作成者/管理人   2014年4月下旬実行
三境トンネル〜三境山〜根本山〜黒坂石



定期的に当サイトを覗きに来ていて尚且つこの山域に詳しい方なら予想が付いたと思うがまた前回の続きをやってきた。
去年の10月に登った根本山まで残す所、一区間になってしまい後回しにする理由が全く見付からなかったのである。
ルートは前回の終点の三境トンネルから根本山まで行き、みどり市側へ抜けた。
通常、根本山からは連絡のいい桐生市側へ下りるルート取りをする思うが私はEC-03を使えるのでマイナーな北側のルートを使ってみた。

ルート/三境トンネル(駐車地)⇒三境山⇒1069m標高点⇒1091m標高点⇒1041m標高点⇒根本山⇒金沢林道⇒作原沢入林道⇒黒坂石バンガローテント村付近(駐輪地)



 



駐車地から谷をつめる。


この標識の所から尾根伝いにジグザグに上がって行く。


尾根が見えてきた。
前回から1週間しか経ってないので懐かしさも感動もなかった。


前回、見落とした登山口と書かれた標識を発見した。
これは残馬山方面から来た場合、目に入らないと思う。


これも前回は気付かなかった。
昔は三境峠とか言われてたのだろうか?


それでは尾根歩きの続き開始である。


開けた場所は殆どなかったが明るい尾根歩きが楽しめた。
アップダウンも少なく気分良く歩けた。


三境山のシルエットが見えてきた。
比較的、形の整った山である。


横に逃げる踏み跡を追うとルートから外れてしまう。
地形図を見て無理やり軌道修正した。
画像のように岩が出てきた。
頂上に近づくと更に岩だらけになる。


駐車地から1時間程度で三境山に到着した。
あっと言う間に来られる山なのでここへ来る登山者は皆、三境トンネルピストンだと思われる。


三境山で本日唯一の三角点をゲットだぜ。


頂上からの景色は、あまり良くなかった。
まぁ、来る前にネットでチェックしていたので知ってたけどね。


三境山の直ぐ先は地形が複雑だった。
この辺りは何処でも歩けそうな場所なので進路を見失う可能性が高いかな。
因みに案内は全く出ていない。


山の間から草木湖が見えてきた。
本日、草木湖が見えたのは、ここだけだった。


先ほどまで居た三境山である。
こちらから見た方が綺麗な山容だった。


1069m標高点に到着した。
三境山から根本山までの約3分の1の地点になる。


桐生市名物のこれを本日も発見した。
一体、Noいくつまで存在するのだろうか?


小ピークで標識が現れた。


ここが白浜山分岐か。
白浜山は山と高原地図に名前が載っている。
勿論、登山道は存在しない。


ここは標識がないと間違いそうな場所になる。


右方向は、この通り歩き易そうな尾根だった。
×印で注意を促していた。


左方向に登山道である。
この登山道の存在は全く知らなかった。


標識によると黒坂石へ抜けられるようだがかなりの急勾配だった。


明らかに林業関係の設備である。
地形図には載ってないが近くまで林道が来ているようだ。


1091m標高点に到着した。
大分ヤシオツツジが目立ってきた。


細尾根が出てきた。
ただし危険な場所は存在しない。


初めて根本山が見えてきた。
前回は右に見える尾根から上がってきた事になる。


沢山の標識が設置されていた。


ただ、どれも標識としての機能をなしていなかった。
後から気付いた事だがここを左に下りて行くと黒坂石に至る正規ルートだった。
しかし、登山道のようなものは何処にも見当たらず。
それから山と高原地図のコースタイムだと三境山からここまで3時間になっているが鈍足の私でもその3分の2程度の時間で歩いている


1041m標高点に到着した。
私は、ここが分岐点だと思っていた。


多分、手前の尾根が下山に使った尾根だと思う。


本日1番の細尾根になる。


ここから非正規ルートに入る。
非正規ルートは、みどり市と桐生市の境界をそのまま進む事になる。


結構、急勾配になるが手がかり足がかりが沢山あるので恐怖を感じる事は、なかった。


少し細尾根になるが高所恐怖症の私でも余裕で通過出来た。


左側の視界が開けた。
方向的に日光方面だと思う。


濃い踏み跡が出てきた。
これを追って南へ移動したが途中でルートが不明瞭になってしまう。(汗)
少し勾配がキツイが結局、境界を辿った。


ここで根本山の北側の尾根に乗った。
山と高原地図によると北側の尾根には入らないようにと書かれている。


1枚上の場所には古い標識が落ちていた。
今、辿ってきたルート、以前は正規登山道だったのだろうか?


根本山に到着した。
半年振りなので何も思う事がなかった。
丁度、2人の登山者がランチ中だったのでこの画像を写して早々に引き返した。


コンロ台に良さそうな杭があったのでそこでランチにした。


先ほど尾根に乗った場所へ戻る。
更に北へ進み黒坂石方面に下る。


不快なほどでは、なかったが少し藪っぽくなってきた。


白い目印が付けられていた。
ただ、この後3、4個しか発見出来なかったのでこれを追うととんでもない所へ誘導されるかも?


ここから進路を北西に取る。
勿論、目印のようなものは何処にもない。


半分位、下りてくると踏み跡が目立ってきた。
多少であるが伐採した木があったので林業関係者のものだと思う。


大分、前から沢の音がしていたが下の方に沢が見えてきた。
沢は尾根の両側にあった。


最後は左側の沢に下りた。


下りてきた斜面を撮影。
角度的に厳しかったので逆側の斜面を使った方がいいと思われる。


少しの間、沢を歩く。
水量が少なかったので足を濡らすような事は、なかった。


ちと分かり辛いがピンクの目印が付いていた。
この斜面が取り付きポイントだろうか?


作業道のような所に飛び出した。
やっと何も考えないで歩けそうである。


林道に接続した。
山と高原地図によると金沢林道と言う名前だった。


おっと、登山口の案内が設置されていた。
でも登山口なんかあったか?


もしかして今歩いてきた作業道の支線の先に登山口があったのかも?(振り返って今歩いてきた作業道を撮影)
どちらにしても普通の登山者は入らない方が賢明かな。


金沢林道は、かなり荒れていた。
4輪じゃ物理的に通れない。


※オンマウスで画像拡大
ガサガサと言う音がしたと思ったらカモシカである。
一応、撮影に成功したが解像度はイマイチ。


※オンマウスで画像拡大
確かカモシカとは1年振りの対面になる。


神社が見えてきた。
相当、山奥だが結構立派な神社だった。
今でも信仰があるのだろうか?


※オンマウスでこの林道の峠付近の画像
高規格な作原沢入林道に接続した。
これは完全に現役の林道になる。
そうそう、この林道、根本山から氷室山に向かう途中に登山道を横切っている林道なんだよね。


ここにも登山口の案内が出ていた。


作原沢入林道は工事中だった。
朝、EC-03を置きに来た時、工事中の標識が出ていたので知ってたけど。


林道工事は、かなりの大規模工事だった。


(゚Д゚;)


EC-03が見えてきて本日の登山は終わりとなった。








吾妻山から続く長い尾根、根本山まで歩いて区切りを付ける事が出来た。
実際に歩いた感想だが地味だが気持ち良く歩ける区間が多かった。
吾妻山と鳴神山以外、殆ど人と会わないのもポイントが高い。
更に氷室山まで行って椀名条山か地蔵岳まで繋げれば2泊〜3泊の長い尾根歩きが楽しめると思う。
通称でいいから○○トレイルとか○○アルプスとか名前を付けたら歩く登山者が増えるんじゃないかな?
部外者が勝手な提案をしてみた。^^

歩行距離/11.5km|累積標高差/+881m -1080m
所要時間(休憩含)/6時間10分(8:40〜14:50)|出会った登山者/2人
EC-03走行距離/16.2km|累積標高差/+489m -290m|消費電力/約60%(一部パワーモード)

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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