作成者/管理人   2014年3月下旬実行
鳴神山〜吾妻山縦走+藪山



大分、雪の影響がなってきたので標高が1000m近い鳴神山へ行ってきた。
勿論、鳴神山単発では、なく尾根続きの吾妻山まで縦走した。
この縦走路、去年の10月に登った根本山と繋がっているので何時かは歩こうと思っていた。
出来れば公共交通機関を使って縦走したかったがバス停の位置や駐車地の関係上、厳しいと判断。
今年の正月以来、全く動かしていなかったEC-03を久々に出動させた。

ルート/駒形登山口⇒734m標高点⇒鳴神山⇒肩ノ広場⇒811.5m三角点⇒三峰山⇒金沢峠⇒大形山⇒西方寺沢の頭⇒萱野山⇒村松峠⇒吾妻山⇒330m標高点⇒県道342号線出合⇒赤城神社



 



人様のWebサイトを見て知っていたが一般ルートは工事をしていた。
奥の方に駐車場でも作るのだろうか?


※5年前の画像
パソコンの中に登山口の昔の画像が眠っていた。
その時と大分、変わっていたがデジカメの解像度もアホみたいに変わっていた。w
技術の進歩って凄いね。^^


実は5年前に来た時、一般ルートを使って鳴神山に登っている。
つ〜事で今回は非正規ルートを使った。
登山口のここから取り付いた。


このルート序盤に岩場がある。
これがこのルート、最大の難所だった。
結構、右へ左へと踏み跡があったが正面突破が正解になる。
私も最初右へ巻こうと思ったが逃げ場がなくなり結局正面に戻ってきた。^^
まぁ、上り方向なら見た目ほど危険な場所では、ないけど。


岩場を過ぎると歩き易くなる。
この時季、藪も無いに等しかった。


植林地に入ると更に歩き易くなる。
ただ、場所によっては勾配がキツかった。


ここで右側から来る尾根に接続する。


右側の尾根を見ると凄い数の目印が付いていた。
下りは、こっちを使った方が安全なのかな?


左方向にトラバース道が出来ていた。
勿論、それを使った。


この辺りでトラバースは終わりとなる。
ここを左方向に進むと登山口から延びる林道出られる感じだった。
地形図で見るとそっちの方が勾配が緩かった。


赤い杭が打たれていた。
多分、林業関係のものだと思う。


この辺りは、やけにスッキリしていた。
と言うのも所々伐採してあった。


734m標高点に到着した。
距離的に鳴神山までの中間地点になる。


危険な場所は存在しなかったがまた、岩が出てきた。


何やら手作りの標識が付いていた。
劣化していて文字が読み取れなかった。


保安林の標識だと思う。
こう言う物ってどう言う基準で立てる場所を決めるのだろうか?


頂上に近づくとこの黒っぽい植物が目立ってくる。


北側の視界が開けてきた。
遠くに日光付近の雪山が見えていた。


初めてハッキリと鳴神山が確認出来た。
確か標高差100mは、なかったと思う。


頂上の手前になると再び岩場になる。
ここも危険箇所は全くなかった。


これは方向的に赤城山だと思う。
まだまだ雪が深そうだ。


本日、最初の祠である。
この後、20個ほど見かける事になる。


先ほどと同じタイプの標識がまた付いていた。
これも文字が読み取れなかった。


ここで座間峠方面からの一般道と接続する。
取り合えず藪ルートは終わりとなった。


仁田山岳に到着した。
最近まで知らなかったが鳴神山には2つの頂が存在する。
仁田山岳は開けた場所がなく殆ど登山者が来ない感じだ。


ここが鞍部になる。


もう1つの頂の桐生岳に到着した。
以前、鳴神山に登った時は、こちらにしか来なかった。


三角点と思ったら基準点だった。


桐生岳からの素晴らしい眺めを堪能していると2人の登山者がやってくる。
その内の1人の方にいきなり大宮ナンバーの人と言われた。^^
どっから登ってきたとは聞かれなかったけど。w
いわゆる常連さんでこの付近の山の事を色々説明して頂いた。


2、30分桐生岳に滞在しただろうか。
鞍部に戻り吾妻山方面へ進む。


鳥居を潜る。


鳥居の左側が神社になる。


その直ぐ先が一般ルートとの分岐点だった。
この辺りが肩の広場と言う場所になる。


縦走路は良く整備されていた。
常連さん達の話によると平日は縦走する登山者は殆ど居ないそうだ。
この日、私が見かけた縦走している感じの人はトレランの方1人だけだった。
当然、トレランの方は往復だろうけどね。


所々標識が設置されていた。
コースタイムも載っていて非常に親切だった。


811.5m三角点に到着した。
鳴神山で発見出来なかったので本日最初の三角点になる。


三峰山に到着した。
ここの存在は全く知らなかった。
地形図に載っている697m標高点が三峰山になる。


三峰山には巨大な祠と石仏が置かれていた。


大形山のシルエットが見えてきた。


明らかに地形的に峠に見えるが。


やっぱり。^^
お〜、ここが吾妻山までの中間地点なんだね。


金沢峠から100mちょっと標高を上げると大形山に到着である。


大形山で2個目の三角点をゲットだぜ。


※オンマウスで前回のランチの画像
大形山でランチにした。
イス位あるのかと思っていたがそんなもの何処にもなかった。
鳴神山〜吾妻山までの縦走路には休憩施設みたいなものが殆ど設置されていなかった。
そうそう、この画像を見て気付いたのだがおにぎりが前回の山行と全く同じだった。w


どっかのサイトで見かけたが手作りの慰霊碑があった。
∧(-ロ- ) 合掌・・・


伐採地が展望ポイントになっていた。
大分、市街地が近づいてきた事を体感出来た。


パノラマ画像もどうぞ。
正面の山の後ろのコブが吾妻山になる。


何処に至るか分からないがこの標識の左側にルートがあった。
多分、非正規だと思う。


左方向にちょっとした展望地である。
どの尾根がこないだ歩いた県境尾根だろうか?


西方寺沢の頭に到着した。
伐採地から見えた正面の山がこの辺りだと思う。


西方寺沢の頭の直ぐ先には568.3m三角点峰である。
この場所は登山道から少し外れているがGPSにデータを入れてきたので忘れず来る事が出来た。


て〜言うか一応名前が付いてるじゃん。


萱野山からの下りがやや急勾配だった。
木につかまりながらゆっくり下りた。


ここで一般道と接続する。


両側に登山道である。


なんだ、ここも峠か。


階段が出てきた。
後から気付いた事だが既に関東ふれあいの道を歩いていた。


桐生岳にもあったが登山道のど真ん中に基準点があった。
理由は分からないが桐生市って基準点が多いね。
たまたま、目に付いただけだろうか?


吾妻山の手前のピークに到達した。
ピークには反射板が設置されていた。


反射板の近くには、謎の石積みである。


吾妻山までの最後の上りになった。
相変わらず階段があったがなるべく避けて歩いた。


吾妻山に到着した。
鳴神山から4時間のコースタームになっている。
一生懸命歩いてないがそこまではかからなかったかな。


景色は文句なしに素晴らしかった。
地元の方の話だと大分霞んでると言っていたが十分過ぎる景観だった。


期待通り?のパノラマ画像も貼っときます。^^


三角点は石の下敷きで見えなかった。('A`)


吾妻山にある祠も三峰山にあったのと同じ位、デカかった。


一般的なルートは、ここを左に下りるようだ。
私は青葉台方面へ直進した。


www


画像では、なんでもない感じに写っているが結構急勾配だった。


急勾配を下り切ると穏やかな尾根歩きになる。


左方向に展望地である。
見える方向は殆ど一緒だったが吾妻山からの景色より大分落ちていた。


ちゃんとした標識が出てきた。
私は、てっきり準登山道なのかと思っていた。


330m標高点に到着した。
何故だかブロックが置かれていた。


今度は右方向に展望地である。
近くに手作りの標識があって川内2目と書かれていた。


ここから登山道は尾根から外れていた。
どうしようかと思ったが尾根の方に進んでみた。


藪は、手で掃える程度だった。
踏み跡は殆ど付いていなかった。


植林地に入ると藪が減ってくる。


予定ではEC-03を停めてある神社の方へ行こうと思っていたが犬が吠えていたので反対方向に進む。


人工的な地形になってきた。


民家の脇に出た。
良く見ると完全な廃屋だった。


おっと、登山道の標識である。


標識によると既に登山道を歩いていた事になる。


ここで県道342号線突き当たる。
右折してバイクの駐車地へ向かう。


ちょっと予定と違ってしまったが朝、バイクを停めた赤城神社に無事到着した。
下界は風が強かったみたいでシールドには沢山の埃が付いていた。(汗)








さすがに人気のコースなだけあって鳴神山〜吾妻山の縦走路、中々いいコースだった。
更に前半の非正規ルートも変化があって正規ルートの何倍も面白かった。
体力的にも激しいアップダウンが少なく距離の割りにすんなり歩く事が出来た。
ホントお勧めコースです。
と言いたい所だが連絡が悪かったり非正規ルートが混じってたりでそう言えない所が非常に残念である。

歩行距離/14.5km|累積標高差/+1283m -1549m
所要時間(休憩含)/7時間50分(8:10〜16:00)|出会った登山者/20人位
EC-03走行距離/8.8km|累積標高差/+275m -9m|消費電力/約50%(オールパワーモード)

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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