作成者/管理人   2015年1月上旬実行
国道293号線栃木茨木県境〜鷲子山〜烏帽子掛峠〜尺丈山
 



新年一発目は栃木と茨城の県境尾根を歩いてきた。
このサイトを始めてから何気に栃木と茨城の県境には通っていて今回で5回目になる。
過去4回の内、2回は最北で後の2回は最南端と極端な地域を歩いている。(県境尾根での話)
今回は、それの中間に位置する鷲子山・尺丈山付近を歩いた。
実は鷲子山と尺丈山は2年前にもそれぞれ登頂済みだったりする。(レポは未掲載)
勿論、その時は尾根を繋げるような歩きは、していなかった。

ルート/駐車地⇒国道293号線栃木茨木県境(取付)⇒鷲子山⇒前山⇒烏帽子掛峠⇒473.5m三角点⇒尺丈山⇒尺丈山登山口



 



駐車地からしばらく国道293号線を歩く。
この先を右折すれば鷲子山へ簡単に行けるのだが今回は県境尾根に拘った歩きをするので直進した。


更に進んだここを駐車地に使おうかとしたが民家の目の前だったので表紙の位置に駐車した。


駐車地から2キロちょっと歩いてようやく栃木との県境に到達した。


上の画像の右端辺りから取り付いた。
意外にもハッキリした踏み跡は見当たらなかった。


直ぐ尾根に乗って歩き易くなる。


県境と言う事で杭や境界見出標が所々に設置されていた。
それとセットのようにピンクの目印が付けられていた。


右下に作業道が出てきた。
多分、取り付いた場所から延びる作業道の末端だと思う。


作業道と交わった。
ただしこれは1枚上の作業道とは無関係で逆側(栃木県側)から来た作業道になる。


明るくなったと思ったら伐採地に出た。
日光連山や高原山などが遠くに見えていた。


自然に出来た地形だと思うが恐ろしく歩き易くなってきた。


竹林が出てくると鷲子山が近い事になる。


ここで一旦、藪山は終わりとなる。


短い階段を上ると舗装路に接続する。


その目の前が鷲子山神社だった。
まだ9時台だったので参拝者は、そんなに来て居なかった。
因みに左の鳥居を潜って階段を上って行くと。


※2年前の画像
こちらへ至る。
ただ、少し分かり辛い場所に位置している。
ここへは2年前に来ているので今回はスルーした。
一応、この付近の最高地点になるが県境からは外れている。


県境の続きは、こちらになる。


適当に進むと木の祠が置かれていた。
ここが県境の最高地点だった。(鷲子山付近での話)


また、ここから藪山に入る。


いきなり間違いそうな場所である。
正解は右なんだが何も考えてないと確実に直進すると思う。
この2、300m先にも間違いそうな場所がもう1箇所存在する。


一旦、林道に出る。


左を見るとゲートがあった。
なんか見覚えがあるなと思ったら。


※7年前の画像
7年前の春に林道ツーリングで来ていた。


殺風景な場所だが林道でおやつタイム。


再び尾根へ取り付く。
薄い踏み跡があったのでこれを利用した。


見出標が出てくると歩き易くなる。


右方向に作業道である。
この付近、地形図に載ってない作業道が無数に存在していた。


意味が全く分からないが境界付近の自然林に番号が付けられていた。


少し藪が出てきた。
密度は大した事ないので歩きには殆ど影響がなかった。


前山に到着した。
前山で2015年初の三角点をゲットだぜ。


ここで巡視路に接続する。
少しの間、巡視路を歩く事になる。


巡視路に接続した場所の直ぐ先が鉄塔だった。


本日、2箇所目の伐採地である。
結構、遠くまで見渡せたがどれがなんて山か全く分からなかった。^^


伐採地でランチにした。


伐採地の東側に行くと初めて尺丈山が見えてくる。
特徴的な山容だし1度登っているので容易に特定する事が出来た。


2つ目の鉄塔である。
後から地形図で確認すると先ほどの鉄塔とは送電線が繋がっていなかった。
1つ目の鉄塔を過ぎた後、巡視路の案内が途切れたのでおかしいなと思っていた。


鷲子山神社以来の舗装路(県道234号線)が見えてきた。
あそこに一旦、下りるのだが後から考えると作業道を利用した方が楽に下りられたかも?


烏帽子掛峠まで後僅かと言う所で急勾配の下りになる。
踏み跡を頼りに時には木に掴まりながらゆっくり下る。


トレッキングパンツを汚したくなかったのでルート取りを何時も以上に慎重にしたら思いの他、すんなり下りられた。^^


降下地点の左側が烏帽子掛峠だった。
県道の割りに極端に道幅が狭かった。
峠付近だけだろうか?


目印が見えたのでここから取り付く。


烏帽子掛峠の先は倒木と言うか枝が沢山落ちていた。
極力避けたが歩き辛かった。


倒木が終わると藪が出てくる。
後から考えるとこの付近が本日1番の難所だったかな。


目の前に作業道が現れた。
県境は、これを右なんだが左に少し行くと。


473.5m三角点に至る。
この直後、2箇所ほどルートミスを犯してしまう。(苦笑)
まぁ、この付近、何処へ向かっても近くに道路があるので遭難の危険性は極めて低いのだが。


また伐採地になった。
本日のクライマックスに向けての大事な場所になる。


正面には尺丈山が見えていた。
何時の間にか直線で1キロ程度に迫っていた。


これが尺丈山の先の県境尾根である。
ここを歩くのは何時になるだろうか?


この画像を写した時は中央の山が新田山だと思っていたが全然違っていた。^^


ここで荒れ気味な作業道に飛び出す。
ここから少しの間、作業道歩きになる。


林道レベルの道路に突き当たる。
これは大那地(栃木)と仲河戸(茨城)を結ぶルートになる。


やっと尺丈山の案内が出てきた。
案内は林道に誘導しているが。


私は勿論、尾根を使って尺丈山を目指した。


尾根は藪っぽい所が多かった。
密度がある所もあって寒い時季以外は、それなりに苦労すると思う。


正面に階段が出てきた。
ここから一般道になる。


※オンマウスで2年前の画像
階段を上り切ると尺丈山に到着である。
2年前に来ているので知っては、いたが神社があるのでここが初詣を済ませた。
鷲子山は参拝者が並んでいたので見送っていたのだ。^^


三角点と標識は神社の裏に設置されている。
画像には全て写ってないが大量の標識が付けられていた。


一応、新田山方面を確認した。
パッと見、あまり歩いてない感じだった。


これが尺丈山の特徴的な山容の正体?である。


相変わらず尺丈山からの景色は素晴らしかった。
ただ、山頂近くまで車で来られるので有り難味が薄いんだよね。


※2年前の画像を使用
パノラマ画像もどうぞ。


休憩施設でゆっくりコーヒーでも飲みたい所だが事後処理の事が頭を過ぎったのでスルーした。(苦笑)


駐輪地までは尺丈山の一般道を使った。


舗装路が見えてきて本日の登山は終わりとなった。





 



駐車地へ戻ると日没まで30分を切っていた。
正月早々に歩く行程としては、ちと重かったかな。
この後は家へ帰らないで大子温泉に向かった。
つ〜事で翌日も楽しい山歩きが続くのであった。^^

歩行距離/13.6km|累積標高差/+1053m -998m
所要時間(休憩含)/7時間10分(8:10〜15:20)|出会った登山者/0人
自転車走行距離/12.5km|累積標高差/+104m -159m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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