作成者/管理人   2015年9月下旬実行
川場野営場〜前武尊〜武尊山〜剣ヶ峰山〜高手山



武尊山を縦走してきた。
武尊山は中学の林間学校の時、一度登っている。
だが断片的な記憶しかなくてどう言うルートで登ったなど全く覚えていない。
今回、数十年振りに再び登ったが記憶が蘇るような事は、これっぽっちもなかった。
ただ、途中で会った地元の登山者の話だと以前は水上側からの登山道がメインルートだったのでそちらから登った可能性が高い事が分かった。

ルート/川場野営場⇒不動岳分岐⇒オグナほたかスキー場分岐⇒前武尊⇒家ノ串山⇒中の岳南の分岐⇒武尊山⇒剣ヶ峰山⇒西峰⇒高手山⇒川場スキー場駐車場



 



登山口には6、7台の車が停まっていた。
山と高原地図によるとこの登山口、50台駐車出来るとなっていた。


最初は作業道のような登山道だった。


この標識の所から本格的な登山道になる。


標識が見えてきたと思ったら分岐である。
どちらを進んでも最終的には前武尊へ至るのだが左のルートは鎖場が多く難路だそうだ。


1枚上の分岐を過ぎると勾配がキツクなる。
よじ登るような所も数箇所あって前半の難所に当たる。


いわゆる胎内潜りのような場所があった。
ヒザが汚れそうなので木を伝って上から通過した。


ここが1番上り辛かった。
ロープで途中まで上がり右に向きを変えるルートになる。


ここで右から来る尾根(天狗尾根)に乗る。


天狗尾根の下側を確認すると踏み跡は何処にも見当たらなかった。
理由は本日の後半で理解する事になる。(稜線に天狗岩が存在する)


紅葉が目立ち始める。
上の方で1週間程、早い感じだった。


オグナほたかスキー場分岐に到達した。
オグナほたかスキー場から来る案もあったのだが事後処理が厳しそうなのでやめたのである。(EC-03のバッテリーが持つか微妙だった)
ここまでコースタイムより30分以上短い時間で来れていた。


右にオグナほたかスキー場のリフトである。
このリフトがオグナほたかで1番高い位置にあるリフトのようだ。


下を覗くとオグナほたかの敷地が良く見えていた。


何処も大した事なかったが鎖場が3箇所ほど出てくる。


前武尊に近づくとこの石仏が奉られていた。
他に祠も1つ置かれていた。


最初ピーク、前武尊に到着した。


事前情報で知っていたが山頂には日本武尊の銅像があってちょっと異様な雰囲気だった。


前武尊で本日最初の三角点をゲットだぜ。
この日は合計4つの三角点を見る事になる。


こんな注意書きがあった。
難易度は不明だがなるべく不動岳方面へ行ったもらいたくないようだ。


前武尊は南側が開けていたが雲がかかっていて何も見えなかった。


小休止&カロリー補給をして先へ進んだ。


少し進むと岩肌が荒々しい川場剣ヶ峰が迫ってくる。
この山、以前は登れたようだが現在は崩落が酷く入山禁止になっている。
この先、登山道が斜めになっていて歩き辛かった。


本日の周り方だとこの山(剣ヶ峰山)が1番目立っていた。
残念な事に川場側から武尊山を目指す登山者は殆どが立ち寄らないそうだ。
私は得意の縦走なのでしっかり寄らせてもらったけど。^^


回り込んで川場剣ヶ峰を撮影。
この山、方向や角度によって見え方が全然違ってしまう。


次に登る家ノ串山が見えてきた。


剣ヶ峰石峰群の鞍部に到着した。
この時点では気付いてないが正面にも進めたようだ。
私は左の巻き道を進んだ。


鞍部の逆側は先ほども書いたが現在通行禁止でロープで囲われていた。


勾配が殆どなくなった。
川場剣ヶ峰と家ノ串山の鞍部になる。


見通しが良くなってきた。
後ろを振り返ると川場剣ヶ峰が良く見えていた。
その左にあるのが最初に登った前武尊になる。


家ノ串山に到着した。
休憩してからあまり時間が経ってないのでこの画像を写して先へ進んだ。


大分前から見えていたが家ノ串山を過ぎると武尊山を認識し易くなる。
2つの剣ヶ峰に比べると地味めな山容だった。


岩の細尾根が出てきた。
危険を感じるような事は、なかったが風が強いと怖いかも知れない。


武尊牧場方面とのルートと接続する。
この少し上が中の岳なんだがそちらは道がなく南側を巻いていた。


水場(笹清水)である。
この情報は山と高原地図に普通に載っていた。


この池も山と高原地図に情報が載っていた。
ただ、池と言う雰囲気では、なく只の水溜りって感じだった。


武尊山まで後僅かになった。
この画像だと右の丸い所が山頂のように見えるが山頂は1番奥になる。


また、日本武尊の銅像があった。
これは1枚上の画像の丸い所の左側に位置していた。


頂上まで数mの所に分岐である。
武尊山に登った後は左側のルートを進む事になる。


武尊山に到着した。
山頂も分岐になっていて水上方面へ下りられる。
難易度は分からないが梯子と鎖場の連続との事。


武尊山で久々に一等三角点をゲットだぜ。


山頂からの景色になる。
こちらに来るまでに見てきた景色とあまり変わり栄えがしなかったが素晴ら
景色だった。
こちらが今まで歩いて来た方向で。(右から川場剣ヶ峰、家ノ串山、中の岳)


こちらがこの後、歩く方向で。(中央が剣ヶ峰山)


こちらが裏側の水上方面になる。


山頂でランチにしてから後半戦に突入なのだ。


後半は、この剣ヶ峰山がメインになる。
つ〜か、百名山の武尊山より遥かに印象的な山だった。


ある程度下ってから武尊山を撮影。
横から見るより紅葉が鮮やかだった。


何時の間にか剣ヶ峰山より低い位置まで下りていた。
見え方も大分違って鋭い山容になっていた。


ここが武尊山、剣ヶ峰山間で1番低い場所になる。
後からGPSデータを確認すると1920m位まで下がっていた。


更に剣ヶ峰山に近づく。
形状が剣ヶ峰と言うよりも鼻曲山って感じになってきた。


水上方面との分岐である。
この先が少し急登だった。


剣ヶ峰山に到着した。
幅の狭い山頂であまり居心地のいい場所では、なかった。


適当に景色を写して先へ進んだ。
(上から武尊山/家ノ串山・川場剣ヶ峰・前武尊/天狗岩/赤城山)


剣ヶ峰山を過ぎると要所要所に休憩施設が設置されていた。
どれも痛んでて殆ど使われてる感じがしなかった。
それと木の階段も出てくる。


道のようなものが見えてきた。
これは川場スキー場のコースだった。


このダムのようなものは玉原湖になる。
ここは武尊山からも良く見えていた。
左の特徴的な山は獅子ヶ鼻山で藪山だった。


川場スキー場が至近距離になった。
少しの間、スキー場の近くを歩く事になる。


※オンマウスで横からの画像
振り返って今、歩いて来た方向を撮影。
後から気付いた事だがこの迫力のある絶壁は川場剣ヶ峰付近からも眺めていた。


西峰に到着した。


西峰で本日3つ目の三角点をゲットだぜ。


西峰からは前半に歩いた稜線をほぼ確認出来た。


西峰の次のピークから怒涛の下りが始まる。
幸いにも歩き辛い所は存在しなかった。


500m程、一気に高度を下げる。
この後は高手山まで軽いアップダウンを繰り返す。
地形的に巻き道があっても良さそうだったが登山道は忠実に尾根上を通っていた。


平野と赤城山が近づいてきた。
そろそろ登山が終わる雰囲気になってくる。


最後のピーク高手山に到着した。
画像を撮り忘れたが高手山には本日4つ目の三角点が存在した。


高手山の先は作業道レベルの登山道だった。


バンガローが見えてきた。
登山道は何時の間にか舗装路になっていた。


急に広い場所に飛び出す。
キャンプ場の駐車場だろうか?


ここで県道263号線の延長線上のルートに突き当たる。


その目の前が川場スキー場の駐車場で登山者用の駐車場も兼ねていた。
かなり広大で登山者の車でいっぱいになるような事は先ずないと思われる。


当日は、この某市ナンバーのバイクが1台だけ停まっていた。^^








EC-03で登山口に戻ると私の車しか残っていなかった。
4時半近かったので当然と言えば当然なんだけどね。
それからこちらへ来るまで知らなかったがこの登山口の手前が1.7キロの砂利道だった。
確かEC-03でダートを走るのは今回が初めてだったと思うが予想以上に走り辛かった。
タイヤの径はベンリィよりも大きいのだが車体が軽いので跳ねてしまい2回ほどコケそうになった。(汗)
車体も埃だらけになってしまったので今後は登山口までの情報もしっかり集めようと心に誓った管理人である。(苦笑)

歩行距離/14.6km|累積標高差/+1512m -1571m
所要時間(休憩含)/8時間40分(6:50〜15:30)|出会った登山者/10人位
EC-03走行距離/17.8km|累積標高差/+558m -499m|消費電力/約65%(一部パワーモード)

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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