作成者/管理人   2014年8月上旬実行
峠の茶屋〜朝日岳〜三本槍岳〜赤面山
 



那須岳に登ってきた。
別に狙った分けでは、ないが連続で深田百名山である。
改めて那須岳の事を調べると那須岳とは茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の3山を指してるそうだ。
全く知らなかった。^^
私は、てっきり1番高い三本槍岳が那須岳だとこのレポを作る直前まで勝手に思い込んでいた。w
その三本槍岳と朝日岳それから東側にある赤面山を繋げて縦走した。
因みに茶臼岳は大分前になるが登頂済みなので今回はパスした。

ルート/峠の茶屋⇒峰の茶屋跡⇒朝日岳⇒熊見曽根⇒北温泉分岐⇒三本槍岳⇒北温泉分岐⇒赤面山分岐⇒前岳⇒赤面山⇒少年自然の家分岐⇒スキー場跡登山口



 



旧ボルケーノハイウェイの終点にある峠の茶屋が本日のスタート地点である。


ここから本格的に登山道が始まる。


案内等、見当たらなかった登山者カウンターだと思われる。


開けてくると最初に見えるのが朝日岳になる。
この画像を写した時点では朝日岳と言う事を全く知らなかった。


これが那須岳で1番メジャーな茶臼岳である。
頂上付近までロープウェイが通っている。
それに乗れば頂上まで3、40分で行ける。
私が以前、茶臼岳に登った時は、そのロープウェイを利用している。
その後、三斗小屋温泉まで行ったがどう言うルートを辿ったか全く記憶がない。


朝日岳と茶臼岳の間にあるのが剣ヶ峰になる。
右側にくっ付いている尖った岩が印象的だった。
登れるのかと思ったが何処にも踏み跡らしきものが見当たらなかった。


この付近、上の画像と同タイプの標識をあちこちで見かけた。


なにやら建物が見えてきた。
多分、避難小屋と思ったが。


その通りだった。
避難小屋がある所は峰の茶屋跡と言う場所になる。
ここで登山道は3方向に分かれていた。


恒例になりつつある避難小屋の内部をチェック。^^
張り紙によると宿泊はNGだそうだ。
どちらにしても2人位しか寝られるスペースは存在しない。


基本、悪天候の時に食事を取る位の使われ方なんだろうね。


登らない(登れない)が剣ヶ峰方面へ進む。


当分、この山が目に付く事になる。
最初、三本槍岳かと思ったが隠居倉と言う変な名前の山だった。


遠くから見えていた剣ヶ峰の横にくっ付いている石峰である。
標識は見当たらなかったが名前が付いた石峰かも?


登山道は一見、どこを通るか分からなかった。


鎖が設置されていたが勾配は緩い。


人影が見えたので中央が朝日岳の頂上だと思われる。


振り返ると茶臼岳と剣ヶ峰である。
茶臼岳は火山らしい佇まいになってきた。


雨後とかは嫌な感じがする場所かも?
ドライならなんの恐怖も感じなかったが。


朝日岳の手前で一旦、従走路から離れる。


ザックをデポしてアタックザックで朝日岳へ向かう。
約1ヶ月前に衝動買いしたアタックザックだがここでようやくデビューとなった。^^


あっと言う間に朝日岳に到着である。
ハッキリ言って手ぶらで十分だった。^^


景色は素晴らしかった。
つ〜か、この付近何処へ行ってもいい景色なんだけどね。
上(茶臼岳)
下(手前が1900m標高点峰、その奥が三本槍岳)


従走路に戻り、デポした荷物を拾って先へ進む。


従走路は、ここで隠居倉方面のルートと分かれる。


分岐には熊見曽根と言う名前が付いていた。


1900m標高点にも一応、名前が付いていた。
それにしても捻りも何もない名前である。(苦笑)


これから歩く方向に休憩施設のようなものが設置されていた。
ここが北温泉分岐かと思ったが清水平と言う場所だった。


清水平まで来ると三本槍岳が何処なのか完璧に把握出来ようになった。


北温泉分岐に到着した。


ここにもベンチが設置されていた。


北温泉分岐からは皇海山みたいな形の山が見えていた。
これは、先ほど登った朝日岳になる。


おやつ&休憩したのち最小限の荷物で三本槍岳に向かう。


北温泉分岐から一旦、標高を下げ三本槍岳まで80m程度上り返す。


三本槍岳に到着した。
2000mないが本日の最高地点になる。
予想に反して頂上には1人の登山者しか居なかった。
朝、峠の茶屋を出発する際、かなりの数の車が停まっていたので相当賑わっているのかと思っていたが静かな山頂だった。


三角点は一等だそうだがあまり立派に見えないな〜


山頂からの景色を写して早々に引き上げた。
上(右が茶臼岳、左が1900m標高点峰、その奥が朝日岳)
中(流石山、大倉山、三倉山方面)
下(最奥が今年の夏休みに登る予定の山々)^^


一気に北温泉分岐へ戻る。


荷物を回収して北温泉方面へ進む。
この先は登山が終わるまで貸切だった。


スダレ山と言う標識が立っていた。
どう見ても山頂じゃない場所なんだよね。


この分岐(赤面山分岐)を赤面山方面へ進む。
多分、今歩いて来たルートより更にマイナーなルートだと思われる。
トラバース気味に下って行く。
足場が斜めになっていて歩き辛い所が数箇所あった。


赤面山方面は雲の中だった。


何時の間にか雲が取れ前岳が見えてきた。


山と高原地図に載っている水場である。


ここを10m下るそうだ。
水が流れる音が聞こえたのでかなりの水量だと思う。


上から見えた前岳手前の木の生えてない部分である。
なんでここだけ何も生えないのだろうか?


道は、なかったが前岳の山頂と思われる場所へ無理やり行ってみた。
私が気付いた範囲では標識は設置されていなかった。


前岳の先は道幅が狭い所が多かった。


登山者の落し物(熊鈴)を発見。
私好みの音色では、なかったのでパクらなかった。^^


赤面山に近づくと雲が無くなってくる。


危険な所は無かったが山頂手前で少し岩が出てくる。


赤面山に到着した。
なんかネットで見る山頂の風景と違うような?
と思ったら。


写す方向が違っていた。^^
山頂からの景色は遮るものがないので素晴らしいと思う。
当日は霞がかかっててイマイチだった。


頂上よりもこちらの方が広そうなので。


移動してランチにした。
本日、ファミリーマートのおにぎりを買ってきたが全て当たりだった。
つ〜か、毎週のようにセブンのおにぎりなので違う味が美味しく感じたのかも?^^


下山ルートは石に書いてある目印を追う形になる。


大分、藪が張り出した所が多かった。
歩く登山者は、そんなに多くないと思われる。


分岐(少年自然の家分岐)を赤面スキー場方面へ。
山と高原地図だと最後の分岐になる。


ここで広い場所に出る。


右側を見るとリフトである。
ここからは廃スキー場の中を歩く事になる。


ルートが良く分からなくなった。
おまけに直ぐ止んだが雨がパラパラしてくる。(汗)


お〜、少し進むとまた目印が出てきた。


廃スキー場の敷地内で唯一、上り勾配の場所になる。
稀な場所なので一瞬、歩く方向を見失ってしまう。


このスノーマシン、ミズノ製だった。
ミズノがこう言うものを出しているのを初めて知ったよ。^^


本日、底の薄いトレラン用シューズを使っていた。
こう言う石がゴロゴロしている場所は足裏が痛く最悪だった。(泣)


やっと、平地が見えてきた。


元レストハウス?である。
そうそう、赤面山スキー場は1度だけ来た事がある。
来たのは潰れる前の年で当日は30人位しかお客が入っていなかった。w
お陰でカレーを食べ切れないほど大盛りにされた変な思い出がある。^^
このレストハウス?は赤面山スキー場が潰れ、その後に出来たスキー場が作ったものになる。


ここが廃スキー場側の登山口になる。


登山口には赤面山の案内が出ていなかった。


ここからは久々にEC-03のお世話になった。





 



歩く前は凄い数の登山者が居るのかと思っていたが全然大した事なかった。
実は、それを避けるため、早い時間帯に三本槍岳に登り、マイナーな赤面山方面へ抜けるコース取りをしたのだが全くの取り越し苦労だった。
基本的に那須岳へ来る人は茶臼岳に登ってお仕舞いの観光登山が殆どでちょっと元気な人でも精々朝日岳止まり、三本槍岳まで足を延ばすのは普段から登山をやってる人に限られるようだ。
土日は、ともかくとして平日なら不快なほど人に会うような事がないと思う。

歩行距離/12.4km|累積標高差/+815m -1171m
所要時間(休憩含)/6時間40分(6:30〜13:10)|出会った登山者/15人位
EC-03走行距離/13.8km|累積標高差/+594m -238m|消費電力/約70%(一部パワーモード)

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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