作成者/管理人   2014年9月下旬実行
イヨ山〜三頭山〜鶴峠〜奈良倉山〜松姫峠
 



大分、涼しくなってきたので約3ヶ月振りに奥多摩へ行ってきた。
今回歩いたのは未踏の三頭山北側尾根から鶴峠、松姫峠と縦走した。
何気にマイカー+自転車の組み合わせならでは、の数少ない縦走コースだったと思う。
しかし、松姫峠までの距離(自動車道)が結構あるのでその辺りを考慮した時間設定が必要だったかな。
歩く前は2時位に余裕で上がれると思っていたがスタート時間が遅れてしまいゴールしたのは3時半を過ぎてしまった。(苦笑)

ルート/三頭山登山口(北側)⇒イヨ山⇒ヌカザス山⇒入小沢ノ峰⇒三頭山西峰⇒神楽入ノ峰⇒向山分岐⇒鶴峠⇒奈良倉山⇒松姫峠



 



三頭山の北側の登山口からスタートである。
松姫峠から苦労する事なくここまでオール乗車で来れた。
ただ、時間は結構かかった。


いきなり藪が出てきた。


藪は登山口付近だけで後はスッキリしていた。
最初だけジグザグに上り高度を稼ぐ。


やがて登山道は尾根上になり勾配が緩くなる。


植林地になってきた。
当分、植林地の中を歩く事になる。


日が当たるみたいで藪が出てきた。
ただし見た目ほど酷い藪では、なかった。


最初も目的地のイヨ山に到着した。
景色は、ほぼない。


まだ1時間程度しか歩いてないがイヨ山で早くもおやつタイム。


ちょっとした展望地である。
奥多摩の尾根を歩いていると要所要所で見える宗教施設がまじかに見えていた。
そうそう、ここの尾根にも登山道があるので将来歩こうと思っている。


細かいアップダウンが続く。


キツイ上りが出てくるとヌカザス山までほぼ上り一辺倒だった。


ヌカザス山に到着した。
頂上の標識によると漢字で書くと糖指山になるようだ。
ここは休憩しないで画像だけ撮って先へ進んだ。


ヌカザス山の直ぐ先が奥多摩湖方面からのもう1方の登山道との分岐点だった。


沢山ロープが出てきた。
角度的に上りの場合、殆ど必要性がなかったが。


1302m標高点に到着した。
ここから東京と山梨の都県境になる。


つ〜か、1302m標高点は入小沢ノ峰と言う名前の山だった。


地形図によると入小沢ノ峰の西側の尾根は破線になっていた。
もし歩くんだったら破線や都県境を忠実に辿らないで入小沢ノ峰〜・1049m〜・798mかな。
勿論、上りで。


入小沢ノ峰の先は地形図の通り平地に近い地形だった。


山と高原地図に載っている鶴峠分岐かな?と思ったが。


違っていた。
多分、先の方で入小沢ノ峰から延びる破線に繋がると思われる。


また、分岐である。


あ〜、これが鶴峠分岐か。
この後、鶴峠にも行くので右折したい所だがそうすると三頭山までの尾根が繋がらないので涙を飲んで直進した。^^


一箇所、岩をくり貫いたような場所があった。
人工的に作ったのだろうか?


人生、3回目の三頭山の西峰に到着した。
さすがに人気の山なので平日だと言うのに数人の登山者が来ていた。
本日、登山者を見たのは、ここだけだった。^^


人が多かったのでランチ向きでは、なかったがここを過ぎると適地がないのでしょうがなくランチにした。
今回から春先以来のカップラーメンを持ち込んだ。
やっぱ山で食べるカップラーメンは全然味が違うね。^^


三頭山の西峰からは鶴峠を目指す。
ここからしばらく去年の4月に歩いたルートを辿る。


そう言えばこれが先ほど西峰まで上がってきたルートになる。
私が気付いた範囲では案内等何処にも出ていなかった。


少し進むと展望地である。
今回歩いたルート上で1番の展望ポイントだった。


※オンマウスで富士山の位置表示
展望地からは辛うじて富士山の頭が見えていた。


神楽入ノ峰に到着した。
ここまでアップダウンを繰り返していたがここからは殆ど下り勾配になる。


鶴峠分岐からの登山道との接続ポイントになる。


何故だか大きい標識が出ていなかった。
注意深く歩いていないと確実に見落とすと思う。
実際、前回来た時は見落としていた。
この分岐を過ぎると稜線上から離れ殆ど巻き道だった。


向山方面との分岐に到達した。
この先から私に取って未知のルートになる。


向山方面との分岐にはトレランコースの案内が出ていた。
この案内は、これから歩くルートの終わりまで出てくる事になる。


体力的には楽だったが面白みに欠けるトラバースルートが続く。


ここから登山道は尾根の左側を通る。
と同時に尾根から極端に離れる事になる。


作業道が出てきた。
標識とロープが見えたので現役の作業道だと思われる。


2回目の作業道と交わった所から作業道をそのまま歩く事にした。


舗装路が見えてきて一旦登山道は終わりとなる。


出口から少し高度を上げた所が鶴峠だった。


鶴峠には当然三頭山への登山口がある。
私は面倒なので作業道を歩いてしまったが標識に従えばここへ至る事になる。


それでは従走路の続きと言うか奈良倉山への登山道を歩くとしよう。


案内が沢山あったが約1週間前に大会が開催されたようだ。
確かにキツイ勾配が殆どなくトレラン向きなルートだった。


鶴峠の直ぐ下に駐車スペースのような場所が見えた。
家へ帰ってからグーグルマップで検証しようとしたが残念ながらこの付近、未掲載なため確実に駐車出来るかは不明である。


トレランの大会が開催されるだけあって登山道は良く整備されていて非常に歩き易かった。


この標識の所を過ぎると。


シングルトラックになる。


明らかに作業道になった。


しかし、また登山道になる。
このパターンを数回繰り返す。


ここを過ぎると奈良倉山まで登山道のみだった。


1枚上の場所は展望地になっていた。
多分、この稜線上のどれかが先ほどまで居た三頭山だと思われる。


分岐が出てきた。
理由は分からないが右方向は通行止だった。
山と高原地図によると右方向は奈良倉山に行かないで松姫峠へ直接行ける巻き道になる。


奈良倉山に到着した。
標識によると標高約1350mなので鶴峠から450mちょっと上がった事になる。


頂上にあった標識によると登山道は2方向に分かれるようだが結局どちらを進んでも最終目的地の松姫峠へ至るもよう。


頂上は展望がなかったが近くに展望所があった。


富士山が見えるみたいだが。


完全に雲の中だった。


ここで一旦林道に接続する。


ここを右折すると奈良倉山の頂上手前の巻き道(通行止)に接続する事になる。
当たり前だがこちらも通行止だった。


右折してまた登山道に入る。
ここからは最後まで登山道だった。


登山道は林道を掠めるように通っていた。


鶴峠以来の車道が見えてきた。


松姫峠に到着して本日の登山は終わりとなった。


※オンマウスで朝の画像
朝、顔を覗かせた富士山は奈良倉山の展望所と同様雲の中だった。





 



1年位前から考えていた松姫峠まで尾根を繋げて歩く事が出来た。
ここまで来てしまうと今度は大菩薩まで繋げたいと言うか将来的に確実に繋げる事になると思う。
当然、日帰りは無理なので福ちゃん壮辺りでテント泊、翌日丹波大菩薩道戻りになるかな。
来年以降チャンスを狙うとしよう。
ただ、それを歩いてしまうと今度は小金沢連嶺も歩きたくなってしまう。
あ〜尾根歩きアリ地獄は何処まで続くのだろうか?^^

歩行距離/14.9km|累積標高差/+1712m -1037m
所要時間(休憩含)/7時間10分(8:20〜15:30)|出会った登山者/10人位
自転車走行距離/17km|累積標高差/+69m -744m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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