作成者/管理人   2013年7月中旬実行
三国山〜大源太山〜平標山
 



5月に三国峠〜稲包山〜三国スキー場間を縦走したがその逆側を歩いてみた。
今回のコースも地元の方に教わったコースで教えて頂いた当時、自分が実際歩く事になるとは冗談でも思わなかった。
確かに見通しが良く高展望が期待出来そうなコースだったが距離が長そうで体力的に無理だと思っていた。
改めて登山地図でコースタイムを計算するとトータル7時間半と平凡な日帰りコースだった。
ハッキリ言ってお茶の子さいさいである。
と思ってしまう私も随分出世したよなぁ〜^^

ルート/駐車地(三国トンネル新潟県側)⇒三国峠⇒三国山⇒三角山⇒大源太山⇒平標山ノ家⇒平標山⇒松手山⇒松手尾根⇒駐輪地(二居)



 



お馴染みの三国峠への新潟県側の登山口である。


登山口から15分ほど入った所にある水場で2.5L補給する。
今回のコース、もう1箇所水場があって容器さえ持参すれば水の用意は必要ない。


黙々と歩いて三国峠に到着した。


上を見ると前回と違い三国山が顔を出していた。
ただし、これは三国山の頂上付近ではない。


三国山へのルートは結構草が育っていた。
人気の山の割りにあまり手入れをしていなかった。
まぁ、タダで登らせてもらってるので文句を言える立場ではないが。


少し上がると前回歩いたコースが見えてきた。
前回は残念ながら霧の中を歩いたが本日はスッキリしていた。


群馬県側の国道17号線である。
こちらへ来る時は湯沢icを使ったが帰りはここを通って月夜野icから関越道に乗った。


所々、日光キスゲが咲いていた。
花に全然詳しくない私でもさすがに日光キスゲ位は知っていた。^^


ちと分かり辛い画像だが画像中央が有名な法師温泉である。


名前は分からないがこの花も結構咲いていた。


日光キスゲの群生地2連発。
これ位、咲いてると画像に迫力が出るね。


中間地点に到着した。
三国峠から見えたのがこの付近になる。


草の勢いがあって分かり辛いが左側に登山道がある。


頂上に行かない場合はここを左折した方が少しだけ近道になる。


先ほどからスキー場は見えていたが苗場のホテル群が見えてきた。


頂上手前の階段である。
聞いた話だが約200段あるそうだ。


階段が終わると分岐点がある。
後で左方向へ進む事になる。


三国山に到着した。
実は本日あまり体調が宜しくなかったため通常より大分時間がかかってしまった。(汗)


頂上からは群馬県側の景色が素晴らしかった。
ただ、来たのは2回目なので何の感動もなかったが。


分岐点へ戻り右方向へ進む。
因みに案内等何処にも出ていない。


3、40m高度を下げるとまた分岐点である。
ここも案内は出ていなかった。


※オンマウスで以前の画像
これから歩くルートが見えてきた。
基本的に稜線歩きになる。
前回、こちらへ来た時、地元の方にこの場所に案内され、このルートの素晴らしさを説明された。


やや急勾配だった。
段差もあってこの付近が今回のルートで1番歩き辛かった。


取り合えず底の部分までやって来た。
ここからは上り主体になる。


振り返って今、歩いてきたルートを撮影。


これから行く事になる三角山、大源太山、平標山である。
何枚か上の画像と見え方が違ってきた。


三国山を出発して1時間半近くかかって三角山に到着した。
まだ、本調子ではないため大分コースタイムをオーバーしていた。


標識のコースタイムだと三国峠まで1時間半になっていた。
これは相当健脚の人のタイムだと思う。
登山地図のタイムだと下り2時間で上り(今回歩いた方向)は2時間15分になっている。


この分岐点は大源太山方面へ。


一旦、平地になる。
GPSを見て分かっていたが。


群馬県側の視界が開けてきた。


大源太山に到着した。
後から知った事だが大源太山は群馬県の山だった
三国峠から群馬と新潟の県境を歩いていたが大源太山の頂上手前で完全に群馬県になっていた。


恒例?の頂上からの景色をどうぞ。
こちらが平標山と仙ノ倉山になる。


こちらが谷川岳方面である。
三国山の少し先から見えていたが雲が多く山容がハッキリしていなかった。


南側はあまり迫力のある山が見当たらなかった。


少ない日陰を探しておにぎりを1つ食べた。
この後、これが切欠になってみるみる体調が回復してくる。


分岐点へ戻り平標山に向かう。


開けた場所に出た。
この後、見通しのいい場所と林間コースが交互に現れる。


苗場のスキー場が横の位置になった。
三国峠から大分移動した事が体感出来た。


何時の間にか谷川岳方面の雲がなくなっていた。


※オンマウスで滝拡大
雪解け水のお陰だろうか滝である。
落差は遠いので良く分からなかったが10m位はあると思う。


山小屋に到着した。
登山地図によると平標山ノ家と言う施設になる。


※オンマウスで標識拡大
平標山ノ家にはトイレと水場がある。
水場はノーマネーだがトイレは有料だった。
折角なので利用させてもらった。


平標山ノ家でまた1つ、おにぎりを食べた。


太陽電池で動く機械である。
説明文によると登山者の数をカウントしていた。


平標山ノ家の先は、ほぼ100%上り勾配で9割以上階段が設置されていた。


湿原っぽい場所はロープで囲ってあって入れないようになっていた。


階段は凄く歩き易かった。
息が切れない程度にゆっくり上がる。


標高が上がって行くと今まで以上に景観が雄大になってくる。
埼玉の山で見る景色と大分違う。


平標山から仙ノ倉山へ至る登山道が見えてきた。
今回は歩かなかったが将来的に歩いてみたい。
その時は谷川岳から縦走をやっちゃお〜かな。^^


ほぼコースタイムで平標山に到着した。
やっとオンタイムで歩ける位に調子が戻ってきた。


平標山に到着する前から見えていたがこの平らな山が苗場山である。
6月に白砂山に登った時よりも雪が大分消えていた。


本日、歩いたルートも殆ど見えていた。


仙ノ倉山方面はガスで良く見えなかった。


こちらが平標新道である。
土樽駅付近に抜けられるみたいだ。


最後のおにぎりを食べて。


松手山方面へ下る。


松手山までは遮るものがなかった。
時々上りが出てくるがほぼ下り勾配だった。


階段が出てきた。
ただ、平標山ノ家側と違い1割もなかった。


下山ポイントが見えてきた。
こう見ると結構近いような見えるが2時間以上かかると思う。


これから歩く松手尾根である。
ほぼこの稜線に近い部分を歩く事になる。




振り返って今、下ってきたルートを撮影。
約400m標高を下げたので平標山があんなに小さくなっていた。


松手山の頂上に到着した。


頂上は分岐点にもなっている。
99%以上の人が元橋方面へ進むと思うが私はマイナーな二居方面へ進んだ。


松手山の先は林間コースになる。


凄く歩き易いトレイルだった。
草刈もしっかりやってあって安心して歩けた。


時々、障害物が現れるがこう言う場所は滅多になかった。


車の騒音が大きくなってきたと思ったら左下に国道17号線が見えていた。
標高差は200m位あったと思う。


後半に差し掛かると九十九折れの部分が出てくる。


松手山の頂上以来の標識である。


広い空間が見えてきた。


そこが林道の終点だった。
まぁ、何時もの事だがGPSで見て分かっていたが。


林道の終点で最後の栄養補給をした。


林道は草の伸び方からしてそんなに車は入って来ない感じだった。


(ピンボケスマソ)
おっと、また登山道である。
どちらを進んでもいいようだが登山道を選択する。
多分、林道をそのまま歩いた方が早かったと思う。


重機の音で分かっていたが伐採作業をしていた。


マジマジと林業作業を見るのは初めてである。
騒音が凄く10分も居たら耳がおかしくなると思う。


さすがに伐採地は歩き辛かった。


やっと伐採地を通過した。
林道を歩くべきだったと少し後悔する。


舗装路に突き当たる。
この場所が登山地図に載っている案内板ありと言う場所になる。


コースタームは松手山から1時間半になっていた。
調子が戻ってきたのでほぼ、オンタイムだった。


ここからは舗装路歩きオンリーになる。


違う林道に突き当たった。
右の標識に従い左方向へ進む。


1枚上の分岐から100mも行かない場所が駐車地だった。
ゲートは朝もオープンで多分常時開いているものと思われる。
ただ、閉められる可能性があるので4輪は中に入らない方が身のためである。





 



私は普通の人より行動範囲が広い方だが新潟県は行ってみたい場所があまりないと言う理由でそれ程、来た事がなかった。
今回の山域を歩いてみてその考えが大きく変わった。
非常に魅力的な山がある場所だと気付いてしまったのである。
確かに交通費は嵩むと思うが関越さえ乗ってしまえば埼玉からそれ程遠い場所ではない。
雪が降るまでに複数回通ってしまいそうである。^^

歩行距離/15.1km|累積標高差/+1387m -1554m
所要時間(休憩含)/9時間35分(6:35〜16:10)|出会った登山者/20人位
EC-03走行距離/10.7km|累積標高差/+319m -152m|消費電力/約45%(オールパワーモード)

カメラ/LUMIX DMC-GX1+LUMIX G 20mm/F1.7
GPS/Garmin eTrex30
Webサイト/山旅DIARY http://yamatabi-diary.com/



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