思ったら経塚山の頂上だった。
明らかに人が頻繁に来るようで良く踏み固められていた。
多分、下からここまで散歩コースにしてる地元民が何人も居るんだろうね。


展望は最高だったのだが何故かピントがずれてしまい残念な画像になってしまう。(苦笑)


標識は数個、付けられていて。


※オンマウスで十二山の画像
こちらは何処かで似たようなのを見たと思ったらすかいさん作だった。


展望を楽しみながら何時もより時間をかけてランチにした。


下山道は凄く快適なルートだった。
途中、243.2m三角点方面へのルートがあるのかと思っていたが踏み跡さえも付いていなかった。


あっと言う間に赤城神社に到着である。
この後、自転車で駐車地へ戻ったのだが最後の最後で押しが入った。(汗)








桐生市の自然最前線(ハイキングガイド)と言う登山コースが紹介されているページに今回歩いた後半のルートは載っていなかった。
登山道自体、明瞭で標識もそれなりに付いていたが正確には正規のルートじゃなかったようだ。
位置的に吾妻山と合わせて歩くと初級者向けの丁度いい周回コースが完成するんだけどね。
て言うかこっちを関東ふれあいの道にするべきだったと思う。
そんなアイディア、登山の登の字も知らないその辺の役人が思い付く分けないか。(苦笑)

歩行距離/9.4km|累積標高差/+713m -710m
所要時間(休憩含)/4時間20分(8:30〜12:50)|出会った登山者/4人
自転車走行距離/7km|累積標高差/+54m -57m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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