作成者/管理人   2014年3月下旬実行
赤岩山〜古賀志山〜鞍掛山



このサイトは始める前に1度だけ登った事のある古賀志山へ行ってきた。
古賀志山と言えばゴツゴツとした岩混じりの山容で危険な香りがプンプンする。
しかし、前回来た時は森林公園の駐車場から王道ルートを周回しただけなので危険を感じる事は全くなかった。
今回は隣接する赤岩山から鞍掛山まで縦走したのでそれなりに怖い思いさせてもらった。

ルート/駐輪地⇒432.7m三角点⇒赤岩山⇒546m標高点⇒御岳⇒古賀志山⇒559m標高点⇒手岡峠⇒431m標高点⇒猪倉峠⇒鞍掛山⇒鞍掛神社奥ノ院⇒林道出合⇒駐車地



 



駐車地から取り付き予定地まで自転車でやってくる。


ここから取り付いた。


作業道があったのでそれを利用させてもらう。


右側に目印を発見する。


覗き込むと濃い踏み跡が付いていた。
因みに標識は存在しない。


やがて踏み跡は2方向に分かれる。
私は左方向を進んだ。


ここで尾根に上がる。


その近くにはプレハブ小屋があった。
これは、こちらへ来る前に何処かのサイトで見かけていた。


小屋の入口にはドアがなく現在は全く使われていなかった。


岩が混じり初め勾配も急になってくる。
岩を避けるように踏み跡が付いていたのでそれに沿って上へ上がる。


トラロープが出てきた。
なくても上がれそうだったが折角なので使わせてもらった。


最初の目的地、432.7m三角点に到着した。
先人の足跡が沢山あったので予想以上にすんなり来られた。
ただ、当日は風が恐ろしく強く通常の数倍の恐怖を味わえたと思う。(苦笑)


ご褒美のような日光連山の景色が出迎えてくれた。


432.7m三角点の先も岩場だらけだった。


時々、素晴らしい景色に出会えるのだが何しろ風が激しくて画像を撮る余裕がなかった。(汗)
やっぱ、こう言う時は片手で操作出来るコンデジに限るよなとブツブツ独り言を言いながらが1枚写した。^^


赤岩山に到着した。


赤岩山は開けた部分があまり存在しない。
高原山付近しか良く見えなかった。


赤岩山の直ぐ先には、こんな人工物があった。
ハングライダーorパラグライダーの滑走路だそうだ。
大分、劣化していて明らかに使われていなかった。


赤岩山を過ぎてから最初の展望地である。
この先、要所要所でこのような景色が見えていた。


パノラマ画像もどうぞ。


特徴的な岩が目の前に現れた。
多分、名前の付いた岩だと思う。


546m標高点に到着した。
ここからの景色も素晴らしかった。


この辺りは巻き道になる。
正面突破したり巻いたり忙しいルートだった。
凄い事に全く案内が出ていなかった。^^
山慣れしてない方は不安になると思うので近づかない方が賢明かな。


人が入れそうな洞穴があった。
人工的なものなのか自然のものなのか不明である。


御岳に到着した。
後から調べるとこれより東側は一般的な登山者も普通に入って来るみたいだ。


御岳からは北側の景色が素晴らしかった。
ただ、今までも見えていた方向なのでなんの感動もなかったけど。


これは社殿跡になる。


登山道は2方向に分かれていた。
て言うか前回来た時は正面(古賀志山方面)から来て右方向へ進んでいる。


古賀志山に到着した。


登山者が沢山居たので画像だけ写してさっさと先へ進んだ。


ここを左折する。
正面へ進むと展望地があるのだが前回行ったので今回はスルーした。


やや急な下りが続く。


下り切ると富士見峠になる。
前回来た時はこの右側から上がってきた。
つ〜事でここからまた未知のルートになる


伐採地でまた視界が開けた。
お馴染みの景色が目の前に広がっていた。


それと先ほどまで居た古賀志山や。


その手前の尾根も見えていた。


細野ダム方面との分岐である。
赤岩山付近と違いこちらは沢山の標識が出ていた。
しかし、全てが正規ルートかは分からない。


ロープが設置されている少しだけ急な上り勾配を上がるとこの標識が見えてくる。
この辺りが559m標高点になる。


前方にロープが垂れ下がった凄い岩場が見えてきた。
これを上るのかよ?(滝汗)


と思ったら右に旋回していた。
しかし、この後の鎖場(画像なし)が本日最大の難所だった。(汗)


この小ピークは濃い踏み跡が2箇所あって間違えそうになった。
何故だか標識は出ていなかった。


三峰山、腰掛岩分岐。
方向的に三峰山とは383m標高点の事かな?


明らかに峠である。


やっぱり、正解だった。


手岡峠から約100m進んで494m標高点との分岐に至る。


そこでランチにした。


ここで北尾根方面と分かれる。
おっと、この真新しい標識は手岡峠の標識と作成者が同一人物っぽい。


地形図を見るとこの先が急勾配になっていたが登山道が上手く出来ていて危なげなく下りられた。


急勾配を折り切った所が猪倉峠だった。


鞍掛山までの最後のピークに到達した。
枝の隙間から鞍掛山のシルエットが見えていた。


最後のピークから一気に下る。
後は多少の下りがあるが基本上り勾配である。


かなりデカイ標識が見えてきた。


標識の所を10mちょっと左に行った所が鞍掛山だった。


本日、3個目の三角点をゲットだぜ。


反対方向にもしっかりとした踏み跡が付いていた。


カロリー補給をして来た道を引き返す。


デカイ標識の所を左方向へ。
この標識によると頂上の先は大岩と言う所に至るようだ。


標識に従い鞍掛山神社方面へ進む。


標識の直ぐ先が鞍掛山神社の奥の院だった。
て言うかどこにでもある普通の祠じゃない。


急勾配を下る。
鎖が設置されているのでそれにつかまりながらゆっくり下る。


急勾配が収まってきた。
何時の間にか鎖もなくなっていた。


なにやら標識である。


標識によると私は岩コースを下ってきた事になる。
て言うか頂上をそのまま進んでも良かったのかよ。
知っていれば確実に尾根コースを選択したのに。。。


ここの右側が。


鞍掛山神社のようだが建物のようなものは何処にも見当たらなかった。


少しの間、沢の中を歩く。


やっとマトモな登山道になってきた。


鳥居が現れた。
そろそろ終盤って感じになったきた。


なんだよ、これを頂上に設置してくれれば岩コースなんか使わなかったのに。(苦笑)


林道に突き当たって登山道は終わりとなった。


ちと分かり辛いがここから舗装路になる。
通行止めだったがそこを右折する。


通行止めだけあって酷い荒れようだった。
ただ、軽の4駆なら普通に走れると思う。


これが1番メジャーな古賀志山の登山口になる。


森林公園の駐車場に到着した。
しかし、本日ここは利用していない。
朝、自転車で出発する時は、まだ開いていなかったのである。








今回のルートは、当サイト史上、最も危険な場所だった。
多分、以前の自分だったら心臓バクバクな場面が多々あったと思う。
現在は沢山場数を踏んでいるので恐怖を感じる事は殆どなかった。
ただ、落ちるとヤバイ所が数箇所あったので緊張感だけは切らせないよう心がけていたけどね。
まぁ、こう言う岩場の多いコースは積極的に歩きたくないのが正直な気持ちである。

歩行距離/12.8km|累積標高差/+1513m -1510m
所要時間(休憩含)/7時間30分(8:20〜15:50)|出会った登山者/30人位
自転車走行距離/7.8km|累積標高差/+73m -76m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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