作成者/管理人   2015年3月上旬実行
周助山〜登戸〜豆口山〜子の権現



名栗付近のマイナー尾根を歩いてきた。
近隣の登山者でもあまり知らないと思うがこの付近、そこそこ距離のある尾根が数本存在する。
一昨年位から寒い時季にでも地道に潰そうと考えていたが未だ手つかずだった。
後1ヶ月もするともっと標高の高い山の方に目が向いてしまうので少しだけ片付ける事にした。

ルート/原市場中学校バス停⇒周助山登山口⇒周助山⇒登戸⇒501m標高点⇒548m標高点⇒鐘撞堂⇒豆口山⇒豆口峠⇒従走路出合⇒子ノ権現⇒舗装林道移動⇒並沢⇒豆口峠⇒県道53号線出合⇒駐輪地



 



本日は久々にバスを利用した。
駐車地付近のバス停から乗車して原市場中学校バス停まで移動する。
原市場中学校バス停からは飯能の市街地方面へ行き、この信号を左折した。


道なりに歩き、ここを左折する。
一応、ここが登山口になる。
辺りを良く確認しなかったが多分ここまで案内が出ていなかったと思う。
私はヤマレコのログデータを参考に自分でルートを作りそれに従った。


登山口には案内が設置されていたが私が来た方向からだと見落とすかも?


登山道は民家ギリギリの所を通っていた。
当たり前だが正規ルートなので緊張感も後ろめたさ0である。w


ここから山へ入る。
少しの間、コンクリート舗装のルートだった。


ここでコンクリート舗装と別れる。
コンクリート舗装は前方に見える墓地のために作られたようだ。


踏み跡と青い目印に従って歩く。
ルートは明瞭だったがそんなに登山者は訪れないと思う。


周助山の東側の尾根に乗る。
最初、この辺りの地形図を見た所、周助山の南側にルートがあると予想したが全然違っていた。^^


周助山に到着した。
比較的、広めな頂上だった。
展望らしい展望は、なかった。


案内等ないが続きは、こちらになる。
この先、ルートは明瞭だったが標識などは竹寺付近まで存在しない。


前半は開けてる場所が全くなかった。
上の場所で最高レベルの見通しになる。
展望を期待して歩くと詰まらないコースなのは間違いない。


数は少なかったが尾根上には時々、この杭が打たれていた。


登戸に到着した。
画像の通り三角点と周助山と同じタイプの標識が設置されていた。
この場所、地理院の地形図だとノポットでグーグルマップだと周助山になっている。


登戸からは尾根が2方向に分かれていた。
こちらがこの後、進んだ尾根で。


こちらが歩かなかった方の尾根になる。
なんとなくだが木で道を塞いでるように見えるが両方共、案内は出ていない。
先ず間違える事は、ないと思うが少しだけ注意が必要だ。


やや急勾配になってきた。
これを上り切った所が。


舗装路だった。
この舗装路、子ノ権現までの最初で最後の自動車道になる。


私は、この左側の斜面から上がってきた事になる。


逆側は右に5m程度移動してここから取り付いた。
濃い踏み跡が付いていたので間違いようがないと思う。


最初少しだけ勾配がキツかったが20m程度上がると収まってくる。
後から気付いた事だがこの辺りを左方向に進むと天神峠に至るようだ。
天神峠を更に進むと今歩いてる尾根より1本南側の尾根が歩ける。
そちらも将来、歩くつもりだがどう言うコース設定にするか思案中である。


若干藪が出てきた。
全然不快では、なかったが暖かくなると多少影響が出るかも。
舗装林道の手前よりこちらの方が歩く人間が少ないようだ。


下の方に舗装路が見えてきた。
これは先ほど渡った舗装路になる。


お馴染みの黄色い杭が出てきた。
ここから当分の間、巡視路を歩く事になる。


巡視路を少し歩くと最初の鉄塔である。 
残念ながら見晴らしは全くなかった。
ここで少しだけ道間違いをしてしまう。
進むべき方向は右なんだが正面に行ってしまった。(汗)


正解のルートはこちらになる。
一応、この先から山と高原地図に掲載されているルートなんだが標識が出てくるのは当分、先だった。


2つ目の鉄塔である。


2つ目の鉄塔は多少であるが開けていた。
(上/1つ前の鉄塔、下/次の鉄塔)


日当たりが良かったので2つ目の鉄塔でおやつにした。


2つ目の鉄塔の直ぐ上が小ピークで少しだけだが展望があった。
下の方に鳥居観音が見えていた。
つ〜事は駐車地付近まで戻って来た事になる。


3つ目の鉄塔である。
先ほどおやつ休憩をした場所から見えたのがこれのようだ。


4つ目(最後)の鉄塔は展望地になっていた。
方向的に画像中央の山は武甲山かな?


この後、登山道は、また森の中へ入ってしまう。


その直前が都県境尾根が見える展望ポイントだった。
蕨山から駐車地の河又へ至る金比羅尾根や去年の11月に歩いた西平山〜藤棚山までのルートも見渡せた。


頂上付近に木が無いこの山が棒ノ嶺(棒ノ折山)になる。
特徴的な山頂なのでこの後も要所要所で確認する事が出来た。


この小ピークでルートが分かれていた。
何も考えていないと踏み跡が濃く歩き易い右方向に進む事になるが正解は左方向になる。
案内等出ていなかったが。


仏像の画像が貼られていた。
何故こんな場所に仏像の画像があるのだろうか?
薄暗かったらかなり不気味だったと思う。


小ピークを下りて行くと登戸以来の標識が見えてくる。
同時に横に別の登山道が走っていた。
つ〜か、この登山道、関東ふれあいの道だった。
基本、子ノ権現までこれをベースに歩く事になる。


取り合えず案内の無い直進方向へ進む。
一応、薄み跡は、あったがあまり歩かれてない感じだった。


予想に反して違う登山道と合流する。(逆方向から撮影、私は左のルートから出て来た)
多分、先ほど越えた関東ふれあいの道が下の方で分岐していたと思われる。


目の前に鐘撞堂が現れた。
私は一般道を歩いてる感覚では、なかったので少し驚いていた。


鐘撞堂の東側から登山道が来ていた。
これを辿れば先ほどの関東ふれあいの道、更には竹寺に通じている。


鐘撞堂は展望地も兼ねていた。
先ほどの鉄塔からの景色プラス関東平野方面も見渡せた。
(上/金比羅尾根、中/棒ノ嶺、下/関東平野方面)


鐘撞堂の先には電波塔であった。


見た事のないタイプのアンテナだったが東京方面の木が意図的に伐採されていたのでテレビの共同アンテナだと思われる。


ここで関東ふれあいの道と合流する。


しかし、直ぐ関東ふれあいの道を離れ右側の尾根に上がってしまう。
このルート、かなりの急勾配だった。
歩きながら緩いルートを探すがそんなもの何処にも存在しなかった。


豆口山に至る尾根に乗った。
霜がなかったから上がれたがあったら難儀したと思う。


豆口山に到着した。
本日、3つ目にして最後の名前の付いた山頂になる。


豆口山には、こんな標識も付けられていた。
これは豆口山の南東側の尾根(八王寺尾根)を指していた。
この極マイナー尾根もいずれ歩く事になるのだろうか?
ホント、切がないぜ。^^


豆口山を下って行くと豆口峠に到着である。
かなり傾いていたがネットで見かける三角の小屋?が立っていた。
本日ここへは、もう1度来る事になる。


この標識もネットで良く見かけるよね。


豆口山から子の権現までは関東ふれあいの道をトレースする。


登山道には電柱が立っていた。
最初、子の権現のための電柱かと思っていたが後から地形図で検証すると右下にある建物に通じてるようだ。
人家があるような場所では、ないので何かの施設だと思われる。


横に走る破線に突き当たる。
進路は右なのだが左にも道があった。
地形図を見ると天目指峠の下辺りに通じているが実際にそこまで道があるかは不明である。


ここで刈場坂峠から飯能の市街地まで通じている長い尾根と接続した。
本日の最大の目的が達成した瞬間である。^^


子の権現の手前には関東平野を見渡せる展望地がある。
前回来た時も同じような画像を載せたが今回も載せるとしよう。


子の権現は何回も来ていたのでスルーした。
この付近で本日唯一の登山者を3名見かけた。


子の権現の先の小高い場所に東屋があるので。


そこで遅めのランチにした。


ランチの後は1キロちょっとの舗装路歩きになる。
この舗装路、凄い急勾配で路面がウエットだと私のトランポでは上がれそうにない感じだった。
実は、この付近を駐車地にして自転車で原市場まで下りここまで上がってくるプランもあったのだ。


右折して支線に入る。


濃い踏み跡があったのでここから入ってみた。
案内があるのかと思っていたがそんなもの何処にもなかった。


最初は登山道と言ってもおかしくないレベルのルートだった。
昔は生活道路として使われていたと思われる。


奥の方に来ると荒れ放題だった。
谷筋のルートは、こう言う場面に遭遇する事が多いのでなるべく避けちゃうんだよね。
まぁ、見た目ほど歩き辛くなかったけど。


ちと植林が邪魔だが峠っぽい雰囲気になってきた。


再び豆口峠に到着した。
好き嫌いは別として峠って谷側から来た方が断然味があるよね。


今、上がってきた方向である。
現在は登山道として使われてないが問題なく歩けた。


下山は逆側のルートを使う。
こちらは山と高原地図に載っている現役の登山道になる。
豆口峠からは一気に高度を下げていた。


下の方に来ると沢が出てきた。
この辺りは地形図の破線と大幅にずれていた。


オーバーハングした大岩と祠である。
標識等、見当たらなかったので名前の付いた岩では、ないようだ。


祠には供え物が上がっていた。


ここで林道の終点に飛び出す。
林道は、それほど荒れてなかったので一応、ここまで車が入ってくる事が可能である。


民家が数軒見えてきた。
終点が近いようだ。


県道53号線に突き当たる。
案内は、なかったが豆口峠・豆口山の登山口がここになる。


仕上げ作業は、こいつの出番である。








実は本日、自転車を停めた辺りに車を置く予定だった。
予めストリートビューで場所を決め、実際に行ってみたのだがギリギリ車を置ける位のスペースしかなく急遽予定変更した。(苦笑)
その次に考えたプランが天目指峠を駐車地にしようとした。
しかし、そこまでの道路が工事のため昼間の時間帯が通行止めと言う事であえなく断念となった。('A`)
結局、確実に置ける何時もの駐車場に停めさせてもらったのである。
そのお陰で合わせ業(自転車とバス)を使った縦走を思いついてしまった。^^
たまたま、車に自転車が載っていた(1ヶ月位載せっぱなし)ので出来た業なんだが場所によっては結構有効な方法になりそうだ。
発想次第では今まで全く思いつかなかったルート取りが出来るかも知れない。

歩行距離/13km|累積標高差/+1211m -1094m
所要時間(休憩含)/6時間30分(8:10〜14:40)|出会った登山者/3人
自転車走行距離/2.8km|標高差/+3m -32m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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