作成者/管理人   2014年2月中旬実行
三毳山縦走



記録的な大雪が2週も続いてしまった。
山は登れる状態か分からなかったが取り合えず登れる可能性が高い超低山で関東平野の端っこにある三毳山へ向かった。(2回目の大雪の3日後)
雪は現地に着くまでちょろちょろ程度で現地も綺麗さっぱり消えていた。
当日は圏央道(高尾〜北本)と北関東道(高崎JCT〜伊勢崎)がまだ通行止めだったのでダメ元で来てみたがいい方に外れたみたいである。

ルート/みかも山公園南口広場(駐車地)⇒取付ポイント⇒わんぱく広場⇒三毳神社奥社⇒中岳⇒みかもの関跡⇒三毳山(青竜ヶ岳)⇒160.5m三角点付近⇒かたくりの里⇒みかも山公園南口広場(駐車地)



 



駐車地から道の駅の横を通り西へ向かう。


佐野と岩舟の境界付近までやって来る。
登山道があるのかと思っていたがそんなもの何処にもなかった。
実は本日、こちらへ来るつもりでは、なかったので良く調べてこなかった。^^


踏み跡等見当たらなかったがこの斜面から取り付いた。


藪は多少あったが手で掃える程度だった。


4、50m上がって尾根に乗った。


赤い杭が出てきた。
境界を示す杭だと思う。


場違いな人工物が目の前に現れた。
これは、わんぱく広場と言う施設になる。
後から調べると三毳山の南側は大きな公園になっていた。


一旦、舗装路に出る。


わんぱく広場は有料だった。
当日は休館日で誰も居なかった。


休館日じゃなければ乗り物も運行しているみたいだ。


登山道は舗装路の向こう側に続いていた。
て言うかここから正規登山道になる。


階段が出てくるが段差が低いので歩き易かった。


登山道には名前が付けられた巨石が幾つもあった。


また、人工物である。


人工物は展望台だった。
急ぐ山行では、なかったので上がってみる事に。


お約束?の景色を載せておくとしよう。
こちらが足利方面で。


こちらが群馬・新潟方面で。


こちらが関東平野方面になる。


展望台を下りると大量の雪が残っていた。
地表の温度が低いのだろうか?
それとも吹き溜まり?


この人工物も展望台になっていた。
勿論、上がってみた。


先ほどの展望台からも見えていたが筑波山方面の景色になる。
こちらの方が遮るものがなくクリアーな景色だった。


日光方面もこちらの方が展望が良かった。
真ん中、辺りの横に走る尾根が去年の3月に歩いた金原山〜三床山に至る縦走路になる。


※オンマウスで標識拡大
岩にへばり付いた神社である。
確かこの岩が大きさ的には1番デカかったと思う。


ここは滑りそうで怖かった。
雪のない右側を通って下りた。


一瞬また、舗装路になった。


神社のような建物が見えてきた。
これは三毳神社奥社になる。
登山者が数人居たのでスルーした。


ハングライダーとパラグライダーの滑走路があった。
高い所が苦手な私は、この手の遊びをやる人の気持ちが全く理解出来ない。^^


滑走路からの景色である。
丁度、先月歩いた岩瀬から筑波山に至る尾根が正面に見えていた。
大雪が降ってしまったので一本杉峠からの続きは何時になるのだろうか?


得意のパノラマ画像もどうぞ。


序に引き返す途中、下から撮った画像も載せときます。


中岳に到着した。


中岳で登山道は2方向に分かれていた。
どちらへ進むか迷ったが地形図を見て山頂広場方面へ進む。
後から知った事だが青竜ヶ岳と言うのは三毳山の頂上だった。


中岳からの下りは北斜面なので雪がタップリ残っていた。
コケないように慎重に下りる。


舗装路に飛び出した。
画像の通り東屋があったので。


ランチにした。


東屋の辺りからのルートも分かり辛かった。
実はランチ中この辺りをウロウロしていた登山者を数人見かけた。
完全に進むべき方向を見失っていたようだ。
人の事は言えないが地図かガイドブック位持ってくるべきである。^^


また、名前の付いた岩が出てくる。
どれも特徴のないものばかりだった。


大雪の影響だと思うがコース上に大きい枝が倒れていた。
下を潜って通過した。


峠みたいな場所である。


峠みたいな場所は、みかもの関跡だった。
解説の標識等見当たらなかったが昔の関所って事かな?


この舗装路以降、北側の出口まで舗装路は出てこなかった。


西駐車場分岐。
踏み跡がなかったので大雪の後は誰も歩いてないと思われる。


東駐車場分岐。
ホント分岐が多かった。
案内図がないと混乱するかも?


つ〜事で案内図(配置図)を拾ってきた。
元ネタは、こちら


三毳山の山頂が近づくと段差が大きくなり若干であるが歩き辛くなる。


人工物が見えてくると。


三毳山に到着である。
当たり前だが本日の最高地点になる。


下の方には佐野SAが見えていた。
本日、雪が多かった場合ここに車を停めて三毳山に登ろうと言う案もあった。


三毳山の先は多少であるが雪が深かった。
注意してゆっくり下りる。


今までより極端に踏み跡が少なくなる。
大雪後、2、3人しか入ってない感じだった。


地形図によるとこの辺りから勾配がキツクなる感じだった。
その右側から。


藪ルートに入る。
最初は急勾配だったので木につかまりながら下った。


30m位標高を下げると勾配が緩くなる。


なにやら標識が現れた。


今、私が下りてきた方向を見ると登山道が通っていた。
折角、苦労して下ったきたのに正規ルートがあったとは。
アホみたである。(汗)


正規ルートに接続した場所は分岐点になっていた。
この後、山つつじの道方面へ進む。


右方向に展望地があった。
多分、下界との標高差100m位だと思う。


後ちょっとで160.5m三角点と言う所でまた藪ルートに入る。
160.5m三角点がある事が分かっていれば確実に入らなかったよ。
やっぱ、最低限の予習は、しないとダメですな。


平らな部分が見えてきた。
尾根に乗るつもりで歩いていたが下向きに進路を取ったため谷に下りてしまった。(汗)


ここで先ほど別れた登山道(かたくりの里管理センター方面)に接続する。


このまま下山しようとも思ったがまだまだ時間があるので右方向に入って軌道修正する。


あれ〜?
なんか登山道に突き当たったぞ。
これは山つつじの道の末端部分だった。
余計な事をしたお陰で160.5m三角点に寄れなかった事になる。(苦笑)


この標識の手前から4回目の藪ルートに入る。


踏み跡はハッキリしたものが存在しなかった。
わざわざ入ってくる物好きは、あまり居ないと思われる。
藪は多少程度で不快になる事は、なかった。



ネットみたいなものが出てきた。
殆どが倒れかかっていて酷い状態だった。


ネットは簡単に潜れたが足元が悪いのと藪が凄かったので安全を考えて引き返す事に。


帰りに反対側を確認すると凄まじい藪だった。
引き返して正解だったようだ。
ただ、後から考えるとこっちの尾根に来ないで真っ直ぐ北側へ行けばあっさり下りられたかも?


山つつじの道に復帰。


かたくりの里管理センターに至る登山道に接続する。


ステージのような施設があった。
これは何に利用するのだろうか?


ステージの近くには案内図が設置されていた。
この標識によると既にかたくりの里を通過した事になる。


最初の民家の所で舗装路に飛び出した。


これがかたくりの里の管理センターになる。
やってる感じがしなかったので冬場は休業かも?


旧国道50号線に突き当たる。
後はGPSを見ながらなるべく大通りは避けて駐車地へ向かった。








多少の残雪と余計な事を何回もしたので通常の倍近いコースタイムになってしまった。
コースは、いわゆる初心者向けだったが展望ポイントが数箇所あってそれなりに楽しめた。
ただ、5、6回出てくる舗装路がちと鬱陶しかったかな。
まぁ、記録的な大雪の直後なので贅沢な事を言ってる場合じゃないけどね。
正直、自分の中では三毳山は最後の切り札的な山だった。
なのでまた今回みたいな大雪になったら。。。
完全にお手上げである。('A`)

歩行距離/10.1km|累積標高差/655m
所要時間(休憩含)/5時間5分(10:35〜15:40)|出会った登山者/12、3人

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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