作成者/管理人   2014年10月中旬実行
長七郎山



今年の10月は2週連続で台風が上陸と言う嬉しくない気象状況が続いた。
先週はトランポの車検で最高の天気だったとしても絶対に山へは行けなかったので私的には丁度良かったけどね。
今週の私の休日は関東を明け方位に台風が通過すると言うかなり微妙な天候だった。
朝、目を覚ますと雨は完全に上がり風もほぼ治まっていた。
ただ、実際に登山が出来るかは不明。
そうしてる内にどんどん外は明るくなって行く。
最悪紅葉見物で終わってもいいかと取り合えず標高が高い赤城山へ向かってみた。

ルート/小沼駐車場⇒水門⇒長七郎山⇒小地蔵岳⇒鳥居峠分岐⇒鳥居峠⇒覚満淵⇒ビジターセンター⇒鳥居峠⇒鳥居峠分岐⇒小沼駐車場



 



最初、鳥居峠に行くが風が強く外に居るだけで辛かったので小沼の駐車場へ移動した。


鳥居峠に比べると若干、風は弱まっていたが小沼の駐車もそれなりの風が吹いていた。
本日、8月に登り残した長七郎山と五輪尾根の北側の尾根とのダブルヘッダー登山をやろうと考えていた。
しかし、この天候なので五輪尾根の北側の尾根は、またの機会とした
短縮登山になってしまったので少しでも風が治まるのを待つ事に。
待機中、後から3人組のグループが来て地蔵岳方面へ歩いて行った。
人の事は言えないがこんな日に登山とは全く物好きである。w


荷物を減らすためスタート前にランチを済ませてしまう。


なんやかんや2時間近く車の中に居ただろうか。
気持ち風は治まったような気がしたので出発する事に。


入口から真っ直ぐ下りると小沼に至る。
ここから周遊道が始まる。


最初周遊道は不明瞭だったがこの辺りからハッキリしてくる。
もしかすると沼の縁も歩けたが台風のせいで水嵩が増しルートが消えたのかも?


ここから周遊道を離れる。
山と高原地図によると水門と言う場所になる。


直ぐまた分岐が現れた。
当然、長七郎山方面へ進む。


1枚上の分岐が登山口になっていた。
それにしても標高差100mとは、お気楽過ぎるぜ。^^


多少ガレてる所もあったが概ね歩き易かった。
勾配も緩く普段登山をやらない方なんかに丁度いいルートかも?


開けた場所に出た。
正面に見えるのが長七郎山の頂上になる。


雲がかかっていたが左方向に地蔵岳が見えていた。


長七郎山に到着した。
下調べは、してこなかったが広めな頂上だった。


頂上には小さい鳥居が置かれていた。
祠も探せばあったのかな?


長七郎山で本日、最初で最後の三角点をゲットだぜ。


先ほど雲で頂上付近が見えなかった地蔵岳は完璧では、ない顔を出していた。


これが8月に登った荒山である。


長七郎山は南側が遮るものがなく凄く見通しが良かった。


条件が良ければ赤城山のピークの中で最高の眺めなのかも知れない。


雲が多い割りに遠くにある筑波山も見えていた。


少しぽつぽつしていたのでさっさと下山する。
下山は逆側のルートを使った。
この先は短い距離だが尾根歩きになる。


去年から今年にかけて散々歩いた桐生市やみどり市の尾根が良く見えていた。


ちょっとした平地になった。


平地の直ぐ先が小地蔵岳への上りの始まりだった。


30m程度高度を上げて小地蔵岳に到着である。
名前は小地蔵岳だが長七郎山と尾根続きなので小長七郎山と言った方がいいような気がするが。


小地蔵岳の先には極薄い踏み跡が付いていたがそちらへは進まず。


東側の尾根を使って下山した。
地形図を見ると登山道があってもおかしくない感じだったが踏み跡も目印も見当たらなかった。


以外にも藪は少なめで小地蔵岳への正規ルートよりもよっぱど薄かった。


5、60m高度を下げると一般道に接続する。


ここは右折で鳥居峠、左折で駐車地になる。
勿論、鳥居峠へ向かう。


1枚上の分岐からは地蔵岳の頂上付近がハッキリ見えていた。
丁度、地蔵岳の頂上付近は紅葉の見ごろだった。
本日、私が歩いた所は、これからって感じになる


階段で一気に20m高度を下げる。


階段が終わると緩い下り勾配になる。


お馴染みの鳥居峠が見えてきた。


鳥居峠は風が大分、治まっていた。
勿論、普段に比べるとまだまだ強かったと思われる


午前中、鳥居峠には、こんな車(ロータスのなにか)が停まっていた。
かなり車高が低いのでドライバーは乗り降りするのがしんどそうだった。^^
大きなお世話だろうがもう少しスマートに乗り降りする練習をした方がいいかも?w


覚満淵の草紅葉が綺麗だったので見に行く事にした。


鳥居峠から少し歩くと覚満淵の案内が出ていた。


鹿避けのネットが設置されていた。
開け閉めが不要な変わった入口だった。
鹿は、ともかくとして犬猫なら入れそうである。


結構、分岐が多かった。
標識に従いさえすれば迷う事は、ないと思う。


この分岐の所から覚満淵に面した場所に出る。
台風のせいで所々、水浸しで歩き辛かった。


そう言えばこれだけ綺麗な草紅葉を見たのは初めてだったかも知れない。
その代わりに樹木の紅葉はイマイチだったけど。


覚満淵は貸切だった。
さすがに台風直後だと変わり者以外来ないようだ。^^


これがさっきまで居た小地蔵岳になる。


小地蔵岳から下に目をやると鳥居峠である。
確かに風が良く抜けそうな地形だね。


ここを左折する。
後から考えたら右折して覚満淵を1周するべきだったかな。


こちら側のネットも同じ形状だった。


舗装路に突き当たった所がビジターセンターだった。


後は舗装路を使って駐車地に帰ろうとしたが。


結局、鳥居峠まで行きまた登山道に入ってしまう。


同じ登山道を通って再び小沼・長七郎山の分岐へ戻る。


分岐の直ぐ先は駒ケ岳と黒檜山それから大沼が同時に見える展望ポイントだった。
残念ながら駒ケ岳と黒檜山は雲で隠れていた。


当日は全く見えなかったがこの方向に富士山があるそうだ。


スタート地点に戻ると地蔵岳へ行ったと思われるグループの車は既になくなっていた。


そうそう、車検のついでに顔面のプチ整形をした。^^
相変わらずこの手のパーツは精度が悪かったよ。(ノコギリと鉄ヤスリを駆使して無理やり取り付けた)w








家へ帰ってからGPSのデータを見てみると凄い事になっていた。
なんと累積標高差が900mを超えていた。
たった2時間強の行程で+-900m超えなんて絶対にありえない事である。
歩いた本人の感覚だと精々300m程度のはず。
完全に台風のせいだと思うがここまで気象状況がGPSに影響するとは今回、初めて知った。
確かに標高グラフがスマホで取った時のように細かく乱れていたのでおかしいなと思っていた。
高性能な62sでこれなのだから安いロガーとかで取ったら富士山を下から登った位の累積標高差になったかもね。^^

歩行距離/5.8km|累積標高差/912m(台風の影響で不正確)
所要時間(休憩含)/2時間10分(12:10〜14:20)|出会った登山者/0人

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



           Copyright (C) yamatabi-diary. All Rights Reserved