作成者/管理人   2014年6月上旬実行
深高山〜石尊山



深高山〜石尊山のミニ従走路を歩いてきた。
このルート、従走路としては極端に距離が短く、ここだけを歩く登山者は滅多に居ない。
近くの仙人ヶ岳とセットで歩くのが定番になる。
私も仙人ヶ岳の王道ルートを歩いてなければそうしたかも?
まぁ、今回は梅雨に入ったばかりで天候が安定しない特殊な時季なのであえて、この短いルートを選んで歩いたのである。
道順は深高山→石尊山と東から西へ抜けた。
タイミングが良ければ帰りはバスでワープと目論んでいたが変なオチが付いてしまうとは。。。

ルート/駐車地(猪子トンネル東側)⇒深高山登山口⇒猪子峠⇒深高山⇒石尊山⇒石尊神社奥宮⇒石尊不動尊⇒県道218号線出合⇒駐車地



 



※戻って来た時に撮影
出発前、駐車地で着替えていると散歩中の地元のおじさんに声をかけられた。
この方、ここに車を停められるのが不快みたいでちょっと怒り気味だった。(近くに民家がある分けでは、ない)
それが上の画像の場所なんだが駐車禁止だと言い張るのだ。
駐車禁止の標識は何処にも出ていなかったので反論したい所だが地元の人と揉めるのは後々マズイと思い適当に話を合わせる。
すると私の聞き役としての態度が良かったみたいで段々機嫌が良くなる。^^
で、そのおじさん、何を思ったか深高山まで案内すると言い出したのである。
勿論、鬱陶しい(失礼)ので丁重にお断りしたけどね。w


駐車地から2、3分歩いたここが登山口になる。
1年半前、仙人ヶ岳に登った時もこの登山口を使ったっけ。


突き当りを右折する。


1枚上の分岐の左側は舗装林道だった。
これは最初に歩いた舗装林道の続きでこの後も数回、接する事になる。


分岐の直ぐ先にまた分岐である。
ここが猪子峠になる。
1年半前に来た時は、ここを右折したが今回は反対方向へ進む。


先ほどから巡視路の杭を見かけたがここへ誘導していた。


舗装林道の脇を掠めるように通過する。


距離は短いがこの辺りはハッキリした尾根だった。


ここは舗装林道が広くなっていた。
多分、深高山の登山者用の駐車スペースだと思われる。


急勾配を上がって行くと標識が現れ登山道は今歩いてきたルートと合わせて4方向に分かれる。


峠の名称が付いているのかと思ったが見当たらず。
後からガイドブックで確認すると十字路と言う場所だった。


祠である。
良く見なかったが最近のものでは、ないと思う。


岩場になった。
大した難易度では、ないが雨上がりで濡れてたため滑らないよう、ゆっくり上がる。


一旦、平地と言うか尾根歩きになる。


深高山の手前は勾配がややキツかった。
この従走路で1番の急勾配だと思う。


左方向にちょっとした展望ポイントである。


深高山に到着した。
景色は全くなかった。
休憩しようかと思ったがまだスタートしてから間もないので画像だけ写して先へ進んだ。


深高山の先はアップダウンが少ない気持ちのいい尾根だった。


右側に濃い踏み跡を発見する。
地形図を見ると県道218号線に下りられる感じだった。


左方向に展望地があった。
そう言えばこのルートの展望地は左方向(南側)ばかりだった。


何やら標識が出てきた。
左折すると湯殿山と言う山へ行けるようだが。


現在は登山道に亀裂があって通行止めとの事。
このルート、地形図だと破線になっていた。


第2の目的地、石尊山に到着した。
深高山と同様でここも全く景観のない頂上だった。


石尊山で本日、唯一の三角点をゲットだぜ。


石尊山でゆっくり時間をかけて、おやつタイム。
本日、昼過ぎで上がる予定だったので昼ごはんは持ってこなかった。


石尊山に直ぐ先には、また展望地があった。
先ほどから重機の音がしていたが下の方に採石場が見えていた。


おっと、そこそこ立派な休憩施設である。
ある事を知っていたらここまでおやつを我慢したのに。(苦笑)


休憩施設のある場所は頭上が開けていたが殆ど景観がなかった。


その先から下りになる。


建物が見えてきた。
ただ、通路のようなものは何処にも見当たらなかった。


覗き込むとこの景観である。
足利の市街地方面が見えていた。


左方向に通路を発見。
勿論入ってみた。


先ほど上から見ていた建物である。
後からガイドブックで確認すると石尊神社の奥宮だった。
画像の通り、最近補修したもよう。


更に道が続いていたので先へ進んでみた。


標識みたいなものが見えてきたと思ったら先ほどの休憩施設がある広場に出てしまう。
どうでもいいが1周出来るようになっていた。
改めて下山開始である。
この先、危険な所は、なかったが当分、岩場が続く。


正面の視界が開けてきた。
間違いなく本日、1番の見晴らしポイントになる。


パノラマ画像もどうぞ。


3月に歩いた県境尾根が見えてきた。
下の道路が県道218号線になる。


釈迦岩って何処だ?


あ〜、これか。
本日、珍しくLX5を使っていたのでズームレンズの性能を発揮しちまったぜ。^^


ようやく岩場の区間を通り抜けた。


滑り易そうな路面になった。
トレッキングパンツを汚したくないのでかなりのへっぴり腰で慎重に歩く。^^


滑り易そうな路面は直ぐ終わり階段が出てきた。


所々に番号の付いたこのタイプの石碑が置かれていた。
上にあった石尊神社の奥宮に関連するものだと思う。


何やら巨大な石碑が見えてきた。


石碑には女人禁制と書かれていた。
昔は男しか登れない山だったみたいである。


この人工的な地形は採石場との境になる。
覗かなかったがこちらの方向から重機の作業音がしていた。


ちと小さい画像だが石仏である。
相当、古そうな石仏だった。


水場があった。
沢から採ってる感じだったので飲まなかった。


ガイドブックによると石尊不動尊になる。
上の石尊神社と同系?なのかは不明である。


正面が駐車場のようだ。
狭いので2、3台しか置けそうにない。


ここで県道218号線に突き当たる。


直ぐ近くにはバス停があった。


全然調べなかったが20分待たないで11時57分のバスに乗れそうである。^^
しかし、財布を車に忘れ駐車地までオール歩きとなってしまう。(××)








駐車地までの舗装路は5キロちょっとあったので1時間以上かかってしまう。(汗)
そう言えば前回の山行でも財布を忘れたっけ。
でも前回は実害が出なかったので反省の気持ちは全くなかった。
しかし、今回は自分の目の前を通り過ぎるバスを見て凄く情けない気持ちになってしまった。(苦笑)
今回の反省を踏まえ、これからは小額の現金をザックに入れっぱなしにしたのは言うまでもない。

歩行距離/10.6km|累積標高差/544m
所要時間(休憩含)/4時間30分(8:20〜12:50)|出会った登山者/0人

カメラ/LUMIX DMC-LX5
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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