作成者/管理人   2014年1月中旬実行
マイナー尾根で諏訪岳を縦走する



今年、最初の栃木の山は諏訪岳を選んでみた。
このサイトには載せてないが丁度1年前、諏訪岳は登頂済みである。
その時はデジイチのレンズを2本、買った直後でそれの写りを確かめる目的で登っている。
定番ルートを辿って唐沢山まで縦走した。(正確には往復)
なので諏訪岳には、もう来る事がないと思っていた。
しかし、地形図を見ていて歩きたくなるような尾根が目に入ってしまい、また来てしまったのである。^^

ルート/京路戸公園⇒萬福寺付近の取付ポイント⇒諏訪岳北尾根出合⇒一般登山道出合⇒諏訪岳⇒京路戸峠⇒一般登山道から離脱⇒227m標高点⇒164.0m三角点⇒舗装路出合(富士町)⇒羽黒神社(駐輪地)



 



登山口にある駐車場から工業団地の方へ引き返す。
駐車場から諏訪岳と逆方向へ進む登山者は相当珍しいと思う。^^


取り付き予定の尾根が見えてきた。
ただ、すんなり取り付けるのだろうか?


と言うのもストリートビューで見るとこの付近イノシシ避けだと思うが柵で囲われていた。
実際に来てみると人間の身長より遥かに高く越えるのは無理っぽかった。
上手い具合に作業道があったので山の奥へ入る。
注意深く探ると針金で留めてある山との出入り口を発見する。
そこからお邪魔した。(入った後、再度針金でしっかり留めた)


山の中は所々踏み跡が付いていた。
しかし、倒木が多く自分の進みたい方向へは中々行けなかった。


ここで尾根(諏訪岳北尾根)に乗った。
この辺りは藪が少なかったがこの先は、そうでもなかった。


踏み跡は、それなりにあったので歩く人は居るみたいだ。
ただ、人間が屈まないと通れないような所にも付いていたので獣道だったかも?


スッキリした場所に飛び出した。


反対側を見るとこちらも藪がなかった。
後から地形図と照らし合わせると境界尾根と合流した所だった。
一応ここからは正規ルートのようだ。


手作りの標識が出てきた。
右へ進むと車を停めた駐車場で左へ進むと藤坂駐車場に至る。
それから私が来た方向が藤坂ロックガーデンになっていた。


また、標識である。
ここからも駐車場に行けるようになっていた。
多分、先ほどの分岐から延びる登山道と繋がっていると思われる。


頂上の直ぐ手前にも分かり辛いが分岐がある。


ここは標識等設置されていない。
何故、そんな事を知ってるかと言うと去年諏訪岳に登った時、上りで使ったのだ。
結構急なので下りには向かないと思う。


諏訪岳に到着した。
1年前にも来ているので何も感じるものがなかった。


おっと、1年前と標識が変わっていたと言うかバカデカイやつが新たに付けられていた。
それよか凄いものが写ってるんだけど気付いた?


お〜(^◇^)


景色を5分程度楽しんで早々に下山した。


下山ルートは2つあるのだが前回使わなかった境界を通るルートを選択する。


途中、頂上より素晴らしい展望ポイントがあった。
頂上の倍程度の広い視野だった。


パノラマ画像(合成)も撮ったのだが前回もあったカメラの中のゴミがまだ残っていて酷い画像になってしまった。(涙)


ここで尾根伝いの登山道と合流する。


と同時に関東ふれあいの道になる。


京路戸峠に到着した。


早くも京路戸峠でランチにした。
本日、スタート時間が遅く、既に12時を回っていた。
出発前、菓子パンを食べてきたので軽めのランチとなった。


京路戸峠の南側を見ると明らかに登山道である。


ただ、標識には載っていない。
後から来た地元の方によると以前は、それなりに人が通る登山道だったそうだ。
地形図を見ると5、60m下ると谷になり、その500m先が車道だった。


関東ふれあいの道と言う事で階段が結構設置されていた。
角度的にここなんかは必要性がないと思うが。


またここから非正規ルートに入る。
案内は出ていなかったがしっかりしたルートが出来ていた。


気持ちのいいトレイルが続く。
同じマイナールートでも先ほど歩いた諏訪岳北尾根とは全然違っていた。


ちょっとした展望地になった。


日光方面や。


先ほど登った諏訪岳。


そして岩舟JCTまで見渡せた。
地形図を見ていて、もしかしたら見えるんじゃないかな?と思っていたがホントに見えるとは。^^
何回もここを通過してるのでちょっとだけ嬉しい気持ちになった。


案内等ないが梅林公園との分岐になる。
梅林公園は1年半前の林道ツーリングでデポ地に使わせてもらっている。
この先はネットの情報を見付ける事が出来なかったので藪が多かったら引き返すつもりだった。


※オンマウスで1年半前の梅林公園からの画像
227m標高点に到着した。
多分、梅林公園の東側に見えていた小ピークが227m標高点だと思う。


227m標高点からは、やや急勾配だった。
ただ、地形図で見るより大した事なかった。


何時の間にか北関東道を越えていた。
GPSの地図には北関東道が載ってないので全然気付かなかった。


寄るかどうするか迷ったが164.0m三角点へ行く事に。
するとトラバースルートが出来ていた。
それなりに歩く人が居るようだ。


164.0m三角点に到着した。
思ったより開けた場所では、なかった。


164.0m三角点でおやつタイム。
そうそう、スーパーで粉の甘酒を発見したので持ってきた。
思ったより美味しく冬場の登山の定番になりそうだ。^^


ちょっとした関東平野を見渡せるポイントがあった。
この辺り、明らかに人工的な地形だったのでもしかしたら城跡(大綱山城)?と思ったらその通りだった。(後日、ネットで調べて分かった)


大綱山城跡を過ぎるとルートは明瞭になってくる。


完全に登山道になった。
ただ、尾根から外れる一方だったので軌道修正する。


しかし、尾根には踏み跡が無く藪が増えてくる。
歩けない程でもなかったが出口に取り付き地点のような柵があると厄介なので先ほどの明瞭なルートで下山する事にした。


案内は全くなかったがこの通り立派な登山道だった。
大綱山城跡のために作ったのだろうか?


水がない沢が出てくると勾配が緩くなる。


ため池である。
ため池は合計3つあった。
何故だか地図には画像に写ってるやつしか載っていなかった。


もう直ぐ山から出られると言う所で藪が増えてくる。
人1人通れる位の空間があったので全然問題なかったが。


ここから舗装路になる。
あれ?柵がなかったぞ。
不思議な事にこちら側にはイノシシ避けの柵が存在しなかった。(罠は見かけたけど)


これが歩く予定だった尾根の端っこである。
見た感じこの辺りにも柵は無い感じだった。


予定より少し舗装路歩きが多くなったが無事駐輪地に到着した。








レポの中でチラッと触れたが今回からGPSmap62sを導入した。
去年の後半から本国で約200ドル(バーゲン時)で売られるようになりそろそろ買い時かなと思いポチってしまった。(国内でも3万円程度が買える)
安くなったのには理由があってグロナス対応の64シリーズが近い内に発売されるとの事。
使った感想だが精度的な差は正直良く分からない。
ここ2、3年以内に発売されたGPSを使った事のある方なら分かると思うが厳密に比べない限り精度の差は全く感じられない。
ただ、標高データだけは気圧計が付いた機種の方が精度が安定している。(以前eTrex20を使ってそう感じた)
今まで使った機種よりGPSmap62sの方が優れてる点は画面の描写がスムーズ。
多分、パソコンで言う所のCPUが少し利口で処理能力が早いんじゃないかな?
それとGPSmap62sは誤操作が全くない。
私は何時もGPSをザックのベルトに剥き出しに付けている。
その際、今まで使ってきた機種はボタンが触れてしまい現在地以外の画面になってる事が多い。
なので一々、現在地に戻すのだがこれが1日何回もやるので凄く面倒だった。
それがGPSmap62sだと全くボタンが触れないようで常に現在地を表示している。
これは使った本人にしか分からないかも知れないが大変ありがたい特性なのである。
ネガな点は測位がグロナス対応のeTrex30に比べると若干遅いかな。
後、少し重量と大きさがあるので手の小さい方は扱い辛いと思う。
どちらにしてもGPSmap62sを購入して大変満足している。
当分の間、GPSmap62sが山歩きの頼もしい相棒でありこのサイトを作る上での重要なアイテムになるのは間違いない。

歩行距離/10.9km|累積標高差/+770m -817m
所要時間(休憩含)/5時間10分(10:40〜15:50)|出会った登山者/3人
自転車走行距離/10.8km|累積標高差/+84m -37m

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin GPSmap62s
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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