作成者/管理人   2013年8月中旬実行
地蔵岳〜鈴ヶ岳〜五輪尾根



連日、35度以上の猛暑が続いている。
今週は家でクーラーに当たってのんびりしたい気分だったが夏休みを来週に控え、そんな流暢な事を言ってられない。
出来るだけ足慣らしをしておかないと後で苦労するのは自分である。
行き先だがお盆の週なので高速だけは、絶対避けたい。
と言う事で私の自宅から高速を使わないで気軽に行ける唯一の高所、赤城山へ行く事にした。

ルート/小沼駐車場⇒八丁峠⇒地蔵岳⇒新坂平⇒姥子峠⇒鍬柄峠⇒鍬柄山⇒大ダオ⇒鈴ヶ岳⇒大ダオ⇒林道出合⇒出張峠⇒出張山⇒野坂峠⇒薬師岳⇒陣笠山⇒五輪峠



 



平地と違い赤城山は涼しいとは言わないが全く暑さを感じなかった。
朝、8時の時点で20度ちょっとだった。
勘違いしていたがこの辺りの標高は1500m弱とかなり高かった。
私は1200m程度だと勝手に思い込んでいた。


最初は少しだけ舗装路歩きになる。


八丁峠の直ぐ先を右折する。


ここから登山道が始まる。
ガイドを見て知っては、いたが階段の登山道だった。


少し上がると後方に小沼が見えてくる。


大部分が階段かと思ったが登山道らしい場所も存在した。


GPSを見て分かっていたが頂上の手前で勾配は緩くなる。


小沼の左側に見えるのは車を停めた駐車場である。
肉眼で自分の車がハッキリ確認出来た。


頂上付近にある電波塔が見えてきた。
地蔵岳には、このような施設が沢山建っている。


最初の目的地の地蔵岳に到着した。
駐車場から約40分の行程になる。


頂上には沢山の石碑が置かれていた。


景色は大沼、黒檜山方面が素晴らしかった。
画像左側の尾根が最後に歩く五輪尾根になる。


軽く休憩して続いての目的地へ向かう。
来た道をほんのちょっと引き返しここを右方向へ。
正面に見える登山道が今上りで使った登山道になる。


登山道はNHlくと国士交通省の施設の間を通っていた。


標識に従い新坂平・見晴山駐車場方面へ。


砂利と言うか岩が多い登山道だった。
本日、歩いた登山道で1番歩き辛かった。


この分岐で見晴山方面と別れる。


1枚上の分岐の先から岩は減り格段に歩き易くなった。


鉄パイプの囲いが見えてくると勾配が緩くなり更に歩き易くなる。


駐車場(新坂平)に出て登山道は一旦終わりとなる。


車道に接続して左方向へ進む。
本当は右方向へ行ってしまい20分程度のタイムロス。(ログは修正)


旧赤城道路を渡った所が鈴ヶ岳の登山口になる。
標識が控えめなので、ちと分かり辛かった。


入口から藪が張り出していた。


序盤は大きい九十九折れで高度を稼ぐ。


この標識の所で尾根に乗る。


入口から藪が多いと思っていたがこの通りである。
鈴ヶ岳は、登山者が少ないのだろうか?
まぁ、道筋はハッキリしていたので先ず迷う事はないと思う。


最初のチェックポイントの姥子峠に到着した。
あまり峠っぽくない場所になる。


ずっと森の中を歩いていたがここで多少ではあるが右側の視界が開けた。
GPSで確認しなかったが正面の山はシルエットからして黒檜山だと思う。


2つ目のチェックポイント鍬柄峠である。
この先から勾配がキツクなる。


辺りが開けてきた。
後方に先ほど登った地蔵岳が見えた。
画像右端が鈴ヶ岳登山口になる。


右方向には小沼と黒檜山である。


ちと分かり辛いかも知れないが沼田の街も見えていた。


荒山と鍋割山も見えてきた。
赤城山の主要な山が殆ど見えていた。


こちらは前橋辺りだろうか?


これが五輪尾根になる。


鍬柄山に到着した。
ここからの景色も中々良かった、
しかし、日影がなかったので画像を数枚写して先へ進む。


鍬柄山の先から林間コースになる。


おっと、細尾根である。
岩場も少々出てくる。
決してヤバイ場所では、なかったが。


黙々と下り、峠っぽい場所に至る。
ここが大ダオと言う場所だった。


鈴ヶ岳の頂上までは2箇所鎖場(ロープ)がある。
ただし大した難易度ではなくロープを使わなくても上る事が出来た。
下りも同様だった。


一旦、勾配は緩くなる。


また、岩場が出てきた。
こちらは先ほどと違いロープ等設置されていなかった。


頂上に近づくと石碑が数個置かれていた。
見た感じどれもそんなに古いものではないと思う。


鈴ヶ岳に到着した。
途中、トレランの方に抜かれたがそれ以外、誰とも会わなかった。
頂上も貸切だった。


頂上には、このデカイやつのほか、数個の石碑が立っていた。


景色はイマイチだった。
途中の鍬柄山付近に比べると大分落ちる。


本日、初めて持ってきた新兵器である。
来週の縦走登山に向けて先日、購入したものになる。
実際使ってみると予想以上にいい商品だった。
石や地べたに座るのと違いホント疲れが良く取れた。
今後、絶対に山へ持って行くアイテムになると思う。


鈴ヶ岳の頂上でランチ&大休止。
珍しくハンカチ代わりに使っているバンダナを広げて食料を置いてみた。
画的にも綺麗なので今後も、このやり方でコンビニのおにぎりを飾るとしよう。^^


一気に大ダオに戻り左方向へ進む。


大ダオから99%以上が下り勾配だった。
標高グラフを見ると約300m高度を下げていた。


下の方へ来ると大きい岩がゴロゴロしていた。
登山道にはかかっていないので歩きには影響なかった。


ここで林道と作業道の中間位の登山道に突き当たる。
本日の1番低い場所でもあった。


左に目をやると明らかに人工的な広場である。


広場には、この標識が立っていた。
一般車両は無理だと思うが一応ここまで車が入れるみたいだ。


約300m高度を下げたが今度は約300m高度を上げる。(汗)
最初は穏やかなダブルトラックを歩く。


やがてシングルトラックになってくる。
土砂が多かったのでもしかすると以前はダブルトラックだったのかも?


少しの間、尾根伝いに緩い上りだったがこの辺りから本格的な登山道になる。


階段が出てきた。
角度的には大した事なかったがちょっとだけ精神的に辛かった。


無心に歩いていると峠みたいな場所に辿り着く。
そこで大沼方面の登山道と別れる。
この場所が出張峠だった。


ロープと鎖が設置されていた。
路面が濡れてない限り必要性はないと思う。


出張山に到着した。
この山は赤城山の中でもマイナーな山になる。


景観は凄く良かった。
多分、そんなに登る人が居ない穴場ルートだと思う。
しかし、当日は2人の登山者が頂上で休んでいた。
もう、説明不要だと思うが小沼と黒檜山・駒ヶ岳である。


こちらも何回も出てきているが地蔵岳である。


登山地図を見て分かっていたが何箇所も分岐点が存在した。
殆どの登山道が大沼側に延びていた。


所々、大沼方面を見渡せるビューポイントがあった。
尾根歩きのいいアクセントになっていた。


また、大沼へ下りられる登山道との分岐点である。
標識によると野坂峠と言う名称が付いていた。


野坂峠を少し進むと唯一大沼側の反対方向にある登山道との分岐点があった。
この登山道、登山地図には載っていなかった。
沼田まで20kmと書かれていたがまさか登山道だけで20kmじゃないよな?


薬師岳に到着した。
先ほどの出張山と違い全く景観がなかった。
景色が良ければ休憩しようと思っていたがパスして先へ進んだ。


距離は大した事なかったが、そこそこ密度の濃い藪が出てきた。


陣笠山に到着した。


陣笠山は出張山ほどでは、ないが中々の景観が楽しめた。


つ〜事で陣笠山でおやつ&大休止。
ここまで来れば残り僅かなのでゆっくり休む。


また、分岐点があった。
右へ進むと格安キャンプマニアの間で有名な県営キャンプ場へ至るようだ。


藪が酷くなってきた。
朝、バイクを置きに来た時、ある程度は予想していたけど。


五輪峠が見えてきた。
ここからは、お得意のEC-03の出番である。








お盆休みの時期だったので人手が多いのかと思っていたが予想に反して殆ど人と会わなかった。(合計4人)
多分、黒檜山や駒ケ岳に行けばそれなりの登山者が来ていたと思うけどね。
気温も平地より10度以上低く日向さえ避ければ暑さ知らずだった。
EC-03で駐車場に戻ると近くにある温度計は25度を指していた。
まだ歩いた事のないコースがあれば真夏の赤城山、結構狙い目かもね。

歩行距離/10.4km|累積標高差/+1010m -1046m
所要時間(休憩含)/7時間10分(8:10〜15:20)|出会った登山者/4人
EC-03走行距離/4.6km|累積標高差/+141m -105m|消費電力/20%以下(オールパワーモード)

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 14mm/F2.5
GPS/Garmin Colorado300
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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