作成者/管理人   2015年9月上旬実行
太田の金山



最近の天候不順にはホント参ったと言う外遊び好きは多いと思う。
私も例外に漏れず何処にも行けなくて困り果てていた。
1番困るのが体が鈍ってしまい次回、山に行った時などマトモに歩けるか凄く心配だったりする。
家の近くでトレーニング出来る場所があればいいのだが山は、おろか坂らしい坂さえもないのだ。
しょうがないので小雨の中、無理やり出かけてみた。
場所は太田の金山である。
金山は小学校の遠足で来てその後、バイクでも走りに来ていた。
今回、何十年振りかに再び訪れたのだが過去2回の記憶は綺麗サッパリ消えていた。^^

ルート/駐車地(金龍寺南市営駐車場)⇒ハイキングコース入口⇒小八王子山⇒中八王子山⇒大八王子山(184m標高点)⇒御城橋⇒金山(新田神社)⇒物見台(222.3m三角点)⇒146m標高点⇒大光寺⇒駐車地



 



駐車地から県道321号線で北へ移動。
山への入口が見えてきたと思ったらそこがハイキングコースの始まりだった。
ここにも車を停めていいようだ。


ハイキングコースの入口の直ぐ先には東屋があった。
今回のコース、この手の施設が沢山あって何処も小綺麗だった。


前半は御城橋の案内に従う。


ジグザグに上がって行く。
一見、滑りそうな路面に見えたがそうでもなかった。


車を停めた駐車場の脇にあった墓地が見えてきた。
金龍寺南市営駐車場と言う場所に駐車したのだが車の所へ戻るまでその寺院の名前を認識していなかった。


御城橋方面との分岐を直進する。
後で左側のルート(御城橋方面)を進む事になる。


1枚上の分岐の左側には非正規ルートと思われる濃い踏む跡が付いていた。


この東屋の所でピークになる。
後からネットで調べると小八王子山と言う場所だった。


東屋からの展望は、こんな感じになる。
冬ならもっと視界が広いと思うが植物が元気な時季は辛うじて平地が見える程度だった。


東屋の横にはハイキングコースの案内が設置されていた。
この時点でこれから歩くルートの事を全く分かっていなかった。
つ〜か、今まで歩いて来たルートの事さえも分かっていない。^^


流れで正面のルートを進んでしまう。


右方向に薄い踏み跡を発見する。
多分、5枚上に繋がると予想したがその通りだった。
しかし、そのまま正面へ進んだ。


ちと分かり辛いが七曲坂と言う小さな標識が設置されていた。
ここでおかしい(平地まで下ってしまう)と思い引き返す事に。


2枚上の薄い踏み跡がある所に戻りその踏み跡を辿る。


やっぱりここへ出たか。^^
このまま御城橋方面のルートを進む。


地形図を見ると尾根上になるので標識の左側を入る。
そちらはハイキングコースの案内は出ていなかったが踏み跡がしっかり付いていた。
後から検証すると小八王子山にあった標識に掲載されているルートだった。


※オンマウスで標識拡大
直ぐピーク(中八王子山)になる。
画像の通り、古い感じの標識が設置されていた。


中八王子山の先は尾根上の気持ちのいいルートが続く。
ただ、謎のビニールが散乱していて気分は優れなかった。


次の小ピーク、大八王子山(184m標高点)に到着した。
ここには標識等、大八王子山を示すものは何もなかった。


大八王子山を下って行くとメインルートに突き当たる。
最後は木の階段になっていたがこちら側にもハイキングコースの案内は見当たらず。


ハイキングコースにしては場違いな高規格な橋である。
これが手前の標識に書かれていた御城橋だった。


先ほどから車の音がしていると思ったら下に車道が通っていた。


左に車道が通っていた。
これは1枚上の車道から分岐した道で金山の手前まで通じている。


登山道の案内は出ていなかったが右に濃い踏み跡が付いていた。
地形図を見ると尾根になっていたのでそちらへ進む。


簡易的なものだが滑りそうな場所にはロープが設置されていた。
多分、以前は正規ルートで現在は管理されてないと思われる。


この崖ぽい場所はルートでは、ないのだが。


正式な名称が付いた崖だった。


明るい場所に飛び出す。


その先には石段と鳥居である。


石段を上って行くと一旦、平地になる。
左にトイレの案内があって観光客などは、そちらから入って来る事になる。


※オンマウスで標識拡大
異様に巨大な木が立っていた。
近くにある標識によると種類はケヤキで天然記念物に指定されていた。


金山に到着した。
画像の通り、頂上は神社(新田)だった。
良くは探さなかったが金山を示す標識は見当たらなかった。


展望は東側が少し開けている程度であまり良くなかった。
神社仏閣には殆ど興味がないので5分も留まらないで早々に下山した。


次に進むハイキング道が見当たらなかった。
実は今回、大雑把にしか調べてこなかったので行き当たりばったり的に歩いていた。
取り合えずトイレの案内に従ってみた。


古い石垣が見えてくる。
事前情報で城跡があるとなっていたがそれの一部になる。


これが休憩施設とトイレになる。


傍らには金山城の碑が立っていた。
これによると日本百名城だそうで城好きには有名なのかも?


休憩施設の目の前は展望地になっていた。
ここが本日、1番広範囲に見渡せる場所だった。


※オンマウスで上からの画像
この石垣は迫力があった。
登山とは全く関係のない場所だが本日のベストポイントになる。


GPSによると画像の左に三角点があるとなっていた。
勿論、この後そちらへ向かった。
この一帯で唯一の三角点になる。


三角点は分かり易い場所にあったので簡単に発見する事が出来た。


つ〜か、物見台と言う観光スポットの隣に位置していた。


物見台からの景色である。
何も考えないで写した画像だが左に見える低山の塊が八王子丘陵だった。
ここは以前、MTBで縦走している。


物見台の下に遊歩道のようなルートがあったのでそれを歩く。


左側が車道になった。
これは御城橋の直ぐ先にあった車道の延長線上の道路で最終的に観光客用の駐車場まで行っていた。


ここから再度ハイキング道が始まる。
この左側が観光客用の駐車場だった。


ハイキング道は分岐が多かった。


GPSを見ると大分、駐車地の近くに来ていた。
そろそろ左側のルートに入ろうかと思ったがまだ尾根が続いていたのでそちらへ進む。


地形図通り、この辺りは穏やかな地形で気分のいい場所だった。
ただ、歩く人間が少ないようで結構顔にクモの巣が張り付いた。(苦笑)


最後の分岐である。
この先は今まで違い少しだけ急な下り勾配になる。


お寺(大光院)が見えてきてハイキング道は終わりとなる。


大光院は予想以上に立派なお寺だった。


参拝客も多く、平日と言うのに100台近い車両が停まっていた。


ここで県道321号線に突き当たる。


後は県道321号線を数100m歩いて駐車地へ戻った








ゆっくり見学も兼ねて歩いたので2時間半もかかったがさっと周れば1時間半程度の行程だと思う。
トレーニングとして考えると最低でも2周は、しないと意味がないかも知れない。
後日、ネットで調べると北側の八王子丘陵と合わせて歩く方がそこそこ居た。
中には、この付近の丘陵地を全て繋げて歩いたツワモノなんかも存在した。(35キロ超えになるそうだ)
ただ、そこまでやるとトレーニングの域を完全に超えてしまい只の苦行になってしまうんだけどね。

歩行距離/5.5km|累積標高差/339m
所要時間(休憩含)/2時間30分(12:50〜15:20)|出会った登山者/6、7人

カメラ/LUMIX DMC-LX5
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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