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取り付きポイントだけ先人のみなさんと違う場所を選んでみた。
ストリートビューを見て最初、この階段を使おうとした。
しかし、階段の上もコンクリートで固めてあって上がれる感じでは、なかった。
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しょうがないので法面を補強してない場所まで移動する。
すると林業関係者のものだと思うが踏み跡が見えたのでそこから取り付いた。
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思った以上に急な斜面だった。
踏み跡は付いていたがあちらこちらに散らばっていた。
歩き易そうな所を探しながら適当に上がって行く。
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50m近く上がっただろうか、やっと普通に歩ける状態になった。
ただ、踏み跡らしい踏み跡は見当たらなかった。
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薄い踏み跡が尾根のど真ん中に付いていた。
最近のものは鹿の足跡しか見えなかったけど。
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祠が2つ、仲良く並んでいた。
この祠は、こちらへ来る前にネットで見ていた。
つ〜事は何時の間にか林道から上がって来たルートと交わったみたいである。
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赤黒の杭が出てきた。
これは、この付近でしか見かけなかった。
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この石碑もネットで見ていた。
先ほどの祠は年代が読み取れなかったがこれは昭和30年代のものだった。
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ちょっとした岩場が出てきた。
下を見ると歩き辛そうだったので正面から行くと簡単に通過出来た。
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ここで南東と北東から来る尾根と合流した。
後から気付いた事だが北東からの尾根は山と高原地図に載っているルートだった。
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尾根の右側だけ植林にネットが被せられていた。
左側と持ち主が違うのかな?
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火戸尻山への最後の上りは少し勾配がキツかった。
ジグザグに踏み跡が付いていたがあまり明瞭では、なかった。
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火戸尻山に到着した。
ネットの情報だとベタベタと沢山の標識が付けられていたが画像の通り、1枚残して全て外されていた。
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先へ進む。
今までも登山道の案内は出ていなかったがこの先も鳴虫山まで全くなかった。
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当然、伐採地で視界が開ける。
笹目倉山が良く見えていた。
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火戸尻山から下りのみだったがここから上り返す。
鳴虫山まで長めの上り返しが3回出てくるが1番標高差があったのがここだった。
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後ろを振り返ると先ほどまで居た火戸尻山が見えていた。
私が気付いた範囲で火戸尻山を確認出来たのは、ここともう1箇所だけだった。
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勾配が緩くなってきた。
この手前が約100mの急勾配だった。
でも踏み跡を忠実の辿ると息切れするような事は、なかったが。
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先ほどの伐採地ほど開けてなかったが今度は左に伐採地である。
辛うじて男体山が見えていた。
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尾根が広くなり勾配も殆どなくなる。
日当たりのいい場所は藪が出てきていた。
それを避けながら前へ進む。
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少しルートから外れていたがここが919m標高点になる。
わざわざ足を運んだが何も無いピークだった。
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中途半端な場所に祠が置かれていたと言うか倒れていた。
多分、そんなに古いものでは、ないと思う。
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確か919m標高点と996m標高点の鞍部になる。
ここから996m標高点まで約130m標高を上げていた。
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急に正面が明るくなり伐採地が現れた。
緑が殆どないので去年辺りに伐採されたと思われる。
この後、伐採地の中の作業道を歩いた。
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さすがに伐採地は遮るものがなくこの景色である。
でもそれと引き換えに山肌は荒れ荒れなんだけどね。
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伐採地の1番上までやって来た。
GPSで確認するとそこが996m標高点だった。
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996m標高点は本日1番の展望ポイントだった。
(上/火戸尻山方面、下/笹目倉山方面)
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996m標高点の先は鹿避けネットが広範囲に張られていた。
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藪が出てきた。
距離は短かったが多少の藪漕ぎをやった。
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ネット越しに街が見えていた。
方向的に今市で右に見える山が高平山のようだ。
地形図を見ると高平山は先ほどまで居た996m標高点は尾根が繋がっていた。
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初めて鳴虫山が見えてきた。
て言うか鳴虫山が見えたのは、この付近が最初で最後だった。
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鳴虫山の手前に林道だか作業道が来ていた。
路面の状態は良かったが現役では、ない感じだった。
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頂上まで後、少しと言う所で勾配がキツクなる。
踏み跡も不明瞭で春になってからあまり人が入ってないと思われる。
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先ほどのやつと同じ内容が書かれているのかと思ったが違っていた。
危険かは置いといて鳴虫山の頂上からこちらへ進んでしまう登山者が結構居るんだろうね。
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鳴虫山に到着した。
さすがに人気の山のなので天気はイマイチだったが4人のグループ来ていた。
この後、単独の方が来たので私を含めて6人となった。
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鳴虫山は正規の登山道が2ルートあってこちら(神ノ主山方面)から上がって。
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こちら(独標方面)へ抜けるのが一般的のようだ。
分県登山ガイドでもそうなっていた。
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展望は辛うじて日光連山が見える程度で景色を楽しむような山では、なかった。
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4人のグループは騒々しかったが鳴虫山でランチにした。
と言うのも山頂付近の画像を写したかったので時間調整(居なくなるのを待っていた)も兼ねてのランチになる。
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鳴虫山の先は階段が多かった。
画像は撮り忘れたが手すりの付いた階段も存在した。
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10分ちょっと歩いただろうか、ここからまた藪ルートに入る。
目印等見当たらなかったがトラロープが張ってあるので見落とす事は、ないと思う。
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火戸尻山から鳴虫山までのルートよりも踏み跡が薄かった。
ただ、目印と思われるビニールテープを結構見かけた。
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ゆっくり下りれば全然問題ないが場所によっては結構勾配がキツかった。
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祠の残骸のようなものを発見する。
年代は分からないが相当古いと思われる。
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尾根が広がり地形が複雑になる。
大分、私が想像していた地形と違っていて一瞬進む方向を見失ってしまう。
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枯れた笹が出てきた。
この付近で見かけた笹は殆どこの状態だった。
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また、祠である。
後から考えると昔の峠なのかも?
この祠、中に石仏が安置されていた。
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最後のピーク969m標高点に到着した。
山名板を探すが何も付いていなかった。
この後、右方向に進むのだが一応ビニールテープで誘導していた。
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下にアスファルトが見えてきた。
後から考えるとこの辺りから下降するべきだったかな。
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予想は、していたが南西側の尾根に誘導していた。
当然、それに従った。
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※オンマウスで逆側からの画像
しかし、ここで崖になり行き詰ってしまう。(汗)
辺りを注意深く探るが目印も踏み跡も見当たらなかった。
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しょうがないので2枚上の場所へ戻り地形図と実際の地形を見ながら下りられそうな場所を探す。
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踏み跡は全くなかったが比較的緩い斜面があったのでそれを使って下る。
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最後は念のため簡易ロープを使ってアスファルトに下りた。
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これが下ったきた斜面になる。
画像の通り、濃い踏み跡が付いていた。
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無事、滝ヶ原峠に到着した。
この後は楽しいダウンヒルが待っていた。^^ |
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